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不思議な酔いの1日
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「……あら?」
本日は良い天気という事で、
御巫 時子
は散歩へと出ていた。
そして、その途中にあったベンチで現在は休憩中だったのだが、そろそろ散歩を再開しようかなと思ったところで不意に違和感を感じる。
何だか自分の顔がとても熱くなっているように時子は感じる。だが、どうにも風邪で熱が出ているのとは違うようだ。
「お。御巫さん、こんにちは」
「……健さん?」
時子が今の自分の状態を不思議に思っていると、友人である
遠藤 健
が声をかけてきた。
声がした方へと振り向くとそこには健がいた。いたのだが、どうにも時子には二人いるように見える。
「健さん、こんにちは。えーと、健さんって双子でしたか? あら? やっぱり一人?」
時子の視界内で健が2人になったり1人になったり。
自らの認識がおかしいと思わずに、健が双子であると最初に言う辺りが実に時子らしいと言えるだろう。
「えーと……。御巫さん、大丈夫? 何か顔が赤いけど」
「熱は無いですが顔が熱いというか体がだるいような……。それと少し眠いです」
時子の綺麗な肌にすっかり赤みが差している。それは親類がお酒を飲んでいる時に近いと健は思った。
だが、時子が学生の身分で酒を飲むような人間ではないのは健も理解している。それに話を聞く限り、本人も何故こんな状態なのか理解していないようだった。
そもそも彼女は気付いているのだろうか。自分が少しではあるものの回っているという事に。
「熱はないって事は風邪とかではないのかな。立てそうかな?」
「大丈夫です、一人でも歩けますよ。ほら、大丈夫です」
健が尋ねると大丈夫だと言って実際に立って見せる時子。しかし、いつものような大和撫子を思わせるような立ち姿ではなくちょっとふらふらしていた。
「いやいや。ちょっとふらふらしているからね!? 全然大丈夫じゃないからね!?」
「あら。健さんは心配性? うちのヨタカさんも心配性なんです」
鳥であるヨタカに心配されるとは大丈夫なのだろうかと健が思ってしまっても無理はないかもしれない。
「では一緒にお散歩しませんか? お散歩日和なので」
「散歩? あぁ、うん。良いよ」
どうせ特にどこかに行く予定は健にはなかった。大体、こんな様子の時子を一人にするわけにはいかない。
「もし、ふらふらするとか危ないとか思ったら俺の腕にしがみ付いて良いからね?」
「ふふ。健さん、本当に心配性」
自分が心配性なのではなく時子が楽観的過ぎるのではないかと健は思ったが、口に出す事はしない。口に出してもあまり意味はなさそうではあるが。
「寝子島って双子が多いんですね。鳥さんも双子です」
「……はい?」
時子の横に並んでいる健は彼女の視線の先を見る。確かにそこには鳥が飛んでいたが、一羽だけだ。
そう言えば、先程も双子がどうのと言っていた事を健は思い出す。恐らく視界がぼやけているのだろう。
「いつもより公園にお花が多いような。春ですからね」
「御巫さん。それ、多分君にそういう風に見えてるだけで花の数はいつも通りだよ」
「健さんには見えませんか? 不思議ですね」
言葉通りに不思議そうにコテンと小首を傾げる時子。
不思議なのは今の時子の言動であるのだが、そんな事は本人には解らない。
「ちょっと喉が渇きましたね」
「ん。じゃあ、自販機で何か飲もうか」
丁度ベンチがあり、そのすぐそばに自販機も備え付けてあった為、そこで一度休憩をする事に。
「……あら?」
「御巫さん、どうしたの?」
「何だか急に顔の火照りがなくなったような?」
時子が自らの顔を触ってみると確かに先程まであった火照りが消えている。それだけでなくどことなく感じていた違和感もなくなっていた。
そこから察するにもしかしたら神魂の影響だったのかもしれないと時子は考えた。
「ふふ。ちょっと面白い体験でしたね」
「傍から見るこっちは心配だったけどね……」
健がここまで心配性だとは時子は思わなかった
だからこそ、面白かったと思う。友人の知らない一面が見れたのだから。
「楽しくお散歩できたので良い一日でした」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月18日
参加申し込みの期限
2018年03月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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