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R&R Agency:file2-01:落神伝説レポート
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● うめ河の隣の婆さん
こうして翌土曜日、すなわち、さゆると綾花が図書館で邂逅していたのと同刻ごろ、修、夏夜、あやめ、なぎさの四人は、旧市街は猫又川沿いにある漬物屋『うめ河』のお隣、花森家を訪れていた。花森の家は古びた平屋で、柱は虫食い、いつつぶれてもおかしくなさそうな趣があった。家の主で、たったひとりの住人である齢百歳の花森 妙(はなもり たえ)は、色あせた縁側でちいさな背中を丸めてお茶を啜っていた。
「たえおばあちゃん」
修がいつもの落ち着いた声で話しかける。しかし、かなり耳が遠くなっているらしいおばあちゃんは、はぁ、と相槌ともため息ともつかぬ声を漏らすだけで、反応が薄い。
あやめがおばあちゃんの隣に座り、がっつりと手を握って、大声で呼び掛けた。
「おばーちゃーん! 話を聞きたいんですー!」
「お茶かい?」
「はーなーしーですー!」
ぜーはー。話を聞くだけでも、かなり骨が折れそうだ。だが、しばらく頑張っているうち、あやめの<リリスの微笑み>が若干効いたのか、おばあちゃんはあやめの顔を見て、話せそうな雰囲気になってきた。
「おばあちゃんは、落神神社、知ってますかー?」
「あー、落神神社かい。足腰が元気なうちは毎日行って掃除なんかしてたもんだったがね。歩くのが億劫になってからはだめだねえ。ひいふうみい……二十年は行ってないねえ」
おばあちゃんが掃除に行かなくなってから、神社は荒れ放題になったということだろうか。今の落神神社は境内は雑草が生え放題、お社も手入れされずに放置されているような状態だ。
あやめは重ねて聞いてみる。
「ご神体、見たことありますかー?」
「ご神体? 祭壇にある小さな祠の中のかい? いやいやいや」
たえおばあちゃんは、そんな恐れ多いことしたことないと小刻みに首を振る。
「ご神体は、『落神様』なんだ、ね」
夏夜が修に耳打ちすると、修も頷く。
あやめはおばあちゃんの耳元で、大声で問いかけを続ける。
「ご神体には何か秘密があるそうですがー、なんだかわかりますー?」
「ご神体の秘密?
体の中に宝の地図が埋まってる
ってやつかい?」
宝の地図。
一同は顔を見合わせる。
よくよく聞くと、この話は落神神社に信仰厚い花森家の言い伝えであり、あまり知られていないらしい。
「それ、見たことあります?」
「ご神体の体を割ってかい? そんな罰当たりなことしないよぉ、おっそろしい」
そういって首を振ってから、何か思い出したらしく悪戯っぽい顔になる。
「いやあでもね、子ども時分はそんな話を聞いたら気になるだろ。落神様を見てやろうと神社に忍び込んだことはあるよ。だけど大人に見つかってうんと叱られてね。化け物やら嵐やら呼び出して遊ぶおっかない神様だからいたずらしちゃなんねえって怒鳴られたなあ」
小一時間ほどの滞在で、おばあちゃんから得られた話はそんなところだった。
話を聞き終え、花森家を辞そうとすると、おばあちゃんがぽつりと零した。
「ああ、死ぬ前にもう一度、落神神社に行きたいねぇ」
皆は顔を見合わせる。
話を聞かせてもらったお礼に、この願い、叶えてあげられないだろうか。
手を差し伸べたのは、なぎさだった。
「おばあちゃん、ボクらといっしょに行ってみる?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月19日
参加申し込みの期限
2018年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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