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夢のふくびきや
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ふくびき・クライムアクション体験。 神嶋征一郎 結城日和
結城日和と神嶋征一郎は星ヶ丘に出現したふくびきやなる店の店主にすすめられ、福引きを引くことになったのだが。
ガラガラを回した征一郎と日和は巨大カジノが見えるビルの上にいた。
辺りは夜の闇に包まれている。紺色の空と綺麗な丸い月。響くのはサイレンの音。
状況を理解し、二人はお互いに顔を見合せ、にやりと笑った。
「じゃあ、計画通り行くか」
「おっけー。悪い人からお宝を奪い取ってあげるよ♪」
日和は着ていた黒いローブを脱いで、一瞬にしてバニーガール姿に。コードネームは「ソレイユ」だ。
「行くか」
征一郎はなんとなく黒いコートの襟を触る。黒手袋をして、準備万端。コードネーム「オリアス」だ。
「予告状はしっかり読まれたようだな。奴ら、臨戦態勢だ」
「それくらいが丁度いいよ」
「ソレイユ」
オリアスはソレイユの体を引き寄せて耳元に囁いた。
「信じてるからな」
「私もだよ、オリアス」
二人は体を離して、カジノへ向かう。
オリアスは一階男子トイレの窓から侵入した。
「なんだ、お前は!?」
タイミングよく、ディーラーが入ってきたのだ。
「待たなくて済んだ、な」
オリアスは窓の枠から飛び降りて、素早くディーラーの男に近づいた。
「何!?」
うなじに手刀を叩き込み、彼の意識を奪う。
「うぐ」
「悪く思うなよ」
服を奪って、手足を縛り、掃除用具入れへと閉じ込める。
オリアスは白い手袋と眼鏡をかけ、いざ、カジノのメインホールへ。
前方にバニーガール姿のソレイユを発見。控えめにアイコンタクトを交わし、横を通りすぎる。
ソレイユはオリアスが通り過ぎてから、酒のグラスを手に歩いてきたスーツの男の前へ走りよる。
「お待ちしておりました、風原様」
恰幅の良い中年の男、風原剛志。先ほど、カジノの支配人と親しげに会話しているのを見たのだ。
初恋の乙女の祈りが結晶化した由来がある宝石「月恋」が保管されている場所を知っているに違いない。
「おお! 新入りかね? 素晴らしい」
風原は舐めるようにソレイユの体を観察する。
それからしばらく、雑談をし、近くのソファへと座る。
「がっはっはっ、気に入った。君、これから私の部屋に来ないかね?」
「その前に風原様。とっても素敵なお宝だって聞いたから私、見てみたいなって。つ、き、こ、い」
ね?と色っぽく首を傾げボディタッチ。
ソレイユは思う。
(お仕事とはいえ。好きでもない人に触れるのはあんまり好きじゃないなぁー……。でもお仕事お仕事。彼の為にも情報を引き出さないと)
「ああ、あれかね。そうだな、支配人に言って鍵を開けてもらおう」
酔っているのか、そう言って笑う。
「鍵?」
ソレイユが不思議そうに言うと風原は得意気に胸を張った。
「メインホールの奥に扉があるだろう? あの奥のガラスケースに入っているんだ」
「扉とガラスケースの両方に鍵が……ん?」
風原が気づいた時にはソレイユの姿は消えていた。
オリアスは耳にはめていた通信機に指を当てた。
ソレイユの聞き出した情報、それはメインホールの奥にある扉の向こうということだ。
「金庫かと思ったが、大胆じゃねぇか」
オリアスはメインホールを見回し、刑事や警官の姿を確認する。予告状を受けて導入されたのだろう。
目立たぬよう、裏方へと入る。
すると向こうから、スーツに蝶ネクタイの、カジノの従業員が歩いてくる。
「お疲れ」
オリアスがそう声をかけると、従業員は歩みを止めた。
「休憩か? もうすぐ、例のショーが始まるぞ」
「そうだったか。休憩が終わったらすぐ行く」
「おう、急げよ」
従業員と分かれ、駆け出す。角を曲がる際には壁に張りついて、確認し、素早く移動する。
「ここだな」
オリアスが立ち止まったのは配電室だった。
針金を使ってピッキングをし、中へ。
「やっぱりか」
丁度こちらを向いていた監視カメラ、腰のホルダーから銃抜いて、レンズを撃ち抜く。
「ふう」
オリアスはソレイユに通信する。
ソレイユはバニーの衣装を脱いで、裏方の階段を上がっていた。
通信機にオリアスからの通信が入る。
「オリアス?」
『ソレイユか? そっちはどうだ』
「電話線は全部切ったよ。後、電波を妨害しておいたから携帯電話、スマホは使えなくなってるはずだよ」
『十秒後に照明が落ちる。手筈通りに』
「了解。ふふ」
ソレイユは煙玉を用意し、裏方の出口の扉に張り付いた。メインホールは騒がしいが、客達は違和感を覚えていないようだ。
きっかり十秒。
メインホールが真っ暗になった。ソレイユは裏方から飛び出て、煙玉をばらまく。
ホールが煙で充満したので、迷わず、奥の扉へ。
扉の前で待っていたオリアスに飛び付く。
「無事だったか」
「当たり前でしょ?」
ソレイユは片目を閉じて見せるのだった。
オリアスはピッキングで開けておいた扉の奥へと入り、ガラスケースを叩きわる。
ピンク色の光を放つ六角形のそれをソレイユが手に取った。
「素敵」
「脱出する」
「了解!」
警察がなだれ込んでくる気配。オリアスは部屋の入り口へ向かって煙玉を使い、警官たちの脇をすり抜ける。裏方へと滑り込み、階段を上がると、近くの窓から宙へと飛び出した。
ハンググライダーが開き、二人の体が安定する。オリアスがソレイユの腰に手を回した。
「ふふ。うん、やっぱり悪い人にこの宝石はもったいないね」
ソレイユは利品の宝石「月恋」にキスをする。
「……ハニートラップは仕事とはいえ…いや何でも。どの宝石よりも目の前にいる”宝石”には敵わねぇだろ」
「ありがと」
オリアス……征一郎はソレイユ……日和の頬にそっと唇をつけた。
日和は征一郎のキスに嬉しそうに応えるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月22日
参加申し込みの期限
2018年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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