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嘘<ユメ>が現実<ホント>になるセカイ。それが、らっかみ!
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【白沢先生のおかしな寝子島計画(2)】
お役所勤めな
三夜 深夜子
の本分は、頭脳労働であります。持ち前の明晰さで日々のハードワークを完璧にこなし……完璧とは言えないかもですね、まあ抜けてるところも多々ありましたけれど、
「余計なこと言わない」
はい。ともかくそうしてお仕事を乗り切る深夜子さんの頭脳は常にフル回転しているため、とかく不足しがちなのは糖分、というわけなのです。
「というわけで、今日は遠慮なく、思いっきり、本気で食べまくるわよ!」
まーもちろんお砂糖の取りすぎは身体にとっても悪影響なわけですけれど、そこは深夜子さん抜かりなく、もちろん糖質対策の一手もお考えです。
「『今日一日は……何を食べても、何を飲んでも、太りませんッ!!』」
お菓子の街の真ん中で、水あめみたいな空に向かって叫びました。
「『今日明日、それ以降の体重にも全っ然影響しません!!』、『体調にも、においにも、その他モロモロまったく影響しませんっ!!』。あとは、えーと……なんだっけ、なにがあるかしら。あ、そうだ! 『ただしストレスは、ストレスだけは例外! 今日減ったストレスは! 減ったままでーす!!』ふう。これでよしっと」
抜け目なく準備を整えたら、さっそく深夜子はギラつく目であたりを物色します。お菓子になったシーサイドタウンには、実に食べがいのありそうなものがたくさんあるではありませんか。
板チョコの壁で作られたシーサイドタウン駅を、深夜子はぱくりもぐもぐ。
「うん、ちょっとビターで美味しいわね」
寝子島シーサイドアウトレットはカラフルなクリームでトッピングされたシフォンケーキで、
「ふわふわ食感に濃厚クリームの甘さがたまらない!」
大観覧車はシロップをたっぷりかけたホットケーキです。
「ほかほかの焼き立てじゃない。気が利くわねー」
ぱくぱくもぐもぐぱりぱりむしゃむしゃごくん。
わき目もふらず甘味を堪能していたら、ふと思い出しました。
「そういえば……寝子高もお菓子になってるのかしら? お世話になった白沢先生、元気してるかしらね~」
深夜子も寝子島高校のOGで、にっこりにこにこと明るく優しい先生の顔を脳裏に思い浮かべた途端、学生時代が猛烈に懐かしくなってきました。
「よし! せっかくだから、寝子高も食べに……もとい、遊びに行ってみようっと!」
路駐している車のボンネットからビスケットを取り、ハチミツに浸してから口に放り込むと、極上の甘さに舌鼓。
ぱくぱく、とにかく食べまくりながら、深夜子は寝子高方面へと向かいました。
甘いもの好きなら誰しも、きっと考えることは同じであったことでしょう。
佐和崎 紗月
と
初瀬川 理緒
はおたがいの手をきゅっと固く握って笑顔を合わせ、口を揃えて、願うように言いました。
「「『いくら甘いものを食べても、太らない!!』」」
もっとも、紗月にとっては多分に付き合いではありました。
恋人である理緒は、グラビアアイドル。当然にして、そのスタイル維持には厳しい制限を課せられているわけで、甘味を楽しむにも好き勝手に食べまくるというわけにはいきません。
そんななかで迎えた、このエイプリルフール……理緒の気持ちは痛いほど分かりました。
「紗月? はい、あーん」
理緒の差し出した、たっぷりのクリームが乗ったスポンジケーキを、紗月は遠慮なく頬張ります。舌へほんの少し、彼女の指が触れました。
「おいし?」
「うん、美味しい! でも、本当に食べても太らないのかしら?」
「大丈夫大丈夫!」
いつもの体重管理の反動か、どこか童心に戻ったかのように明るい笑顔を浮かべる理緒を見ていると、紗月まで心が軽くなってきます。
お返しに、ビスケットで大きなボウルのなかのチョコをフォンデュして、
「理緒ちゃん。あーん」
「ん。甘くて最高♪」
そんなふうにじゃれ合いながら歩き、目に入るスイーツたちを片っ端から堪能していると、
「あ、理緒ちゃん見て! これってお城?」
「うわ、焼きプリンパフェのお城だ! 美味しそ~」
どどーん! っとそびえるお城へたどり着いたふたりは、ちょっぴり恐縮しながらも足を踏み入れます。幸い誰にとがめられることもなく、すんなり入ることができました。
お城はしっかりとしたガラスの床、柱、窓と焼きプリンの壁でできていて、アイスクリームや各種フルーツがそえられています。近くのテーブルに置かれていたガラス製のスプーンは氷でひんやりと冷えていて、試しにプリンをすくって口に入れてみると、香ばしいカラメルと甘いプリンのハーモニーが、なんとも絶妙です。
「あらあら、可愛らしいお嬢さんたちね!」
ころころと明るい声が聞こえて、ふたりが振り返ると、そこにはフリルがたっぷりの甘ロリドレスを身に着けた若い女性が、にこにこと微笑んでおりました。
「ねえ、あなたたちにピッタリの素敵なドレスがあるのだけど、着てみない? お姫さまにお会いするなら、そのほうが良いと思うの。うふふ♪」
「えっ、お姫さまがいるんですか? ていうか、会えるのかしら?」
「うわぁ、すごい! 会いたい会いたい♪」
童顔にグラマラスなスタイルをお持ちの女性は、
三夜 千暁
さんでした。本当は御年54の素敵なおばあちゃまですけれど、本日はウソの影響でしょうか、お若い頃のちょっぴりお転婆な姿でご登場であります。
「どうする、紗月? 着てみる? ていうか紗月のドレス姿、見たいなぁ♪」
「うん。私だって、着飾った理緒ちゃんを見たいもの」
「うふふ、とっても仲良しなのね。それじゃ、決まりね♪」
ぱたぱたとご機嫌に先を行く千暁に続いて、理緒と紗月は焼きプリンパフェのお城を登ります。千暁の足が弾むたび、揺れるリボンがふりふりと宙を踊って、すっかり楽しくなった紗月と理緒の手はいつの間にやら、またしてもきゅうっと固く繋がれておりました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月01日
参加申し込みの期限
2018年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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