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【サンマさん&マンボウくんのゆるゆるお魚パラダイス(2)】
「思ったよりすごいわね……!?」
「マジっすかー!」
真境名 アリサ
も
万条 幸次
も、思わず目を丸くしてしまいました。
「ようこそ、俺たちの故郷『ゆるゆるお魚パラダイス』へ! ゆっくりしていってくれよな~」
ぱちりとウィンクしたサンマさんの向こうに、まさしくお魚たちの天国が広がっておりました。
海の底にも関わらず、そこらじゅうがぱあっと明るいのは、開いた大きなアコヤ貝が反射鏡のように、かすかに届く日の光を反射してあたりを照らしているからです。
ぽっかりと開いた空間には、サンマにイワシ、マグロにタイにイカやタコ、サメにエイに、クジラまで! 色とりどりで大きさも形もまちまちなお魚たちが、仲良く泳いでいるではありませんか。
海底にはサンゴ礁が横たわり、ぽっかりと開いた穴からはクマノミのような小さなお魚たちが、興味深そうにこちらを覗いています。
見とれていると、ヒラメやカレイ、アカエイやマンタなどなど、ひらひらした感じのお魚たちがやってきて、ダンスを披露してくれました。
「みんなぁ、ボクの家族を紹介するよぉ~」
「おっ」
幸次がカメラを構えて振り返ると、マンボウくんが家族を連れてやってきたところです。
「やあやあ、うちの息子がいつもお世話になっておりまして」
「この子ったらぬぼーっとしてるから、心配で。ご迷惑おかけしてないかしら?」
「はぁ。マンボウくんはよくやってると思いますけど……」
アリサがちょっぴり引きつった顔を浮かべてしまったのは、マンボウくんのウチは思った以上の大家族であったからです。マンボウくんとおんなじ顔したお父さんにお母さん、おじいちゃんにおばあちゃん、お兄ちゃんやお兄ちゃんに弟妹が一匹二匹、三匹四匹五匹六匹……えーと、とにかくたくさん!
「ちょ、ちょっとマンボウくん。あなたの家族って、何人くらいいるの?」
「うーんと、三億人くらいかなぁ?」
多すぎ!! 顔を見せてくれたのは、ほんの一部だそうです。
幸次も少々あっけにとられながら、それでも写真を撮るのは忘れません。
「いやぁ、すごいなぁ……綺麗なとこだし、みんな楽しそうだし」
「あたし沖縄出身だけど、向こうでもここまで綺麗なとこは無かったかも。癒し効果抜群ね、見とれちゃうわ」
「うんうん」
なんて言ってたら、
「よお、今度は俺サマの家族を紹介するぜぇ~」
とサンマさんが五万匹の兄弟たちを連れてやってきたので、ふたりは思わずひっくり返ってしまったのでした。
いっぽう
曖浜 瑠樹
は、白猫のまちかと、ラピちゃん、ラズちゃんといっしょにふわふわ。お魚パラダイスを気ままに見学しています。
と、
「まあ、瑠樹さん! またお会いできましたね♪」
「あーっ、
羅臼さん
だぁ!」
それは以前、スマホアプリ『サンマサンファミリーズ』から飛び出してきた、羅臼 コンブさんでありました。よくよく見ると、あちこちにはサンファミで見かけたゆるキャラたちの姿もあって、瑠樹へ手を振っています。
瑠樹は嬉しくなって、にこにこにこ。満面の笑みを浮かべながら、
「羅臼さん、久しぶりだねぇ! 今日はオレの家族もいるんだよぉ」
「こんにちは、ラピです」
「ラズです。瑠樹と仲良くしてくれてありがとう」
「こちらこそ! 瑠樹さんのご家族とお会いできて、嬉しいです♪」
ラピちゃんとラズちゃんが揃って挨拶すると、羅臼さんも優雅にお辞儀。
まちかはすいすいと泳いで、瑠樹の肩から羅臼さんの頭へ乗っかると、
「私はまちかだよ。ねえあんた、良かったらここを案内してくれない? 瑠樹にいろいろ見せてやりたいの」
「ええ、もちろん! 私のお友だちも連れてこなくっちゃ」
「わぁい!」
その後、瑠樹は羅臼さんに数え切れないくらいたくさんのお友だちを紹介されて、ゆるキャラたちに囲まれて、幸せいっぱい! これでもかと楽しいひと時を過ごすことができました。
「羅臼さんともまた会えて、ラピちゃんラズちゃん、まちかともお話できて……へへ~、楽しいねぇ♪」
手をつないだ
城山 水樹
と
ヒュー・ヒューバート
へ、サンマさんが言いました。
「分かってるって、俺サマにお任せだぜ~!」
直前にヒューは、水樹を見つめてこんなことを言ったのでした。
『見ているのは魚たちだけ。二人きりの舞踏会をはじめよう』と。
「見て、ヒュー。あれ!」
どこからともなくすいすいとやってきたのは、お魚たちの楽団です。手に手に携えているのは、石や貝殻、海草や海の植物などを使った楽器でした。
「僕たちのために?」
すぐにも流れ出す、クラシックで素敵なメロディ……指揮者はもちろん、サンマさん!
「じゃ……踊っちゃう?」
「もちろん。お手をどうぞ、お姫さま」
彼には珍しい気取ったセリフは、雰囲気たっぷりな音楽と、ロマンティックな海底の風景に後押しされてのことでしょうか。
やがてふたりは、ゆらゆらり。人魚さながらの優雅なダンスを、たゆたうように踊ります。
時には互いの指を絡めて、時には離れて。時には宙返り、上下左右にお互い身体を入れ替えて、くるり、くるん。
水樹がひとり離れて踊れば、ヒューは思わず見とれてしまいます。彼女の緩くウェーブを描く長い髪は水に広がり、なんとも幻想的で、ともすれば現実を忘れてしまいそうです。
いいえ……実際、再び手を取り合ったふたりにはもう、見えているのは目の前の恋人だけ。それ以外には何も、目に入りはしません。
くるり、くるり。くるり、くるん。
「……ヒュー」
「水樹」
どちらともなく近づいて、きゅうっと身を寄せ合い、深く。深く、キスを交わします。
そもままくるり、くるん。ふたりは海中にも寄せては返す穏やかな波に揺られながら、いつまでも、いつまでも。
サンマさんが楽団を率いて演奏し始めたのを見て、マンボウくんもハッスル!
「よぉ~し、ボクも踊っちゃうよぉ~」
小さなヒレをぴちぴちぴちぴち。あんまり踊っているようには見えませんでしたけれど、それでもみんなは大盛り上がり!
深くて明るい海の底にて、愉快なリズムと賑やかな喧噪は、日が変わるまで続いたのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月01日
参加申し込みの期限
2018年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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