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携帯戦記カプセルギア 外伝『ダンサーズ・デッドエンド』
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そんな彼らから少し離れたところには、軽食のビッフェやギアの調節スペースなども用意されている。そこでシュークリームを食べながら
柚瀬 玲音
は自分のギアを調節していた。
彼女のギア、サニィはポニーテールを結った少女のような姿だ。猫耳キャスケットがアクセントで、背中に背負ったランドセルのようなブースターで飛ぶこともできる。
だが、幾度となくカスタマイズを繰り返してきたサニィに、玲音はとある不安を抱く。
(ボクはサニィが大好きだよ。だけど、いっぱいパーツをとりかえっこしてるから、時々サニィが『ほんとに』サニィなのかなって思うことがあるんだよ)
紅茶に移った自分の顔に、暗い影を見た玲音は首を振り、気合を入れる。と、ぽてぽてと
尾花 ひよどり
がやってきた。彼女はトレイに乗せたオレンジジュースのカップをテーブルに置くと、「隣、いいですか?」と聞いてきた。どうやら、席が空いていないらしい。玲音が頷けばひよどりは礼を述べてちょこん、と座った。
(それにしても、カプギアを壊すなんてふてぇ野郎です! ……でも、リムジンは初めてで快適だったので、そこは許してやるですよ)
と、初めて乗ったリムジンの此処良さを思い出すひよどり。しかしここは敵地。気を引き締めねば、と首をふるふると振る。
「もうすぐ試合ですよ。ヒョードリ、てめぇは、ひよどりが守るです」
カバンから取り出したギア、ヒョードリに語り掛けるひよどり。真剣なまなざしに、玲音もまたサニィを見た。
(ボクも、サニィを守るよ……)
そう、小さな決意を胸に秘めて。
「またダメな大人の仕業かな? だったらこの挑戦……俺達なりに全力でうけないと、かな」
そういいながらリムジンを降りたのは、
陸堂 源次
。その傍ら、幼馴染の
鈴島 クミ
は少しはらはらしている。
「うーん、あの人が主催者さんかな」
彼女の視線の先にいたのは、バイザーで顔の上半分を覆ったスーツの大人。そのボディーラインからは性別が分からない。ただ、その口元は楽しそうに綻んでいた。
「せやけど……予想以上に人が来とるな」
源次とクミの2人のちょっと後ろで相槌をうつのは、牛瀬 まこと。彼は参加者の数を見、目を丸くする。
「人数は関係ないよ。なんかちょっとわくわくしてきたなー♪」
と、ポニーテールを揺らした
新田 樹
が少し目を輝かせてあたりを見渡す。既にバトルステージの前には人が集まっており、彼女も道化師を思わせるギア・Mrクラウンを片手に駆け寄った。
樹を追う源次たちとすれ違ったのは、赤い目が特徴的な小柄な少女。
煌 白燕
はバイザーをつけた大人の前に立っていた。彼女は、この人物こそが主催者だと認識したらしい。
「噂は聞いている。負けたらギアを破壊すると……。カプギアは楽しい遊びだ。
だからこそ父上も私に与えてくださった。その遊びがこんな風にめちゃくちゃにされるのは辛いし、それを大人が見てカプギア自体がなくなったりしたらもっと嫌だ」
「ふむ……」
白燕の言葉を、バイザーの人物は黙って聞いている。彼(または彼女)が続けるように頷けば、白燕の表情がわずかに険しくなる。
「なにより、私はカプセルギアが好きだ。負けたらギアを壊されるというのならば、負けなければいいだけの話だ。私は勝つぞ!」
そう啖呵を切る少女に、バイザーの人物は愉快そうな表情を向ける。そして、囁くような調子で告げた。
「ならば、戦いの中で覚悟を見せてくれ、白燕嬢。私は、とても楽しみにしている」
それだけ言うと、バイザーの人物が立ち去る。白燕がその背中を見つめていると、いつの間にかため息を吐いた
仙藤 蒼
が傍にいた。
「あの人やこのイベントってユグドラシルに関係するのかな? 真相がちょっと気になるかな」
蒼が手にした招待状を見、呟く。彼女は真意を探るべく今回のイベントに参加しているのだ。白燕も同意するように頷いていると……、先ほどの大人が姿を現した。スポットライトに照らされたその人は、子供たち1人1人を見る。
お決まりともいえるだろう挨拶を短く切り上げたその人は、一同を見渡した。
「自己紹介が遅れたな。私は歪屋チヒロ――ご覧の通り、ただの主催者だ」
同時に、スポットライトがバトルステージを照らす。海辺の町を模したそこは、真昼の陽光を浴びたように輝いた。
「これ以上の口上は無用だ。さぁ、始めようではないか!」
――デッドエンドを……!!
その宣言と同時に、3体のギアが姿を現した。すべて黒をベースとしたカラーリングで、ロボットの一角獣とペガサス、黒い毛並みのオルトロスがスポットライトに輝く。
「一角獣型のα、オルトロス型のβ&Θ、ペガサス型のγ。その3体を、君たちで倒して見せろ! ――ギア・セット!!」
チヒロの言葉に出場者たちもまた、ギアをセットする。
(この戦い、絶対に勝つ)
眼鏡の奥で瞳を細めながら五郎八は決意を固める。だが、それはそこに立つギアマスター全員の思いでもあった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月26日
参加申し込みの期限
2018年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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