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●剣と酒
「良かったら一杯やらねぇか? 寝子島なんだが、いい店を見つけたんだ」
レグルス・シェルタン
はそう言って
ベルラ・ガーネブラッディ
を誘った。その誘いに乗って2人は寝子島へやってきた。
ベルラはウエスタンハットをかぶり、ジャケットにYシャツとジーンズ。対してレグルスはスーツを着ているが、柄の悪い人物のように見える。レグルスが目指しているのはBAR【Holländer】。店はシーサイドタウンのとあるビルの地下にある。ほどなくして店の前に到着した。
「前は会員じゃねぇから入れなかったんだよな」
「本来は会員制なのか。ちょうど入れてよかった」
今日は会員以外も入れると分かって意気揚々とドアを開ける。そして2人の目の前に、水に満たされた店内が現れる。
「なんだこりゃ? ずいぶん不思議なことが起きてんなぁ……こういう店なのか?」
「さあ……どうなのかね……」
「まぁいいか、早速飲もうぜ!」
ここではマスターにカクテルをつくってもらえると聞いて2人はそれぞれの希望を伝える。
「俺は甘くねぇやつで頼むぜ。酒はきつくてもいい」
「色は赤か金で、度数は強めで構わない。モチーフは剣に宝石」
マスターである
藤堂 静
は2人の話をきいてカクテルを作り始める。
注文を終えると2人は何気ない会話を始めた。
「おめぇさんとまた酒が飲めて嬉しいよ。ところで俺の格好変じゃないか? 一応それらしい服を選んだが」
「変じゃねえさ。様になってるぜ。髪をちょっと整えりゃあよりどりみどりでモテモテそうだなぁ?」
「はっは、俺はいい歳したおっさんだぞ。そういうレグルスの方がモテそうじゃあないかね。スーツが実に様になってる」
なんてことない話題から始まった2人の会話は続く。酒の席に加えて、この店の雰囲気が楽しさを膨らませているのかもしれない。会話のなかでふと互いの剣が目に入った。
「そういやお前さんの剣はどう手に入れたんだ?」
「俺の初めての剣は幼少時に爺……祖父から譲られた物だったんだ。べらぼう強い人でな。昔はかなり扱かれたよ。レグルスは?」
「俺のは冒険の時に報酬でもらったやつだな。使うのにちっと魔力も筋力がいるやつでそれが可能なのが俺しかいなかったんだよな」
「話を聞くとまるでレグルスの為に在るような剣だなぁ」
剣は武器というだけでなくきっと思い出も含まれている。思わずそんなことを考えてしまう話だ。
「そうそう、さっきおめぇさんがモテる云々の話をしていたが、昔付き合ってた女性はいないのか」
「ん、女の話か? 惚れた女はいたが、あまりいい話じゃないぞ。でも聞いてくれるなら話すぜ」
ベルラが頷くと、レグルスは一呼吸置いてから話し始めた。
「冒険の時によく世話になってた村の宿の子でな。気立ての良い子だったんだが……ある日立ち寄ったときに村自体が壊滅していてな。……仇は、とったがな」
レグルスは傷を触りながら哀愁を漂わせる。ベルラは今までの流れと打って変わり、真剣な表情で話をきく。最中、己が過去に妻を亡くした事件と重ねて目を伏せる。心が落ち着くまで声がうまく出せそうにない。
ようやく絞り出すように言葉を発した。
「そうか……本当に辛かったな」
ベルラは彼の傷を見て、肩に手を置いた。
その気持ちは痛いほど分かる。でもその仇でレグルスの手が血で汚れたことにベルラは少し悲しみを覚えた。
「消えない傷は彼女への贖罪か?」
「そうだな……色々と忘れんよう、戒めなのかもしれねぇ」
重い空気が2人を覆う。そんな2人に静がそれぞれの前にそっとカクテルを置く。レグルスには『ブラック・ベルベッド』。ゴブレットには黒ビールとよく冷やした辛口のシャンパンが注がれている。ベルラには『ロスト・パラダイス』。『パラダイス』のアレンジで、淡い黄色のカクテルのなかに宝石のように鮮やかな緑のミントチェリーが沈んでいる。
「すまん、酒も来たしこっちも楽しむか」
「ああ、そうだな」
グラスを口にした2人はその美味しさに感心しつつ、また何気ない話題へと戻ると楽しい時間を過ごした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月26日
参加申し込みの期限
2018年03月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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