this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
35
つぎへ >>
【吉田の国のお姫さま】
まずは
こちら
をご覧ください。このどっしりとした佇まい。実に質実剛健、凛々しいですね。カッコイイですね。
そう、
吉田 熊吉
先生ですね!
よぉーく考えていただきたい。生徒思いの熱血漢、力持ちな上に涙もろくて人情家だなんて、これもう男の中の男なわけですよ。世が世なら並み居る悪党をバッタバッタ薙ぎ倒して囚われのヒロインを救い出し、ラストシーンで熱いキッスをぶちゅうとかます役柄は約束されてるわけですよ。間違いないわけですよ。熊吉先生ったらばそんなむちゃくちゃカッコイイ漢なわけですよ。ちょっと個人的な感想も混じってるかもですけれど、そういうことなのですよ。
「ちがっ……す・す・す・好きじゃねーし! そういうんじゃねーし! ……でもちょっとだけ、『
この前の夢
の続きは見てみたい』かな……? うへへへへぇ」
だから
化神 小次郎
ちゃんは、もっと自分に素直になったらいいのになと思うわけなのですよ。
さてさて、お菓子の国では美しいお姫さまがお茶会を催してやいのやいのと盛り上がっていた頃。
お隣の吉田王国では、王子さまがこれまた美しいお姫さまをお妃に迎え、イチャイチャラブラブな新婚生活を満喫しておりました。
「綺麗だよ、姫……」
「ああ、王子さま……!」
豪華絢爛、これでもかときらびやかでゴージャスなでっかいお城です。どこもかしこもびっかびかに輝いていますし、毎日他国の要人を招いてはパーティ三昧で、飽きる暇もありません。お城には執事にメイドさんだってたくさんいて、なにからなにまでお世話をしてくれます。マジに全部が全自動です。
すこぶる豪勢な暮らし……ではありますけれど、おふたりにとってはそれがちょっぴりご不満な様子。
「ねえ、王子さま? なにもかも素敵なだけど、パーティばかりで少し疲れましたわ。わたしはあなたとふたりだけで、ずうっといっしょにいたいのに」
「僕もそう思っていたところさ」
つぶらなお目目がぱっちりぱちん、綺麗な熊吉王子は小次郎姫をまさしくお姫さま抱っこで抱え上げ、白馬に乗ってお城を飛び出します。執事やメイドが止めるのにも振り返らず、全力疾走!
やがて、真っ白なお花畑に到着したふたり。のどかで素朴な王国の風景が広がるなか、馬を降りたお姫さまはどっから取り出したやら、いつの間に用意したやら、お弁当を広げます。三段重ねのメチャ豪華なお重です。
「さ、わたしの手料理ですわよ。はい、あーん」
「あーん。んむっ! うん、最高だよこの鶏のから揚げ。でも、一番最高なのは……」
「あッ」
ちょっと早足急展開ですけどついてきてますか? ともかく熊吉王子、お姫さまをむっぎゅっと肉厚な胸板に抱きすくめ、耳元でささやきます。
「最高なのは、君さ。僕の、僕だけの姫……」
「ああ……! どんな宝石やドレスよりも、わたしにはあなたとふたりきりの時間こそが、最高の宝物だわ」
「僕もさ、姫……」
「王子さま……!」
見つめ合うふたりにはもはや、遠くに見えるお城も、互いが身に着けたステキなお召し物も、王冠だって目に入りません。そこにいるのはただひたすらに愛し合う男女であり、身分や地位などきっと関係なかったのでしょう。仮に王子がどこかの国の教師でお姫さまがその生徒だったりしたとしても、ふたりはきっと惹かれ合っていたことでしょう。仮にですよ、仮に。
ぽってりとした王子さまの唇が近づいてきたので、姫はちょっぴり身を固くしながらも、静かに瞳を伏せました。
といったところで目が覚めたわけですよ。
「……っぎゃああああああ!?」
小次郎はじったんばったん、もんもんきゅんきゅんと悶えまくり、ハタ目には芋虫のごとくのたうち回ります。
「恥ずかしい! 恥ずかしい!! 恥ずかしいいいいいい!! またしてもこんな夢をあたしわああああああ」
びっくりしてドキドキ大パニックです。
だってなにがびっくりって、
「なんであたし、またこんな夢見て、ちょっと嬉しいって思ってんの……? ってうわぎゃああああああ恥ずかしい!! 忘れよう! もう忘れよう、あたしは別に熊吉先生のことなんて好きじゃねーし!! そういうんじゃねーーーっし!!」
とかいいつつ、でももしかしたら熊吉センセも同じ夢を見てくれてたり? だったりだったらしちゃったりなんだりしたら嬉しいなぁうへへへへぇ。といつまでももにゅもにゅきゅんきゅん悶え倒す、どこまでも乙女な小次郎でありました。
まったくもう、素直になったらいいのにね? と思うわけなのですよ。
<< もどる
1
…
7
8
9
10
11
…
35
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月01日
参加申し込みの期限
2018年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!