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R&R Agency:file2-01:落神伝説レポート
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● 寝子高にて
同じようにR&Rの依頼を受けた
恵御納 夏朝
と
鬼崎 あやめ
と
八神 修
が、寝子高で聞き込みを行ったのは、その前日、金曜日の放課後のことだった。
「落神伝説ですか……今まで漠然とでしか認識してませんでしたが、確かに不思議ですよね……」
眼鏡をかけたあやめは小首をかしげる。
「俺は新聞部としても個人的にも調べていたよ。坂内さんからの話がなくてもね」
そういう修の手には、予め図書館で借りておいた
『落神伝承民話集』
がある。
「
昔々、寝子島に神様が落ちてきて、この世に混沌が溢れ、さいごに海を見たいという神様の願いを叶えたら混沌はおさまって神様も去っていったという伝説
自体は島ではそれなりに知られているが、詳細は不明な点が多い。残念に思っていたんだ」
「その話は、夏の終わりのお祭り
『らっかみおろし』
として伝わっているよね」
いつの間にか話に加わっていたのは、
音海 なぎさ
である。
「聞き込み調査をやっているの? 超自然現象について?」
「超常現象というか、神魂とか落神とか、それによって起こった怪異とか、そういったものについて、改めて調べてる、んだけど……何でもいいんだ、なにか思い当たることがあれば教えて、ほしいな」
いつもと若干雰囲気の違う夏朝――もう一つの人格、夏夜である――が訊ねる。
「何でもいいから? わかったよ。協力しようか」
そう言うと、なぎさは遠くに思いを馳せた。
「例えば、そうだね、ふと思い出したことは、
恋する幽霊に憑依されたときのこと
かな。このときボクはほとんど違和感を持たなかったのだけれど。これも何らかの影響だったのかも、しれないよねって」
「何らかの……って、神魂?」
「はっきりとはわからないし、今思えば、ほとんど持っていかれてしまっている感じだったけれど」
「寝子島での怪異は、ほぼほぼ神魂の影響と言えなくもないですからねー」
あやめが遠い目をすると、なぎさはそれも真摯に頷き。
「それでも忘れられたくないなにかがあったのだろうと、今はおもっているよ。忘れられるのを恐れている、といえば――
つつも、っていう櫛の付喪神が起こした怪異騒動
もあったっけ」
なぎさの記憶が連鎖的に呼び覚まされたらしい。
「あのときは必死だったのだけれど、忘れられた者の心は、少しずつ荒んでいくものなのだろうか。落神伝説も少しずつ人の間から忘れ去られていく間に、変質し、あるいは人を排除する方向に進む可能性もあるだろうか……」
なぎさの独白に、夏夜もあやめも修も、一瞬言葉に詰まった。
ののこという現代の落神があまりにあっけらかんとしているがゆえに、あの、ののこが変質し、人を排除する方向にゆくかもしれないという想像が難しかった。
けれど、夏夜もぽつり、記憶を紡ぐ。
「付喪神といえば、……僕が思い出すのはヴァーチャル空間
『キャット・アイランド』
に纏わる事件、かな。あのときは、やさしい心のある付喪神だった、と思う、よ」
ほかにも、寝子島神社でお三夜様と邂逅した
お三夜まつり
の夜のことは忘れられない。
鳥たちの楽園『バードサンクチュアリ』で、クローネの父・アカースが復活したときのこと
も。
小さく頷き、なぎさは言った。
「忘れ去らないように調査し、ドコかに保存し直していく、ということが重要なのだろうと思ったりするよね。記録すること自体が難しかったとしても、記憶することはできるだろうしさ」
「そうだな」
修は頷いた。
調査し、記録する。記録することが難しくても、記憶する。
それは修だけでなく、夏夜もあやめも共感できることだった。
「そういえば、このあとも取材? もしよかったらボクも同行させてよ」
あやめがちょっと躊躇い、実はこれはちょっとしたアルバイトというか、仕事なのだというと、なぎさはますます目を輝かせた。
「へえ、それはとても興味あるな。その仕事、ボクも手伝ってもいいかな」
三人は顔を見合わせ、あとで梨香に報告すれば問題ないだろうとその申し出を受け入れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月19日
参加申し込みの期限
2018年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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