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その日は快晴の朝であった。
八神 修
はカジュアルな街系の私服を身に纏い、外へとお出かけ。
途中コンビニに寄りパンを幾つかと飲物を少々購入。
本日の目的地はミニシアターだ。
ミニシアター【Lumiere】では時折シリーズもののまとめ上映を行う事がある。
今回、行うのは洋画の魔法ファンタジーものの超有名シリーズである。
但し、この作品の場合、シリーズの数が多い為に一日ではとても上映しきれない為、二日に別けて行われる。
今日はその一日目というわけだ。
ブルーレイで持っている作品ではあるのだが、映画はやはり映画館で見るのが一番だと修は思っていた。
だから、このまとめ上映の話を聞いて、必ず見に行こうと決めていたのであった。
そうして、ミニシアター前へと来たところで、見慣れた背中を修は見つけた。
「……んん? おーい、遠藤!」
そう。その背中とは最近、何かと親交がある
遠藤 健
のものであった。
「ミニシアターに行きましょう」
何でもあの魔法ファンタジーな某有名連作の一挙上映があるらしいと
椿 美咲紀
は聞きつけた。
魔法学院に通う事になった少年の物語で、美咲紀も気にいっている映画の一つなのだが、実はTVでしかまだ見た事がなく、映画館では見た事がないのだ。
だから、是非とも映画館で見てみたいと美咲紀は思っていたのだ。
そうと決まればと、美咲紀は昼食用のサンドイッチを多目に作ってバスケットに詰める。
飲み物としてコーヒーも忘れずに用意。
そして、意気揚々とミニシアターへと出かけてみると、そこには見知った顔が誰かと話していた。
いや。良く見てみると、もう一人の人物にも見覚えがあった。
「あれ。シュー君です。それに、遠藤君?」
「ん? お、美咲紀じゃないか」
「椿さん? また偶然。……偶然? 何か、前にもこんな事があったような、なかったような……?」
それはまた別のとある日の話である。
「美咲紀に遠藤はまた何でここに……って、ミニシアター前に来てるんだから、目的は一緒か」
「あー、うん。本当は今日、予定があったんだけど、それがなくなったんでね」
「二人も一挙上映を見に来たのですね。一緒に見ていいです?」
ミニシアター前まで来て、別の目的があるわけもない。
美咲紀のその問いに否があるわけもなく、三人は一緒にミニシアターへと入る事にした。
鳳翔 皐月
はその日もいつも通りマイペースに仕事をしていた。
ミニシアター『Lumiere』は彼女の自宅と兼用の映画館であり、それ故にマイペースに仕事をする事を可能としていた。
映画館とは言うものの大きなところと違い、マイペースな営業をしている。
上映するのは最新の映画などではなく、趣味丸出しの懐かしい映画や、一部で熱狂的人気を誇る映画、リクエストされた映画を上映していた。
そして、本日上映するのはとあるお客にリクエストされた完結した洋画の魔法ファンタジーの有名シリーズだ。
シリーズが沢山ある為に、一日では上映しきれないので二日に別けて行う予定である。
「んー。今日はちぃといつもより客の入りが多いか?」
本日のチケットの売れ行きを見て、そう皐月は呟く。
今日、上映するシリーズは完結してからもう結構な年数が経つ。だというのに、一挙上映すると言うだけでそれなりの客入りを見せていた。
「まぁ、それだけあのシリーズが人気あるって事かね」
勿論、それもあるがやはり映画館でしか味わえない雰囲気というものがある。
それを味わえるというのならば、こうして足を運ぶというのもおかしくはないだろう。
それも、普段とは違う一挙上映という形ならば、更にまた違ったものとなる事は間違いがない。
そして、皐月はいつものように映画雑誌を見ながら、カウンターで店番を始める。
すると、先程までシアター前で話をしていた、修、美咲紀、健達がカウンターへとやってきた。
「いらっしゃい。今日は、一挙上映の日だけど大丈夫かい?」
「あ、大丈夫です」
「はいよ。えーと、学生さん三人かな? 学生証ある?」
「えっと、俺はあるけど……美咲紀と遠藤は?」
「持って来てるです」
「うん、あるある。今出すよ」
そして、三人はそれぞれに皐月へ学生証を提示する。
それを確認した皐月はチケット代金を伝え、そのついでに学生で映画好きそうならバイトもありだと伝える。
「俺はここに来たの初めてなんですけど、中々雰囲気のある映画館ですね」
皐月がチケットの清算をしていると、ふいに健がそんな風に声をかけてくる。
「まぁ、私がマイペースにやってるからな。最新の機材とか動く座席なんかはないが、こんな映画館もあるって楽しんで貰ってるって感じさ」
ほい、お釣りとチケットなとお釣りである硬貨と三人分のチケットを手渡す。
「ま、大丈夫大丈夫、私は優しいからな。誰もサブリミナルでアダルトフィルムなんていれねえよ」
「うん。それは入れたらまずいやつですけどね!」
「ははは。まぁ、もうすぐ始まるから中に入りな」
三人で中へ入ると、それなりに席が埋まっていた。
それでも何とか三人が横並びで座れるところが空いており、そこへ滑りこむように座る。
そうして、三人が席へついてから、そう経たない内に上映が始まる。
皐月がもうすぐ始まると言っていたのは、本当の事であったようだ。とは言っても、彼女に嘘を言う理由などないのだが。
流れ始める大音量のBGM。字幕上映である為、聞こえてくるのは英語である。
しかし、字幕の方が英語のリスニングも兼ねられて良いと修は思っていた。
言い回しにウエイトを置くため意訳になってることも多く、どんな訳になってるのかも醍醐味の1つと言える。
時には、かなりぶっ飛んだ訳になっている事も。
作品が一つ終わる度に上映切り替えとトイレなどの為に休憩時間が挟まる。
その時に、美咲紀は隣にいる修と健にチラリと感想を話していた。
「魔法世界を実写でいい感じに作ってますよね、この映画。今までTV放送のしか見たことなかったですけど、色々カットされてたんですねぇ。映画館で見た方が面白いのです」
「実際には存在しない世界観というのを上手く表現しているかなって思うな」
「名前を呼んではいけない人とかって、如何にも魔法世界って感じがするね」
美咲紀がまず感想を言うと、それに修と健が続く。
「でも実写で少年主人公だと登場人物達のリアル成長が良く判るですね。アニメ系だとこのへんの束縛ない分連作続けやすいけどリアルだと時に厳しいかも?」
確かにそれはその通りだと、修と健は思った。
実写映画の場合は、俳優達も時の流れに逆らう事は出来ないので長く続ければ続いただけ俳優の外見というものが変わってしまう。
それは実写映画というものの克服し得ない問題だと言えるかもしれない。
そして、昼時になると、昼食の為に長目の休憩時間となる。
美咲紀は定番のハムキュウリ玉子サンドイッチを多目に作ってきていたので、それを修や健に別けていた。
「うん。椿さんのサンドイッチは美味しいなー」
「うん、美味い」
サンドイッチを別けて貰った男子二人と言えば、もぐもぐと美味しそうに食べながら味の感想を言っていた。
「あー……。良く見たなー」
「もうすっかり夜だな」
「今日のでシリーズの半分上映ですかぁ。密度濃くて充実感たっぷりなのです。」
伸びをしながら修が言うと、健がすっかり日が暮れた空を見ながら呟く。
そして、美咲紀はとても満足したようで充実していたと言うような空気を出していた。
「続きは明日だ」
「シリーズ後半一挙上映も見に来なきゃ、ですね」
と、修と美咲紀はすっかり明日も行く気満々である。
修などはまだ頭が向こうの世界に半分残っている感じさえしていた。
「面白いのは間違いないけど、ちょっと疲れもするな。でも、やはり全部見てこそ一気上映だよな」
「遠藤君は慣れない一気上映で疲れましたか? それなら明日の英気を養う為に、公園にいって野良猫さん達に癒されましょ」
楽しかったのは間違いないのだが、少しだけ疲労感を滲ませる健を見て、美咲紀がそう提案する。
「あぁ、良いね。行ってみるか」
「え、猫? こんな時間に?」
美咲紀の提案に修も乗るが、事情が良く解らない健は一人困惑していた。
そして、三人で近くの公園に行ってみると、そこには夜の集会中なのか、それなりの数の猫がいた。
「うわ……。めっちゃ猫いるし」
「この辺だと、この時間にこの公園に猫さん達が良くいるのです」
そこで健は美咲紀が動物好きである事を思い出していた。
そして、同時に彼女が新聞部であり、様々なところに取材をしている事も。
そんな事を、健が考えていると、何時の間にやら修が沢山の猫に囲まれていた。
美咲紀もまたそれに気づいており、すっかり羨ましそうな目で見ている。
「シュー君がにゃんこまみれになってるです。うらやましーなのです。いいな」
「いや。あれ、凄いな。結構懐かれてるみたいだけど、たまたまか?」
先生もお散歩ですか。ああ、御飯なんですね。と、トラ柄の猫に修が話しかけている。
どうやらその猫に今日の映画に出てきたとある先生を連想しているらしい。
そして、修は食べていなかったパンを取り出して、ジャムなどがついてない部分を猫に分け与え始める。
それを見て、健はとある事を思い出す。
「あ。そうだ。俺も食べてないお菓子があるんだよな」
健がバッグの中を漁ると、何枚かの個包装されたクッキーが出てきた。
「椿さん、はい」
「え? 良いのです?」
「うん。これなら猫も食べれる筈だから、上げても問題ないよ」
「ありがとうなのです!」
健にお礼を言うと、早速美咲紀は猫へとクッキーを上げ始める。
その姿を見て、よっぽと動物が好きなんだなーと健は思うのであった。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
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定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月11日
参加申し込みの期限
2018年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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