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\ オーバータイム!/
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だらだらウィルス、感染拡大中!?
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●帰還
間もなくして戦いは終わり、一同は、それぞれに元の世界へと戻された。
平和な島の帰路を辿るその途中、
倉前 七瀬
の姿を見留めた
楢木 春彦
は、瞬間顔を引き攣らせる。
七瀬もまた、春彦や傍らを歩く
鴻上 彰尋
同様、怪我はなくとも衣服に汚れや乱れが見られたからだ。だが、
「あ、春彦ー! こんなところで会うなんて奇遇ですね」
なんて、春彦に気付いた七瀬は常の調子でひらと手を振り、春彦に、内心、安堵の息を零させた。
「倉前先輩、お疲れさまっす」
「お疲れ様でした。そちらも、大変だったみたいですね」
春彦に続いて、彰尋も淡く苦笑を滲ませながら労いの言葉をかける。
七瀬が、ふっと口元を緩めた。
「これは、この後も期待できますね」
「え?」
「春彦がおったら、面白いことがおこりますから」
返る七瀬の台詞を耳に、ふと彰尋は、寝子高で出会った
水上 桜
のことを思い出す。
目の前の先輩とは対照的に此度の事件に辟易していた彼女は、無事に用事を済ませられただろうか、と。
先輩2人と挨拶を交わして別れた桜は、用事を終えて、校舎の外へと歩を進めた。
陽の光が眩しく、けれど心地良い。
桜の厭う『フツウ』ではなく、『普通』の日常の中へ帰って来たのだとしみじみと思う。
……時間が経ち、陽の加減が事件前とは随分変わっているのが、憎たらしくはあったけれど。
(これだから、フツウってやつは……!)
また沸々と怒りが湧く。
それと同時に、桜は、先輩達に全力の心の叫びをしかと聞き留められたことを思い出した。
(全部全部、フツウのせいだ……!)
その思いは、叫べど叫べど、枯れるということを知らない。
サキリ・デイジーカッター
は、さくさくと危なげなく九夜山の山道を下る。
その傍らには共に戦った
恵御納 夏朝
の姿があり、背には、
犬杜 初
がおんぶされていた。
初のほっぺたには、夏朝のねこシールが貼られている。
「サキリ君、ろっこん、ちゃんと効いてるかな?」
「ばっちりだよ。羽毛を背負ってるみたいだ」
「その言い方、そのままだとういが重いみたいに聞こえる!」
頑張ってくれた人にはサービスするよ、と背負っておいてもらいながら、唇を尖らせる初。
そんな他愛ないやり取りが、夏朝の胸をそよそよとあたためる。
(無事、寝子島に戻ってこられた……)
その事実を噛み締める夏朝の耳に、「あーあ」と初が息を吐くのが聞こえた。
「おや、今度はどんな不満がとび出すのかな?」
「別に……なんか、あんた達にはよくしてもらってばっかだなぁ、って」
零れる声に、サキリと夏朝は、また密かに顔を見合わせるのだった。
「先生、よければお付き合いしますよ」
旧市街では、マスクを外し自転車を起こした
八神 修
が
川添 かおる
先生ににこやかに声をかけていた。
内心に、川添先生に此度の事態を超常現象と悟られぬまま解決できたことへの安堵を抱えながら。
「いいの? いやぁ、助かるなぁ」
「乗りますか?」
「んー、2人乗りはちょっとねぇ。ほら、一応ね、これでも僕、先生だし」
「じゃあ、カゴに荷物を積みますよ。少しは楽でしょう?」
パンの他は何を買うんですか? と修が問うのを横目に、
山田 勘三郎
はうんと伸びをする。
「一件落着、だな。に、しても、活躍すると腹が減るな……」
「さっきのでは、足りなかったんですか?」
楡宮 遠海
が、少しだけ驚いたような声を出した。
先ほどの「まだ足りない」発言は、川添先生を立ち上がらせるための方便かと思っていたのに。
「全ッ然足りねぇ! 俺……これが終わったら、家で心ゆくまでだらだらするって決めてたんだ……」
何食おうかな……と勘三郎がどこか遠くを見つめる横、
「では、お疲れ様でした。私は買い物に……」
「って、おい、そっちは行き止まりだぜ!?」
丁寧に挨拶をして本来の用事に戻ろうとした遠海は、勘三郎に思いっ切り突っ込まれた。
もしかして迷子か? と勘三郎が問うそのすぐ傍を、
(あー、今日は面白い一日だったな♪)
なんて、家路を辿る
新田 樹
が、足取りと共にリュックサックも弾ませながら通り過ぎる。
(倒す気満々だったから向こうもがんがん向かってきたし、思ってたよりは雰囲気あったかもね)
ビー玉爆撃や、唸る警棒、エアガンを存分にぶっ放したあの感触……。
それらが鮮やかに思い起こされて、樹は自然と、口元に満足げな笑みを乗せるのだった。
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あとがき
担当マスター:
巴めろ
ファンレターはマスターページから!
お世話になっております、ゲームマスターの巴めろです。
まずは、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
こういうシナリオ久しぶりに書かせていただくなあという感じで、
もう、ものすごーく楽しかったです!
本気のバトルあり、コメディタッチのパートもあり。
何気ない瞬間を切り取らせていただいたりもして、ずっとわくわくが止まりませんでした。
皆様の《やる気》と《パッション》を前にして、
ウィルス感染者達もあまりだらだらしている暇がなかったという。
重ねてになりますが、ご参加くださった皆様に心からの感謝を。
この度も、本当にありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月11日
参加申し込みの期限
2018年06月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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