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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
やきゅうしようぜ！！
ブリジット・アーチャーはアメリカ生まれ。
アメリカといえば、ベースボール！
「このブリジットが本場のベースボールを見せてあげるデース！」
バットをブンブン振りまくって気合充分！
「この試合の必勝法、教えマース！ グラウンドに立っている全員を全員ブッ倒して私たちが最後マデ残れば勝ちデース！」
恐らく、彼女も超人野球漫画の知識を備えているのだろう。
でももはや、それは野球じゃない気がするよ？
「あ、デモ、ののこにホームランを打たせなくちゃイケマセーン！」
「なぁ、アーチャー？ なんで普段流暢に日本語をしゃべっているのに、今日に限って片言なんだ？」
呆れる御剣の鼻をブリジットは力強く摘まみ上げた。
「シャラーップ！ 細かい事はキニシナイー！」
「いてててて！ わかったわかった。今日はそういう気分なんだな？ そういう事なんだな？」
「ＯＨ！ イェース！ ……で？ ののこにホームランを打たせる算段は付いているのかしら？」
「おい、３秒でキャラが剥がれたぞ？ 雑すぎだろ……」
「結構面倒なのよ。なれない事はするもんじゃないわ」
ツッコミを入れるのも面倒くさくなった御剣が、特訓の内容をブリジットへ報告する。
割と本格的な特訓内容に、ブリジットは目を丸くして驚いた。
「意外ね。刀に野球のコーチの才能があったなんて」
「自分の青春と命がかかってるからな。才能がなくったってうまくやるさ」
「そうよね。サンマになったら、この灰色の脳細胞の活躍の場が失われてしまうもの」
真剣に考え込むブリジットの様子に、御剣は微笑むだけ。大人の対応だ。
「ま、そこまでやっているなら大丈夫でしょ？ あとは任せるわ」
「おいおい、アーチャー。応援だけでもしてくれよ」
「心配しないで、刀。アメリカ生まれの私が、アメリカ式の応援を教えてあげるわ」
おもむろにブリジットは手拍子を打ちながら、リズムに乗って声を張り上げ始めた。
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
知ってる、これ、メジャーリーグとか野球世界一決定戦の試合でアメリカの応援団がやってるアレだ！
「ほら、刀もやるの！」
「え、えーっと、Ｕ．Ｓ．Ａ？」
「違うわ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ もっと腹から声を出すの！」
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ こうか、アーチャー？」
「そうよ、その調子よ！」
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ なんか楽しくなってきたぞ！」
ブリジットと御剣の掛け声に、ののこが混ざってきた！
「頑張ろうね！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
「俺も混ぜてっ☆ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
志波がノリノリで参加だ！
「やっぱり試合前には円陣だよね。Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
羽生も乱入だ！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ なんだか僕も気合が入ってきた……！」
サキリもチームメイトと肩を組んで叫び出す！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ いいぞ、このテンションなら野々もホームランが打てそうだ！」
八神も思わずテンション爆上げ！
「よく分からんが、チームが一体になるのは善い事だ。Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
なんとなく優木も参加！
「ぜってー高杉に勝つ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
響も魂を熱く燃やす！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ やれやれ、こんなくだらない事で自分の命を掛けるとはな」
口では悪態をつくが、いい加減慣れた新田 亮も円陣に参加！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！（ののこがホームランを打てぬとサンマになるなど、我が美貌への冒涜！）」
ルーシーも内心焦りながらチームの士気を高めてゆく！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
観客の旅鴉 月詠もしれっと混じっている！
「みんな！ アメリカンベースボールの底力を見せつけてやるわよ！」
「「オオオオオオォォーッ！！」」
ブリジットの掛け声によって、ののこチームの心は一丸となった。
円陣の後。
「なかなか士気が高いじゃないか。はい、レモンの蜂蜜漬け。運動といえばこれだろう？」
旅鴉はチームに差し入れを渡した。
「今回、非力な私は観客だ。ののこ、私のところへ向けてホームランを打ってもらいたいな。一度、ホームランボールとやらを自分でキャッチしてみたかったんだ」
小脇に抱えたグローブをののこにアピール。
ののこは快諾すると、優秀なコーチ陣の元へ戻っていった。
「それじゃ、健闘を祈る」
こうして、そそくさと旅鴉は外野観客席へ戻っていった。
（まさか、あんなに盛り上がるとは思っていなかったわ……）
ブリジット、ほんの少しだけ罪悪感を抱いてしまう。
（私、実は神戸育ちで、ほぼ日本で暮らしているから、あそこまで連呼するほどのアメリカ人じゃないのよね……）
人知れず、ブリジットは苦笑いを浮かべていた。
アメリカといえば、ベースボール！
「このブリジットが本場のベースボールを見せてあげるデース！」
バットをブンブン振りまくって気合充分！
「この試合の必勝法、教えマース！ グラウンドに立っている全員を全員ブッ倒して私たちが最後マデ残れば勝ちデース！」
恐らく、彼女も超人野球漫画の知識を備えているのだろう。
でももはや、それは野球じゃない気がするよ？
「あ、デモ、ののこにホームランを打たせなくちゃイケマセーン！」
「なぁ、アーチャー？ なんで普段流暢に日本語をしゃべっているのに、今日に限って片言なんだ？」
呆れる御剣の鼻をブリジットは力強く摘まみ上げた。
「シャラーップ！ 細かい事はキニシナイー！」
「いてててて！ わかったわかった。今日はそういう気分なんだな？ そういう事なんだな？」
「ＯＨ！ イェース！ ……で？ ののこにホームランを打たせる算段は付いているのかしら？」
「おい、３秒でキャラが剥がれたぞ？ 雑すぎだろ……」
「結構面倒なのよ。なれない事はするもんじゃないわ」
ツッコミを入れるのも面倒くさくなった御剣が、特訓の内容をブリジットへ報告する。
割と本格的な特訓内容に、ブリジットは目を丸くして驚いた。
「意外ね。刀に野球のコーチの才能があったなんて」
「自分の青春と命がかかってるからな。才能がなくったってうまくやるさ」
「そうよね。サンマになったら、この灰色の脳細胞の活躍の場が失われてしまうもの」
真剣に考え込むブリジットの様子に、御剣は微笑むだけ。大人の対応だ。
「ま、そこまでやっているなら大丈夫でしょ？ あとは任せるわ」
「おいおい、アーチャー。応援だけでもしてくれよ」
「心配しないで、刀。アメリカ生まれの私が、アメリカ式の応援を教えてあげるわ」
おもむろにブリジットは手拍子を打ちながら、リズムに乗って声を張り上げ始めた。
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
知ってる、これ、メジャーリーグとか野球世界一決定戦の試合でアメリカの応援団がやってるアレだ！
「ほら、刀もやるの！」
「え、えーっと、Ｕ．Ｓ．Ａ？」
「違うわ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ もっと腹から声を出すの！」
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ こうか、アーチャー？」
「そうよ、その調子よ！」
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ なんか楽しくなってきたぞ！」
ブリジットと御剣の掛け声に、ののこが混ざってきた！
「頑張ろうね！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
「俺も混ぜてっ☆ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
志波がノリノリで参加だ！
「やっぱり試合前には円陣だよね。Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
羽生も乱入だ！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ なんだか僕も気合が入ってきた……！」
サキリもチームメイトと肩を組んで叫び出す！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ いいぞ、このテンションなら野々もホームランが打てそうだ！」
八神も思わずテンション爆上げ！
「よく分からんが、チームが一体になるのは善い事だ。Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
なんとなく優木も参加！
「ぜってー高杉に勝つ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
響も魂を熱く燃やす！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！ やれやれ、こんなくだらない事で自分の命を掛けるとはな」
口では悪態をつくが、いい加減慣れた新田 亮も円陣に参加！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！（ののこがホームランを打てぬとサンマになるなど、我が美貌への冒涜！）」
ルーシーも内心焦りながらチームの士気を高めてゆく！
「Ｕ．Ｓ．Ａ！ Ｕ．Ｓ．Ａ！」
観客の旅鴉 月詠もしれっと混じっている！
「みんな！ アメリカンベースボールの底力を見せつけてやるわよ！」
「「オオオオオオォォーッ！！」」
ブリジットの掛け声によって、ののこチームの心は一丸となった。
円陣の後。
「なかなか士気が高いじゃないか。はい、レモンの蜂蜜漬け。運動といえばこれだろう？」
旅鴉はチームに差し入れを渡した。
「今回、非力な私は観客だ。ののこ、私のところへ向けてホームランを打ってもらいたいな。一度、ホームランボールとやらを自分でキャッチしてみたかったんだ」
小脇に抱えたグローブをののこにアピール。
ののこは快諾すると、優秀なコーチ陣の元へ戻っていった。
「それじゃ、健闘を祈る」
こうして、そそくさと旅鴉は外野観客席へ戻っていった。
（まさか、あんなに盛り上がるとは思っていなかったわ……）
ブリジット、ほんの少しだけ罪悪感を抱いてしまう。
（私、実は神戸育ちで、ほぼ日本で暮らしているから、あそこまで連呼するほどのアメリカ人じゃないのよね……）
人知れず、ブリジットは苦笑いを浮かべていた。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年03月27日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年04月03日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年04月03日 11時00分
