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携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
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【そのイケメン、残念(4)】
暴走したペンギンカイザーは、空中に浮かぶと突然に周囲に水のバリアを出現させました。
「スゲェ! BLUE、お前、いつのまにこんな新技ゲットしたんだよ?」
はしゃいだ声を上げるジェンツーは、いまだ事態をよく飲み込めていない様子。
「……いや、俺は……こんな技は知らん」
「「え……?」」
目を見開く『アデリー』と『ジェンツー』をよそに、最初にペンギンに突っ込んだのは『あんず!!!』のライラプスでした。
「行くぞ、ライラプス! うちらでペンギンさんの暴走を止めるんや……って、わーーーー!?」
猪突猛進に水のバリアに突っ込んだライラプスは、その瞬間、動きが急激に遅くなり、そこをペンギンカイザーの羽で思いきりビンタされました。
「アンちゃーん!? ちょーっと待ってね、いまお医者さん『ミリア』がライくん治してあげるからねー!」
ミリアはそう言ってライラプスに駆け寄って応急処置。彼女はちょっとしたメカのお医者さんなのです。
と、そこにまた新たなフェザービットが射出され、
「……ミリア……危ない……!」
「……っ!?」
ゆきのの声に、ミリアはハッと目を見開くと、地面に転がり込んでフェザービットの攻撃を回避。
「……ミリア……大丈夫……?」
「……う、うん。ちょっとすりむいちゃったけど、この程度、ろっこんですく治るから!」
心配顔のゆきのに、ミリアは快活に笑って、ろっこんですり傷を治療。
しかし、今回は転んだかすり傷で済みましたが、これが直撃していたら大変です。
「……馬鹿な。何故、俺のペンギンカイザーが人間を襲っている……!」
愕然と目を見開くBLUE。
そんな彼に、雪人くんは冷静に真実を告げます。
「……MOD_OCEANVIEW。ワクチンが配信されているはずだけど、それをツールで解除してると時々こういうことが起こる」
「……なん……だと……?」
いちいち芝居がかってはいましたが、その様子からは彼がギアで人を傷つけることを望んでいないことはすぐわかりました。
しかし、その間にもペンギンカイザーのフェザービットは、ほかのギアマスター達を襲います。
ビットだけでなく、ペンギンカイザーは脚部のブースターを使って自在に飛びまわり、さながら水の弾丸のようにギアマスターやそのカプギア達に攻撃を仕掛けてくるのです。
「くそー、触手で捕まえようにも、早過ぎて捕えられねぇ!」
『リョータ』のイサリビ丸が文字通りの意味で触手を伸ばすも、その先端はペンギンカイザーには届きません。
幸い、遠目には普通にギアで遊んでいるようにしか見えないでしょうが、もしもこのままここに近づいてくるオトナ達が現れれば、彼らはギアを危険視し、今後、コドモ達がアソビを取り上げられてしまうことは必至です。
「本体は無理でも、ビットならサニィで制御できるんだよ!」
玲音さんは、サニィの左右の腕パーツでフェザービットの動きを妨害し、その手数と命中率を減少させます。
その隙に、『ゆきの』はむむむと唸って、あの厄介な水のバリアに対する対策を講じます。
しかし、
「……速度が半分になるなら……二倍の速さで動けば……」
「えーっと……すっごく速く動く……のは、今は出来ない……かなー?」
その作戦はやや実現が難しそうなものでした。
「……作戦があるなら、僕も協力するケド」
と、『MAKIYUKI』も申し出ますが、いまだ妙案は出ません。
そのとき、
「うーっ、あの水でできたバリアをなんとかしないと攻撃できないぞ……! 水……水……あっ!」
名案を捻り出したのが、謎の唸り声を上げて作戦を考えていた『あんず!!!』でした。
「あんず……何か思いついた……?」
「水はきっと電気に弱いぞ! ネコモンでもそうだし、きっとなんとかなる!!!」
『ゆきの』の問いに、『あんず!!!』は元気よく答えます。
それは、ともすれば、やや短絡的な発想にも聞こえましたが、不思議と説得力がありました。
「うちのライラプスには電気を流せる『肉球アーム』があるし……」
「『ミリア』のナッちゃんも電撃なら撃てるよ!」
幸い、ギアマスター達の手持ちのギアには『あんず!!!』の作戦を実行するためのパーツも揃っていました。
ですが、
「問題はあのフェザービットかな。あれに邪魔されると、決定打にはならない。僕も援護はするケド、数が多いし……」
そう言った『MAKIYUKI』の指摘はもっともで、せっかく電撃攻撃も本体に届く前にビットに邪魔されてしまっては意味がありません。
「……ゆきのも……援護、する……」
『ゆきの』がキリリと唇を引き結び、アルミちゃんのスピードでビットをかく乱する試みに出ます。
「ボクはビットを超音波で妨害して、援護するね! あと、カタパルトみたいにドカーンってギアを射出することもできるよ!」
玲音さんも、支援に特化した自機ならではの支援します。
「だったら、オレはミギーの大砲で援護するぜ!」
『リョータ』は砲撃で、仲間の突撃を支援。
皆で力を合わせて、この窮地を乗り切ろうと頑張ります。
けれども、ペンギンカイザーは強敵でした。フェザービットを全方位に展開し、その合間を縫うようにして、水の弾丸のごとき本体が突進攻撃を放ってくるのです。
「……馬鹿な……こんな戦いは……美しくない……俺は……こんなことをするために……ツールを使ったのではない……」
『BLUE』は愕然として、そんな制御不能となった自分のギアを眺めています。
「……なあ、『BLUE』! あんたも自分のギアが大好きなんだろ! このままだと、ペンギンカイザーは壊れてしまうかもしれねぇ! なら、オレ達に協力してくれよ!」
『リョータ』がそう叫んだのは、『バトルをしたらそいつとはギア友!』という信念があるからでした。
「……!」
その言葉に、ハッと『BLUE』は目を見開き、
「……そう、だな……。俺のギアは……俺が……止める……! 『アデリー』、『ジェンツー』! 予備の端末とギアをくれ!」
「……!」
「おうよ!」
二人の友人は頷くと、『BLUE』に端末とペンギン型のギアを渡します。
そのギア――ポーンペンギンはスペックは低めですが、『BLUE』はそれを巧みに操り、
「……俺のギアの特徴は、俺が一番良く知っている!」
フェザービットを華麗な突進攻撃と尾羽の斬撃で斬り払いながら、ギアマスター達に突破口を開きます。
「……やるじゃねぇか、『BLUE』! それでこそ、俺のギア友だぜ!」
『リョータ』は新たな仲間との共闘に心を躍らせつつ、大砲を発射。
放たれた弾丸は、ペンギンカイザーにズガンと命中。実弾なので、あまり威力を軽減されずにダメージを通し、その突進の動きを緩ませます。
「いまだ、ライラプス! 肉球パーンチ!」
そこに、『あんず!!!』が電撃効果のある肉球アームを持ったライラプスを突撃させます!
ライラプスは右腕で殴り込むように、水球の中に突撃します。
すると、水球全体に電気が通り、一瞬、ペンギンカイザーとその統制をうけたフェザービットが動きを止めます。
「通った! アンちゃん、凄い! よーし、あとは、ナッちゃんの一撃で!」
『ミリア』が視線を流せば、玲音さんがサニィを操ってナッちゃんを抱えて、大ジャンプ&ブースト!
空高く、ちょうどペンギンカイザーの頭上にまで上昇したナッちゃんは構えた注射器の針先をペンギンカイザーに向けて、
「いっけーーー、ナッちゃん!!!」
全力で発射!!!
ズガァァァンと、雷が轟く音が響けば、そのときには黄色い稲妻が帯電した水球のど真ん中を撃ち抜いておりまして――。
「やったぁ! うん、これで皆のアソビは守られたんだよ!」
玲音さんの宣言しましたとおり、無事に、ペンギンカイザーはHPがゼロになってその動きを止め、寝子ヶ浜海浜公園の小さな子供達の胸にギア暴走事件はしっかりと仕舞い込んでおくことができたのでした。
【終了会話】
良太「やったな、『BLUE』! これで、オレ達ギア友だな!」
あんず「あんずもギア友だぞ! ズルして強くなってもカッコよくないぞ! うちが協力してやるから、一緒に強くなるぞ!」
BLUE「ふっ、いいだろう。あのツールは美しくないとわかったからな。他方、お前達の戦いはなかなか美しかった。まあ、俺には負けるがな」
玲音「ねぇねぇ! そのツールは誰から貰ったの? ボク、その人にズルは駄目って言いたいんだ! てゆーか、暴走とか怖いんだよ!(重要)」
BLUE「A.I.C.O.をDLできるどこかのミラーサイトで入手したな。あれは何というサイトだったか……。そう、美しいサイトだった(ドヤ」
ゆきの「……ミリア……この人……頼りにならない……」
美里愛「ユ、ユキちゃん。そんな本当のこと言っちゃメッだよ……!」
雪人「……もう戦いは終わったよね? じゃ、お疲れ。僕、帰るから……」
【MISSION COMPLETE!】
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担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月21日
参加申し込みの期限
2018年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月28日 11時00分
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