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もふもふ!大型幻獣と遊ぼう!
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人のいない寝子島は初めてだな、と、
アリス・ミーティア
は辺りを見回す。
ちらほらと見える翼獣達の中に、
「……あれ?」
アリスは、きょろきょろとしている、小柄な翼獣を見つけた。
何とか人間1人を背中に乗せられるくらいの大きさだ。
ちらりと見えた肉球は、綺麗な白。
「ちっちゃな翼獣だね。うーん、迷子?」
アリスは、その翼獣の元へと歩み寄ってみることにした。
「こんにちは。ええっと、私はアリスだよ」
声をかけられたことにほっとしたらしく、尻尾を立てて、翼獣はアリスに身を寄せてくる。
ふさふさとした毛ごと、アリスは翼獣の身体を抱き締めた。
「あはは、人懐っこいね。まだ子供なのかな?」
なでなでしてやれば、翼獣の喉がくるくると鳴る。
他の翼獣達と比べてみれば、アリスの読み通り、翼獣は大人と呼ぶにはまだ若すぎるようだった。
一方で、ライオンの赤ん坊くらいの、本当に幼い個体の姿も時折見かける。
子供と言っても、その程度は様々と見えた。ともあれ、
「ねえ、色々巡るつもりだけど一緒に来る?」
問えば、返るのは、くくる! と元気な鳴き声。
ペロリと頬を舐められて、きゃ、とアリスは小さく声を上げた。
「くすぐったいよ、えっと……何て呼ぼうかな。うーん、シュバルツがピッタリかな」
くるる! と翼獣――シュバルツがはしゃいだような声を出す。
乗って! とばかりに自身の背中を示すシュバルツの背に、
「よし、じゃあ、一緒に行こう」
と、アリスはえいっと跨った。寝子島の空中散歩だ。
「わあ、ここって猫の形してる島なんだね」
シュバルツの横顔にも似てるよ、と首の後ろを撫でてやれば、シュバルツは益々軽やかに宙を舞う。
先ずはとアリスが立ち寄ったのは、目に付いたコンビニエンスストアだ。
「ビールは外せないよね。それから、シュバルツのために一応水も……」
コンビニエンスストアには、全く人の気配がない。
お金は払わないくても良いみたい? と悩みつつ、アリスは一応、お代をレジに置いて外に出た。
次に向かったのは、神社。
「神社ではお参りするんだよ。折角だから、シュバルツにも教えてあげる。手を叩いて目を閉じるの」
手を叩く……のは、シュバルツには難しいようだったが、
――ぱん、ぱん!
二拍手のあと、両手を合わせたまま目を閉じ祈れば、シュバルツもお利口さんにアリスの真似っこ。
お参りのあとは、映画村へ。
「誰もいないと、何だか変な感じだね」
く? とシュバルツが応じる。
「映画村って昔の寝子島らしいね。帯を回してほどく遊びが流行ってたらしいよ」
くるくると回ってみせれば、シュバルツはそれを「楽しそう!」と思ったようで、
「わ、シュバルツ、上手上手」
またもアリスの真似をして、くるくるくるくる、いっぱい回った。
その次は、漁港。
「ここは、この前観光に来たけど楽しかったよ。そうだ、シュバルツ、お魚食べる?」
私が釣ってあげると、アリスはその場で魚を調達した。
シュバルツが釣り立ての魚をあまりにも美味しそうに食べるものだから、
「うう、私もとびきりの場所で美味しくビールが飲みたい……!」
と、アリスはぷるぷる。
町を見渡せる場所がいいと、灯台に展望台にと回ってみて、アリスは結局、寝子高の屋上に腰を落ち着けた。
タブに指をかけたなら、プシュ! と気持ちのいい音が辺りに響く。
ビールをくぴくぴと喉に流して、ふわあ、とアリスは幸せ色の息を漏らした。
その飲みっぷりに、シュバルツは興味津々。
「シュバルツは子供だから飲めないかな? 美味しいんだよ」
ほら、と分けてあげれば、シュバルツは美味しそうにビールをぺろぺろ。
「お、シュバルツ、いける口なんだね」
1人と1頭で大人の味を楽しむうちに、空が、端から夕焼けの色に染まっていく――。
「シュバルツも星幽塔に来れたらいいのにね。楽しいことに溢れてる場所なの。気さくな人ばかりだし」
くるくう、と、夢見るように喉を鳴らすシュバルツ。
お別れまでの時間を、アリスとシュバルツは仲良く寄り添って過ごした。
翼獣達が消えた寝子島で、アリスは飲み干したビールの缶を、ゴミ箱へきちんと捨てる。
「何だか寂しいな。……また会えそうな気はしてるけど」
「まだまだ知らない世界は多いんだね」
シュバルツの世界も行ってみたいな、と、アリスは水色の眼差しをふわりと和らげた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月23日
参加申し込みの期限
2018年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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