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\ オーバータイム!/
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【元気】
ホームセンターで、これからのゴミ袋と、皆への差し入れに飲み物を購入しての帰り道での事だった。
先生の様子は明らかにおかしかった。
ホームセンターでは、ぼんやり歩いては陳列棚に激突し商品をばら撒いたり、どこか別の方向へ歩き出してみたり。
先生を連れ出して正解だったなと
八神 修
は改めて思った。
これで最後の仕上げで何かあっては、皆の士気と心に再起不能のひびが入る。
朝一番から一番乗りで来ていた修であったが、彼には致命的に苦手な要素があった。
『不潔な物、場所。蟲』──今回の掃除としては、もう致命的であった。何しろ部屋に足を踏み入れる事すらままならない。
だが、それでも参加したのには理由があった。
それは、『先生の精神状態』──案の定、部屋に入れない代わりに、細やかな備品のチェックを行いながら先生の様子を伺えば、学校ではまず起こさないようなミスばかりしているではないか。
このままでは全てにおいて良い事は無い。そう思い、先生を外に連れ出したのである。
「はぁ……やっぱり、私先生に向いていないのかなぁ……」
美和先生は歩きながら、そうポツリと呟いた。
部屋をゴミ山にし、片付けるにしても本の山を容赦なく掃除したばかりの床にばらまき、
添木 千唐
が控えていた掃除論には頷くしかなく、美和先生の自信は完全に喪失していた。
「……。先生、少し休憩してもいいですか? 飲み物の差し入れが重たくて、息切れが……」
「え? ああ、いいわよ。もちろん」
近くにあった小さな公園のベンチに二人で座り、美和先生はぼんやり空を仰いだ。
「あ~あ……」
生徒の目の前でぐでんと、脱力して身体を前に倒す先生。修の事も気にする余裕が無いようだ。
「先生が普段からそうだったら、掃除にこんなに人集まらなかったでしょうね」
「…え?」
「皆、疲れていないそのままの先生が好きなんですから、無理しないでもいいんですよ」
「………」
「皆、ラストスパートで今も片付けをしてます。皆、先生に元気になってほしいからですよ」
「………。
そうよね…皆頑張ってくれているのに、こんな所でうだうだしていても仕方ないわよね」
美和先生は元気に立ち上がる。
そこで、はたと我に返って、困ったような恥ずかしそうな笑顔で修を見た。
「──……八神君、ありがとうね」
この時間が、自分への息抜きだと気付いて、美和先生は修に礼を告げた。
修は小さく笑顔で軽く片目を閉じ、何事も無かったかのようにそれを流して。一足先に、差し入れの飲物を一本先生に差し出した。
「お疲れ様です。これは先生の分ですよ。
……飲み物が予想以上に重くて運べるか不安になったので。俺も飲みますから、飲んだら戻りましょう」
修の言葉に、美和先生は学校で見るいつもの笑顔で頷くと、立ったまま飲み物を元気に一気に飲み干したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月21日
参加申し込みの期限
2013年06月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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