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\ オーバータイム!/
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遅刻の日
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○
朝鳥 さゆる
の場合
睡眠薬の気怠い眠りから目が覚めた。
全身に纏わりつく倦怠感。
睡眠薬に逃げるか、行きずりの誰か──男女は問わない──との爛れた情事の快楽に逃げるか──彼女が長すぎる夜をやり過ごすにはこの二つしかなかった。
朝鳥 さゆる
は、かつて星ヶ丘の豪邸に住んでいた。
しかし両親を亡くして天涯孤独の身となって3年、着替えに帰る以外は寄り付かず、ほとんど夜毎行きずりの快楽に溺れている。
薄い靄の中に塗り込められたような虚ろな日々。
そして最愛の人の隠れ家だったワンルームマンションに住みだしてから、既に数カ月が過ぎていた。
目が覚めたが最後、もう眠れない。
さゆるはのろのろとベッドを抜け出し、バスルームで冷たいシャワーをダラダラと浴びて、制服を身に着ける。
さゆるは17歳だが、美貌で実年齢より7歳は年上に見える。
そんな硬質の美女が、似合いもしない寝子高の制服を身に着けている姿は、どうしようもなく退廃的で虚無的で。
けれど諦観で固められたような面差しは、確かに『美』としか表現できなかった。
そのまま部屋を出た。
外は初夏の空気が湿り気のある髪や肌に纏わりつく。
小さな銀のロザリオがついた鍵をポケットに入れ、ぼんやり気だるげに歩き出した。
その背中を、すごい勢いで追い抜いていく者がいた。
「ちこく、ちこく!」
そんな声を発して。
遠ざかっていく背中を見れば自分と同じ制服姿だ。
「……遅刻? ああ、もうそんな時間なのね」
投げやり気味に歩きながら周りを見れば、他にも血相を変えて走っている者達がいる。
しかしさゆるは、周囲のあわただしさにも全く動揺しない。
(多分遅刻だ──)
そう思っても、気だるげな歩みは変わらない。
遅刻しようがしまいが、どうでもいい。
彼女の日常は破綻しきっている。
学校に来るのは何日ぶりか、あまり覚えてない。
校門に腕章をした生徒たちが集まっていた。
中になんとなく知っている顔があって、さゆるを見て少し驚いた顔をした。
「遅刻ですよ」
誰かが言ったが、知り合いらしい生徒が首を振った。
「いいのよ……彼女は」
「そうなんですか?」
そんな声に反応するでもなくぼんやり歩く。
どうやらギリギリで遅刻は免れたようだ。
教室へ足を踏み入れた時、チャイムが鳴り響いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月22日
参加申し込みの期限
2018年03月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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