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携帯戦記カプセルギア 第三話「共闘、カプギアマスターズ!!」
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【そのイケメン、残念(1)】
その少年は、寝子ヶ浜海浜公園の中で、空を見上げていました。
「美しい空だ。まるで、この俺の心のようだ……」
少年は、陶然とした表情で、謎のポージングをしながら、よくわからないことを言っていました。
そんな少年を遠巻きに見つめつつ、
「あんなやつだケド、腕は立つから」
彼がBLUEである、と教えてくれたのは、雪人くんでした。
雪人くんのBLUEを見る目はまるで違う種類の生物を見るように冷たかったのですが、二人ともカテゴリー的には、同じ小学5年生です。
「歩夢も、ほかのギア友も、暴走したギアと戦ったんだよな。よし、今度はオレの番だ、イサリビ丸!」
雪人くんの呼びかけに応じたギアマスターの一人、
漁 良太
くんは、自慢の相棒――イサリビ丸を手に、心をアツく燃やします。
そこには良太くんのほかにも、雪人くんの呼びかけに応じて、4人の女の子ギアマスター達が集まっていました。
「ボクはケンゼンなギアで上位のギアマスターになりたいと思ってるんだよ!」
と、小学二年生の
柚瀬 玲音
さんも、相棒の少女型ギア――サニィとお揃いの猫耳キャスケット帽を被り直しつつ、意気込みをあらわにします。
「あの子、顔が綺麗……」
BLUEを見て、静かにそう呟いたのは、小学四年生の
楠木 ゆきの
さんでした。
「……でも、なんか残念感じ」
微妙にさっきとポーズを変えているBLUEを見ながら語るゆきのさんに、そのお友達である
東条 あんず
さんと
渡辺 美里愛
さんも頷くことしきり。
「あれがもしかすると残念なイケメンってやつかー! でも、いくらイケメンでもカプギアを暴走させるのは無視できないんだぞ!」
「うん、アンちゃんの言う通り。皆で協力して、悪い子には『めっ!』てお仕置きしなくちゃね」
小学四年のあんずちゃんが拳を握りしめて言えば、中学三年で少しお姉さんの美里愛さんは鷹揚に頷きます。
さて、そんな6人のギアマスター達でしたが、彼らの前に立ちはだかるのは今回BLUE一人ではありません。
というのも、そのときBLUEのそばには二人の友人と思しき男の子達がいて、
「……なぁ、BLUE。お前、なんでそんな妙なポーズ決めながらでしか喋れないわけ? オカシイだろ。なあ、アデリー? お前もそう思うよな?」
「よく似合ってる」
「いやいや、ねーから!」
と、コントのようなやりとりを繰り広げていました。
「なんか楽しそうだねー」
美里愛さんはほっこりしつつ言います。
「……あの二人もそこそこ顔が綺麗」
やや腐女子の素質のあるゆきのさんは、仲睦まじげな三人が綺麗なお兄さん達に成長したときのことを考えて、少し胸がどきどきしてきます。
と、そのときでした。
「そこにいるのは誰だ? 俺のファンか?」
と、BLUEがギアマスター達の気配に振り返って言いました。
「いや、ファンとかいねーから。芸能人気取りかよ!」
「人気者だな」
「いや、だからちげーし!」
二人の友人が息の合った漫才を続けていますが、いつまでもそれを聞いているわけにもいきません。
「お前、BLUEだよな! 俺は『リョータ』、そしてこいつはイサリビ丸だ! 俺とギアバトルしよーぜ!」
良太くんが単刀直入に試合を申し込むと、BLUEは端整な顔立ちに乗った目を見開き、
「なるほど。お前達もギアマスターか。ふっ。この俺をあのギアマスター『BLUE』と知って戦いを挑むとは。いい度胸だ」
また微妙にポーズを変えつつ、キリッと言いました。
「……いや、だから自分で『あの』とか言うなって」
やはり友人が突っ込むのですが、もはやポーズには突っ込みません。
「……帰りたくなってきた」
深い溜息を吐いたのは雪人くん。彼に、BLUEのノリはちょっとついていけないのかもしれません。
「で、ギアバトル、受けてくれるよな?」
良太くんはそんなボケの嵐にも真っ向から立ち向かい、改めてバトルを申し込みます。
その瞳には、相手が自分のバトルの申し込みを受けてくれると信じて疑っていませんでした。
だから、
「だが、断る」
「……え?」
きっぱりとBLUEにそう言われ、良太くんは、思わず目が点になりました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月21日
参加申し込みの期限
2018年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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