パンツ、落としました｜リアクション

パンツ、落としました

●だって今日は特別な日　～パンツに自由と安らぎを

「見つかりませんでしたね。お気に入りでしたが……」
　すべての騒ぎがおわり、それぞれにどうにかパンツが戻った後も、タッマーキは通りをひとり、歩いていた。
　相変わらず、ズボンの中ではゆらゆら、すりすり。
　タッマーキのタッマーキとプリ尻が布に擦れている。
「私のスケスケおぱんてぃー……」
　大事なものと永遠の別れをしたように呟いて、悲しみのままに空を見る。
　照る太陽の眩しさに目を細め、日差しで焼けた首に、手をやって、タッマーキははたと、気がついた。

「そういえば私、本日ノーパンデーでした」

　芽吹きの春が過ぎ、人がだんだん薄着になって。
　初夏に近付く開放感に、いつもせせこましいところにおさまっているタッマーキも、せめて少しだけ、自由にしてやりたいと願ったのだった。
「忘れてましたね、はっはっは」
　タッマーキは爽やかに笑って、チャームポイントの尻をぷりんと振った。
「あふうっ、やっぱり快……感ッ……！」

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あとがき

担当マスター：瀬田一稀
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パンツを落とした皆さん、その後お元気ですか？
衣服の下に身につけるパンツが、こんなに大事な物だったとは……と、実感させられるリアクションになりました。
ご参加くださり、ありがとうございました。
楽しんでいただけたら、幸いです。

ところで、いままでいろいろなところで、いろいろなものを書いてきましたが、こんなに「パンツ」と書いたのは初めてです。

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