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詩歌句ノ怪
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「なるほど」
古書店近くに据え付けられたベンチに、
八神 修
と
御剣 刀
は並んで座っていた。二人の前には田山 徳二郎が立っている。修が考えている横で、刀がこう訊いた。
「特徴が分かればいいんだけど、何かあるか?」
「ああ、その本はそうだな……書物の形をしていて、タイトルはない。噂だが、和綴じで赤い表紙をしているらしい」
それを聞くと、刀もまた考え込んだ。今度は修が口を開く。
「目撃者や、脱出したことのある人間はいないのか?」
「いたとしても亡くなっていたり、忘れている可能性が高いな」
徳二郎は沈痛な面持ちで答えた。正午を告げる放送が響く。刀は努めて明るく、
「室井さんが行きそうな、本のある場所はどこだろう」
と言った。
「ああ、それなら」
徳二郎はつらつらと柳之介がよく行く古本屋の名を挙げる。ふたりは顔を突き合わせると、徳二郎に礼を言い、刀はその古本屋へ、修は図書館に向かった。
本屋、とくに古書店か、あるいは図書館か――。修も刀も目星をつけた場所は同じだった。修はスマートフォンを操作しねこったーを開くと、刀との共有用タグ#悪食韋編捜索を付けて、投稿した。
徳二郎は二人が熱心に捜索してくれることにほっとすると、ふわふわと寝子島の空を飛び始める。霊である徳二郎の姿は、通行人の眼にも入らなかった。
ぱらり、どすんと音を立てて、電話帳がのんびりと開いた。修の手が素早く動き、さまざまな情報がめくられていく。目ぼしい物を見つけると、修は手を動かしてリストの中に入れる。そしてたびたび刀の状況を見て、彼の近くにありそうな古書店の名前を送った。
「うーん、ここにも無いか……」
刀は肩を落として、敵の逃げ足もだいぶ早いぞと笑う。徳二郎に教えて貰った店をくまなく探してみても『悪食韋編』らしき物は見当たらなかった。店主に尋ねてみても、困惑したように首を傾げて、
「そんな本うちには無いよ」
の一点張りだ。刀はねこったーを開いた。そして修との情報共有を終えると、彼の調べ上げた店へと足を向ける。次こそは、と祈りながら、刀は歩を進めた。その上を、徳二郎がふよふよと通り過ぎていく――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月10日
参加申し込みの期限
2018年06月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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