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やきゅうしようぜ!!
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花椿 涼太郎
は敵チームのユニフォームに身を包み、薔薇の花片手にうっとりしていた。
「はーっはっはっはっは! 寝子島の美の妖精、マウントに咲く美しき一輪の薔薇! 花椿涼太郎、華麗に降臨☆満を持して!」
前髪を左手でファッサァ……と掻き上げ、白い歯をキラキラ輝かせて、その場でターンを決めて右手を天へ掲げて指パッチン!
「う~ん! ユニフォーム姿の僕も美しいったらありゃしないね!」
えっ、自分を褒めるだけの為にその一連の動作を行ったの??
「これで観客の視線は僕が独占だね!」
うん、まぁ、テオが空間切り離したおかげでスタンドの観客席がガラガラなんだけどね?
あ、約1名、
旅鴉 月詠
が観客席をウロウロしているけど、花椿には旅鴉以外の観客の姿や歓声が見えたり聞こえているのかもしれない。
やべーな、それ。
そんなナルシスト花椿を鼻で笑う者たちが!
「フッ! 真の美しさが何か、分かってないようだな?」
「我の完全なる美の前では、うぬの美貌は稚児の描いた絵同然よ!」
いつの間にか焚かれているスモーク!
マウンドで仁王立ちする謎のローブを着込んだ2人組!
強烈な照明が謎の人物を背後から照らす!
逆光によって、2人の顔は見えないが、どうやら男女1名ずつのようだ。
ちなみにどこから光源を得ているのかとかは気にしなくていいゾ!
「「教えてやろう、小童! 寝子島流の美というものを!!」」
2人は纏っていたローブを颯爽と投げ捨て、その正体を明かす!
「惨状!
美の化身、RYU☆JIN
、改め、悪の野球選手、レインボー仮面!」
「そして我は
ルーシー・R・マクミラン
! フッ、花椿よ。同窓とはいえ、このルーシー、容赦せんッ!」
「大変な変態だぁぁぁっ!」
花椿は慄いている!
それもそのはず!
レインボー仮面は虹色のふんどしにストッキング、そして肘上まである虹色手袋に虹色パピヨンマスクという出で立ち。
もちろんそれ以外は鍛え上げた肉体を披露すべく何も装着していないぜ!
正直、狂気を感じる。
一方、ルーシーは白レオタードのみだった。
「我が美貌にユニフォームなどという暑苦しい着衣は不要ッ!」
……と、意味不明な供述をしているルーシー。
とにかく自身のパーフェクトボディーに自信があり過ぎて、着衣行為は愚の骨頂だと思ってらっしゃるようである。
「この虹色の煌めきと!(ドギャーン!)」
「我の黄金肉体美!(シュゴオォォォ!)」
「「寝子島の2大ビューティー・ゴッドに即刻ひれ伏すがいい!!」」
キレキレのポージングをした変態と変態が共演して最強に見える。
なお一般人は目が腐って死ぬ。
そんな強烈なヴィジョンを見せつけられた花椿の命運は……!!
「あぁ、今日も美しい僕……! なんて罪作りなんだ……! はぁぁぁん……!」
こ い つ 、 2 人 の 姿 が 眼 中 に ね ぇ ぞ !
花椿は手鏡を取り出して、自分の顔に見惚れていた。
ついでに都合の悪い事(花椿の美しさを否定する発言)をオートで遮断!
自分の世界に閉じこもる事で、変態2人のパワーオーラから難を逃れたのだ!
「なんて奴だ……! 俺たちの美が通じない相手がいるとはな!」
悔しがるレインボー仮面。
その傍らでルーシーは合点がいくといわんばかりの表情だ。
「なるほど、これが噂の
固有結界『泉に映りし愛しき君よ(読み:ナルシス・キッソス)』!
」
「知っているのか、ルーシー!」
「ああ、寝子島書房刊『歴史に埋もれた神秘のおまじない』99頁目に記載されている、自己防衛の秘術だ。自意識に閉じこもり、己を美化することで、この世のあらゆる己にとって都合の悪いことを遮断する!」
「ただの現実逃避じゃねぇか!」
ところでレインボー仮面がツッコミ役に回ったところで、この状況、収集つかないんだけど!
「あー! 出たなぁ! レインボー仮面!」
そこへ、突然ベンチから駆け寄ってくるののこ!
「まさか、敵チームにレインボー仮面がいるなんて、聞いてないよ!」
ひどく憤るののこに、ルーシーは首を傾げる。
「何故、ののこはそこまで怒っているのだ?」
ののこは冴木から借りた超人野球漫画の1頁を突き出して説明する。
「ルーシーちゃん! このレインボ―仮面は10人いる悪の野球選手ナインのひとり、性春野球の遣い手なんだよ!」
「ナインなのに1人多いのだが!?」
「補欠なんだ! そしてその補欠こそ、このレインボー仮面なんだよ!」
「雑魚敵ではないか!!」
思わずルーシーがツッコミに回ってしまうほどの残念設定だった。
しかし、当のレインボー仮面は得意げにほくそ笑む。
「ククク! 野々のの子よ。この俺が来たからには貴様のチームに勝ちはない! 精々足掻くがいいさ! ファーッハッハッハッハ!! ゲホゲホゲホ……!」
「くそー! 絶対負けないんだから!」
ムキーッと奇声を上げながら自陣へ戻るののこ。
完全に冴木をレインボー仮面だと信じてやまないようだ。
「おっと、俺は冴木竜司なんて超絶イケメン男子高校生は知らねぇぜ……。俺の名前はレインボー仮面!」
「冴木、誰に向かって言っておるのだ?」
「レインボー仮面だ、ルーシー!」
褌をはためかせてレインボー仮面のセクシーポーズが決まった!
「あと何故野球なのに、レインボーに統一された蝶仮面とかパンツとか褌とかストッキングを履いておるのだ?」
「そんなの気にするな! というか、その言葉、そっくりそのまま返すぜ!」
「愚問だな、冴木! 我が美に衣服など邪道!」
「だから俺はレインボー仮面だ、ルーシー!」
「う~ん、僕はどの角度でも美しいなぁ!」
「「いい加減、花椿はこっちを見て会話しろ!!」」
この光景を、遠巻きに注視する少女がひとり。
恵御納 夏朝
である。
「……テオ、あの3人、通報すべきかな?」
「残念だが、寝子島じゃあんな奴らの奇行、日常茶飯事だろ……。つーか、ここ、電波通じねぇぞ」
諦観の言葉をつぶやくテオ。
恵御納はこれ以上、ののこに危害が及ばないようにしなくちゃいけないと固く誓うのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月27日
参加申し込みの期限
2018年04月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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