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パンツ、落としました
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●ノーパンツは風に弱いのです
そして忘れられているであろう、くまさんパンツの行方である。
それは変わらず、凪の手の内にあった。
出会う人に尋ね歩いて早……何十分?
そのたび相手のスカートめくって……犠牲者、何名?
そこは曖昧にぼやかすが、凪は平然平静な顔をして、この落し物通りを一人、歩いていた。
「何処にも、持ち主、居ない」
きっと困っているだろう相手に思いをはせ……たわけではなく、ただぼんやりと空を見る。
そこに「ちょ、待て、落ち付け、や、やめてっ!」と叫ぶ青年の声が届き。
凪はヤラれている男……ではなく、ヤッている少女二人に視線を止めた。
「二人、居た。赤い人、黒い人」
時音と、咲である。
ポンチョひらひら駆け寄って、二人の前に立った凪は、少女達の眼前に、拾ったパンツをつきつけた。
「くまさん、違う?」
途端、咲の顔が、いっきに染まる
「げぇ! そのパンツは……な、凪さん? 良ければ咲がそのパンツを持ち主に返すから……咲が預かるわ」
「……咲、持ち主?」
「違っ! 咲のパンツじゃ……!?」
「返す、ね」
「だから、咲のじゃないって……!」
「おやおや。随分と可愛いものをお召しで」
亨がによによと笑う。その脳天に、落ちるは時音のチョップである。
「ぐはあっ!」
「なんてことだ……あんな、くまさん……! を、はいてしまう前にっ!」
「ちょ、待って、俺なんで今、殴られっ」
「うるさいっ」
賑やかな男など、時音にとっては邪魔者に過ぎない。時音はもう一度亨に拳をぶつけ、一歩、咲に寄った。
「赤い人、咲に、えっちなこと、しようと、してる?」
咲が、うっかり自分のじゃないと否定してしまったがゆえに、とれないパンツを持ったまま、凪が振り返る。
「へえ……なかなか可愛い……」
時音はぺろりと唇を舐めた。ハンターとしての心が疼く。本命の前に、違ったものを味わうのも悪くない……。
――そのとき。
二人の視界の端で、争いに巻き込まれることを恐れた咲が、スカートに手をやった。
突如、凪を中心に風が吹きあがる!
「ひっ……」
「ちょ、ふにゃー!?」
はためくスカート、舞い踊るポンチョ!
もう押さえて隠すとか、そういうレベルの問題じゃない!
「おおおおいっ!」
「ぎにゃー! 何するのおおっ! って、見えてる、見えてるからああっ」
ごおごおと吹き上がる風に、時音と咲の悲鳴すら吹き飛ばされる。
太腿も内腿も、何もかもがいっきに丸見えだ!
「……ハハッ、もうどうにでもなれ……」
咲は完全諦めモード、死んだ魚の目になっていた。
だが嵐の中にいるかのように髪乱れ、ポンチョは何も隠していないのにも関わらず。
凪はわずかに頬を染めただけ。きょとんと目を瞬いた。
「……やりすぎた?」
「あああ、眼福だ、ここが天国かっ……」
いつの間にやら女性二人から逃れた亨が呟いた言葉もまた、風に飲み込まれる。
それは彼にとって、幸運だったと言えるだろう。
「ああ、咲のパンツがっ……」
ひらひらと飛んでいく。凪との出会いは、咲には不幸でしかなかった。
巻き起こる風と少女の叫びは、竜司の耳にもしっかりはっきり届いていた。
今の落し物通りにて、悲鳴が聞こえる理由は、おそらく一つ。
「うおー! 美少女がノーパンだと想像するだけで、えっちな妄想がとまらないぜー!」
少女への愛ゆえに、竜司の筋肉が、むきむき硬く育っていく。
彼は猛スピードで通りを駆け抜けると、時音と咲、そして凪の前に立ち、懐からレインボーパンツを取り出した。
「俺は! ノーパン主義者以外のノーパンを! 許さない!」
少女は三人、しかし取り出したパンツは二枚。
「なっ、なんでノーパンってわかって……」
次第に収まる風の中、必死にスカートを押さえて、咲が聞く。
竜司は「ははは!」と高らかに笑った。
「動きを見ればわかる……。君達二人は、ノーパン主義者ではない。だがっ」
ここで、びしいっ! と凪を指し。
「まっすぐに伸びた背筋、頬を染めながらも動揺を見せないあの表情っ! 彼女は間違いなく、ノーパン主義者だっ!!」
一同が、ついつられて凪を見る。
しかし彼女は。
「主義、違う」
あっさりきっぱり、竜司の主張をぶった切り。
「はいたことない、だけ」
「ふむふむなるほど」
竜司はレインボーパンツをぱん! と開いて、にいと笑った。
「それならば! やはりパンツは二枚でいいな。確証も得られたことだし、そちらの二名の女子にこのパンツをはかせてあげよう!」
「はかせるって……」
「そんなこと、許すわけないだろう!」
「やめろ咲に触れるなっ!」
咲と時音が順に言い、亨が立ち向かおうとしたところで、「フフフフ」と低い声が聞こえた。
スケスケパンティーを探して、ここまでやって来たタッマーキである。
「いくら下着を身につけさせるためとはいえ、勝手に女性に触れるのはどうかと思いますよ」
「そうよそうよっ! こっちにノーパン主義じゃないノーパン男子がいるっていうのに! 女性にだけはかせるなんてずるいわっ! 男女平等! 男にもパンツを!」
「ミッシェルさん! あんたにそれを言われたくはないぞっ!」
腰に抱き付く勢いで手を伸ばしてくるミッシェルをかわし、竜司はその顔に、ぺい! とレインボーパンツを叩きつけた。
「男は自分ではけ! 特にミッシェルさん! あんたは俺を掘ろうとするから絶対却下、断固拒否だ!」
「こんなパンツは嫌よっ! アタシのはピンクでかわいいのなんだからっ」
「ピンクの、見た。あっち」
凪はくまさんパンツを拾ったときのことを思いだし、通りの向こうを指さした。
だがミッシェルはかわいいパンツが、と言いつつも、目の前の竜司から離れない。
(だってええ、パンツはあとでも拾えるけど、男の子はそうはいかないものねっ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月21日
参加申し込みの期限
2018年04月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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