ふと気が付くと、あなたは「落し物通り」と呼ばれる一本道にいた。
「おかしいな、俺はシーサイドタウンを歩いていたはずなのに、なんで旧市街に……」
首をかしげるが、ここが寝子島ということを考えれば、答えは簡単。
「神魂か……」
おそらく、この不思議現象に逆らっても意味はないだろう。
あなたは「落し物通り」へ、一歩を踏み出した。
――そして、数分後。
「あああっ、そんな、まじかっ!」
あなたは通りすぎてきた道を、慌てて振り返った。
「落し物をするとは聞いていたけれど、まさかこんなものを落とすなんて! ズボン、はいているのに!」
そう、いったいどんな悪夢か、あるいは奇跡か。
あなたはしっかり服を着ていたにもかかわらず、なぜかパンツを、パンツだけを落としてしまったのだ。
つまり、今のあなたは、着衣しているけどノーパンです。
「今日のパンツは勝負パンツではないのに、なんてことだ! いや、パンツ自体そもそも落としていいものじゃない! くっそう……!」
あなたはあわてて、パンツの回収に向かったのだった。
こちらは、寝子島のセカンドマップ(K-6)にある「落し物通り」を舞台にしております。
マップの感じではもっと神秘的なイメージですが、今回落としたのは、パンツです。
パンツのみです。
パンツは、下着のパンツです。
不幸な事故に巻き込まれてしまいましたが、落し物はしっかり回収しましょう。
なお、パンツはアクションにない限り、持ち主以外の人に回収されることはありません。
安心してくださいね。