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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
大人は知らない、子どもたちの居場所
【リョータとリューセー】
そうして、一人の少女がまた新たなアソビに目覚めた頃、スクレにまた小さなお客さんがやってきます。
「マスター、こんにちはー。って、あれ？ いつもの人と違う？」
元気よく店に入ってきたのはカプギアをこよなく愛する源 竜世くんでした。
竜世くんがびっくりしたのは今日お店にいた人がいつもの人と違ったから。
けれども、すぐにそんなことは気にならなくなります。何故なら、お店の中にカプセルギア友達（通称、Ｇ友）の漁 良太くんを発見したからです。
「あれっ、良太じゃん」
と、竜世くんが走っていけば、
「お、竜世じゃん」
と、良太くんも笑顔でぶんぶん手を振って応じます。
二人は以前にもカプセルギアを通じた交流があり、自然と話題はお互いのカプセルギアへと向かいます。
「なあなあ見てくれよー。ちょっとギアを改造したんだ、両足を変えてみたぜー。これでうねうねからちょっとうねうねになったぜ！」
「うわーすっげカッコよくなってんなー！」
良太くんが見せたのは、サメ頭にエイのボディをしたカプギアのイサリビ丸。左腕の触手は相変わらずですが、脚部パーツをテッポウウオ型にしたことで、触手度合はちょっと低下したようで、竜世くんもその変化に目を輝かせます。
「でもオレのスターライトナイトだって負けてねえぞ！ 見た目は……前といっしょだけど……なんか、中身が強くなった……気がする！」
どんと胸を張って主張する竜世くんのカプギア――スターライトナイトは徹頭徹尾「竜」のパーツで構築した超攻撃型。基本的に熱血な竜世くんの気性をよく表したギアと言えるでしょう。
さて、こうなったらもう二人のやることは一つしかありません。
「「よし、ギアバトルしようぜ！」」
二人の声が重なると同時に、店の片隅に設置されたフィールドへと我先にと駆けつけてギアバトルの準備をします。
そして、バトル開始。
「最初っから熱くいくぜー！」
竜世くんは、相棒を高速で飛びまわらせ、ガンガン攻める超攻撃的戦法で、良太くんのイサリビ丸に挑みます。
フィールドをフレイムチャージで加速しつつ、ジグザグ移動しながら両腕の爪でダメージを蓄積させます。
「負けねーぞ！ イサリビ丸、ガードを固めろ！」
攻撃力と速さで推してくる竜世くんに対し、良太くんはイサリビ丸の自慢の固さでじっと耐える戦法。
脚部パーツをテッポウウオにしたことで、やや鈍重になったものの、その装甲はちょっとやそっとの攻撃ではビクともしません。
「そこだ。触手でつかまえろ、うねうね～！」
「わ、捕まった！？」
次の瞬間、イサリビ丸の触手がスターライトナイトの脚部を掴んだかと思えば地面に引きずり降ろしてサメの頭部でガブリと噛みつきます。
「……負けるな、スターライトナイト！」
竜世くんが音声操作で励ませば、スターライトナイトは翼をはためかせて何とか空へと逃れます。
「あー、逃がしたかー。でも、もっかいガブっとすればオレの勝ちだ！」
「そうはいくかよ！ こうなったら、一点突破だー！」
刹那、空に逃れた赤黒い竜が口からメテオキャノンを発射しながら突撃を開始！
「う、うわ！ なんて威力だ……！ 大砲で反撃だ、イサリビ丸！」
イサリビ丸が右腕の大砲で反撃！
しかし、竜は右に左に旋回機動をしながら、ダメージが蓄積した脚部にピンチ状態で攻撃力が上昇した左右の爪で攻撃をしかけます。
「……く、足がやられたか！ でも、まだイサリビ丸はやられちゃいない！」
「それはスターライトナイトだって同じだ、いっけぇ！」
サメの頭部と竜の頭部が互いに激突。
結果、両者のヒットポイントは大きく削られましたが。
「……あ、くそ……やられたぁ！」
「よしっ！ やったぜ、イサリビ丸！」
紙一重の差で、先にスターライトナイトの体力が尽き、A.I.C.O.は良太くんを勝者とするジャッジを下しました。
「くそー、やるじゃん！ でも、次はオレが勝つんだからなっ！」
「へへっ！ いいぜ、何度だって来い！ 次も返り討ちにしてやる！」
そうして、二人はがっちりと握手。
コドモのアソビとあなどるなかれ。
そこは勝負の世界で、いつだって負ける者と勝つ者がいる。
そして、そうしたなかで、コドモ達は悔しさや嬉しさなどを噛みしめながら少しずつオトナになっていくのです。
まあ、それはそれとして。
「あー、戦ったら腹減ったなー。すみませーん、苺ショートくださーい」
「あ、オレはソフトクリームがいいなー」
たくさん遊べばたくさんお腹が減るもの。
そんなこんなで竜世くんは苺ショートを、良太くんはソフトクリームをそれぞれに注文し、二人はおやつタイムに突入してさらなる友情を育み始めるのでした。
そうして、一人の少女がまた新たなアソビに目覚めた頃、スクレにまた小さなお客さんがやってきます。
「マスター、こんにちはー。って、あれ？ いつもの人と違う？」
元気よく店に入ってきたのはカプギアをこよなく愛する源 竜世くんでした。
竜世くんがびっくりしたのは今日お店にいた人がいつもの人と違ったから。
けれども、すぐにそんなことは気にならなくなります。何故なら、お店の中にカプセルギア友達（通称、Ｇ友）の漁 良太くんを発見したからです。
「あれっ、良太じゃん」
と、竜世くんが走っていけば、
「お、竜世じゃん」
と、良太くんも笑顔でぶんぶん手を振って応じます。
二人は以前にもカプセルギアを通じた交流があり、自然と話題はお互いのカプセルギアへと向かいます。
「なあなあ見てくれよー。ちょっとギアを改造したんだ、両足を変えてみたぜー。これでうねうねからちょっとうねうねになったぜ！」
「うわーすっげカッコよくなってんなー！」
良太くんが見せたのは、サメ頭にエイのボディをしたカプギアのイサリビ丸。左腕の触手は相変わらずですが、脚部パーツをテッポウウオ型にしたことで、触手度合はちょっと低下したようで、竜世くんもその変化に目を輝かせます。
「でもオレのスターライトナイトだって負けてねえぞ！ 見た目は……前といっしょだけど……なんか、中身が強くなった……気がする！」
どんと胸を張って主張する竜世くんのカプギア――スターライトナイトは徹頭徹尾「竜」のパーツで構築した超攻撃型。基本的に熱血な竜世くんの気性をよく表したギアと言えるでしょう。
さて、こうなったらもう二人のやることは一つしかありません。
「「よし、ギアバトルしようぜ！」」
二人の声が重なると同時に、店の片隅に設置されたフィールドへと我先にと駆けつけてギアバトルの準備をします。
そして、バトル開始。
「最初っから熱くいくぜー！」
竜世くんは、相棒を高速で飛びまわらせ、ガンガン攻める超攻撃的戦法で、良太くんのイサリビ丸に挑みます。
フィールドをフレイムチャージで加速しつつ、ジグザグ移動しながら両腕の爪でダメージを蓄積させます。
「負けねーぞ！ イサリビ丸、ガードを固めろ！」
攻撃力と速さで推してくる竜世くんに対し、良太くんはイサリビ丸の自慢の固さでじっと耐える戦法。
脚部パーツをテッポウウオにしたことで、やや鈍重になったものの、その装甲はちょっとやそっとの攻撃ではビクともしません。
「そこだ。触手でつかまえろ、うねうね～！」
「わ、捕まった！？」
次の瞬間、イサリビ丸の触手がスターライトナイトの脚部を掴んだかと思えば地面に引きずり降ろしてサメの頭部でガブリと噛みつきます。
「……負けるな、スターライトナイト！」
竜世くんが音声操作で励ませば、スターライトナイトは翼をはためかせて何とか空へと逃れます。
「あー、逃がしたかー。でも、もっかいガブっとすればオレの勝ちだ！」
「そうはいくかよ！ こうなったら、一点突破だー！」
刹那、空に逃れた赤黒い竜が口からメテオキャノンを発射しながら突撃を開始！
「う、うわ！ なんて威力だ……！ 大砲で反撃だ、イサリビ丸！」
イサリビ丸が右腕の大砲で反撃！
しかし、竜は右に左に旋回機動をしながら、ダメージが蓄積した脚部にピンチ状態で攻撃力が上昇した左右の爪で攻撃をしかけます。
「……く、足がやられたか！ でも、まだイサリビ丸はやられちゃいない！」
「それはスターライトナイトだって同じだ、いっけぇ！」
サメの頭部と竜の頭部が互いに激突。
結果、両者のヒットポイントは大きく削られましたが。
「……あ、くそ……やられたぁ！」
「よしっ！ やったぜ、イサリビ丸！」
紙一重の差で、先にスターライトナイトの体力が尽き、A.I.C.O.は良太くんを勝者とするジャッジを下しました。
「くそー、やるじゃん！ でも、次はオレが勝つんだからなっ！」
「へへっ！ いいぜ、何度だって来い！ 次も返り討ちにしてやる！」
そうして、二人はがっちりと握手。
コドモのアソビとあなどるなかれ。
そこは勝負の世界で、いつだって負ける者と勝つ者がいる。
そして、そうしたなかで、コドモ達は悔しさや嬉しさなどを噛みしめながら少しずつオトナになっていくのです。
まあ、それはそれとして。
「あー、戦ったら腹減ったなー。すみませーん、苺ショートくださーい」
「あ、オレはソフトクリームがいいなー」
たくさん遊べばたくさんお腹が減るもの。
そんなこんなで竜世くんは苺ショートを、良太くんはソフトクリームをそれぞれに注文し、二人はおやつタイムに突入してさらなる友情を育み始めるのでした。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年03月07日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年03月14日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年03月14日 11時00分
