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\ オーバータイム!/
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シーサイドタウンで遊ぼう!
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寝子高制服の上から鮭を咥えた熊が胸元にプリントされたエプロン装着、ギュッと紐を結び
マリナ・M・マディソン
は準備万端。
本日はベーカリーショップ『キムンカムイ』の新作発表の日とあって、マリナはいつもより気合い入れて頑張るつもりであった。
学校終わりの放課後に、下宿先のベーカリーショップ『キムンカムイ』の店員さんとしてマリナがお手伝いをするのはいつもの事。
エプロンを身に纏った彼女は、店先に出る――前に、まずは栄養補給とばかりに『ボス』こと店長がマリナのおやつ用にバスケットに入れておいてくれているサーモンサンドを一つパクッと口の中へ。
マリナは美味しそうに舌でペロッと唇を舐めると、今度こそ店先へと出ていく。
「ン、サイボーグ……Switch Onデス! イラッシャイマセー! デス!」
薄野 九月
はウキウキ気分で放課後の通学路を歩いていた。
何故かと言えば、彼女がお気に入りの店であるベーカリーショップ『キムンカムイ』に、新作のパンが出るからである。
以前食べたサーモンサンドがとても美味しかった為、新作のパンもきっと美味しんだろうなと確信しているのだ。
だから、今日は朝からキムンカムイに寄って帰ると決めていたりして。
目指せ新作のパン! おねーちゃん達、家族の分も買って帰るんだよー。えへへー。とそのような事を考えながら、九月はキムンカムイへと向かうのであった。
店先へと出たマリナは商品のアピールをしながらも、足と手を動かし、精力的に働いていた。
本日、店先に並んでいる新作は北海道の素材をふんだんに使ったシチューのパイ。
以前から、キムンカムイにシチューのパンはメニューにあったのだが、今回はそれをリニューアル&バージョンアップしたものだ。
さっくりとしたパイ生地にあっつあつのシチューを封じ込め、それも一種類ではなくビーフシチューやサーモンのクリームシチュー、カボチャのポタージュ、更にはボルシチ風シチューといったように幾つかの種類が存在している。
そして、それを丁度学校終わりの夕食も暫く先の時間帯に焼きたてあつあつを並べるという寸法である。
マリナは自分も学生だから分かるのだが、この時間帯は結構お腹が減る。そんな時、こんな匂いが漂ってきたらどうなるか?
答えはお腹にダイレクトアタックである。
「あ、勿論冷めても美味しいデス!」
匂いに釣られてやってきたと思われる寝子島高校の男子学生にそうやって新作をアピールするマリナ。
明るく人懐っこい感じの素の性格で行う彼女の接客は、何とも取っつき易く話しやすい店員さんという印象を与える。
結果として、男子であれ女子であれ、マリナのアピールを聞いて新作を買う気になるというお客さんは多いようであった。
焼きあがったパンをトレーに載せてから売り場に出し、売れたスペースにどんどん補充していく。
売れたスペースに残っている空のトレーを回収し、トレーの上に置いているペーパーを取ってから洗浄待機のところへと置く。
マリナは手際よくそれらを行いながら、口では新商品のPRを行っていた。
少し日本語に不慣れな印象がありつつも、全体的には聴きやすいそれは店内に流れているBGMと合わせてもけして不協和音にはなっていない。
うるさくもなく、静かでもない。耳障りの良いそれはPRとしては満点とも言えるかもしれない。
「あ、イラッシャイマセー!」
キムンカムイのドアベルが鳴る音がすると、そちらを振り向き挨拶をする。
ドアベルを鳴らし店へと入ってきたのは、新作のパンを目当てにやってきた九月だ。
九月は店に入ったと同時に店内をきょろきょろする。
そして、少しだけ鼻をひくひきさせたかと思うと、店の中に漂う美味しそうな匂いに満足したのか、自然と顔が満面の笑みへと変わった。
すると、そこで店内を仕事して歩いているマリナを見つける。明るく笑顔で接客している彼女は店員の中でも特に目立つ存在だ。正に看板娘と言えるかもしれない。
そんなマリナは女性である九月としても話しかけやすい店員と言えたので、新作のパンの事を尋ねる事にした。
「こんにちはー! あのっ新作のパンってありますか?」
「はい、ゴザイマス! 新作のパンはこちらデス!」
マリナが手で案内した方を見れば、ちょっと前に売り場に出された焼きたてなのではないかと思えるパンが幾つも見えた。
「今日の新作はシチューのパンのリニュアール商品! ビーフシチュー、クリームシチュー、カボチャのポタージュなどが入ったパンが出来立てデス!」
「あっつあつのシチューが入って美味しいデスヨー! 只今焼き立てデス! あ、お買い上げデスカ! ありがとうゴザイマス!」
九月の事を今来たばかりだと判断したマリナは、簡単に本日の新作の事を説明する。
既に本日、何度もアピールした事だけにスムーズに彼女の口からはその説明が出た。
すると、商品を選び終えたと思われる他のお客さんがカウンターへと向かったので、九月に失礼しますと礼をして彼女もまたカウンターへと向かった。
「はぁ~。シチューのパン、かー。そう言えば、確かにあったかもー」
マリナが去っていくのを横目で見送った後、改めて九月は商品を見る事にした。
九月が以前食べたのはサーモンサンドだったが、ここの商品はどれもが美味しそうで店内中の商品を見て悩んだので、そういうパンがあるのは彼女も覚えていたのである。
焼き立てだけあって、目の前で見ているだけでお腹が空いてくる。
そして、そうなるとはっきり言ってどれも美味しそうに見えてくるものだ。
「うーん。何個ずつ買って帰ろう?」
正直言って、どれもが美味しそうに見えるので、全部の味を食べてみたい。だから、1個ずつでは足りないと九月は考えていた。
しかし、流石に九月一人で全ての味のパンを食べてしまうと晩御飯に差し支えるかもしれないとも思うのだ。
「あっ、サーモンサンドも食べたい……」
しかし、ここで以前食べたサーモンサンドの事を九月は思い出した。
あの美味しいパンももう一度味わいたいと。
そして、再びうーんうーんと悩みだす。
「イラッシャイマセー!」
「どうしようどうしよう……あ! そうだ!」
暫く悩んでいた九月だが、マリナの接客の声を聞いた同時に何やら声を上げる。名案でも考えついたのだろうか。
「こうなったら、はんぶんこだね!」
九月の家族は六人構成だ。だから、新作のパンとサーモンサンドを三つずつ買って、半分こして食べる。
それが彼女が考えた案であった。
確かに悪くない案と言えるだろう。
もしくは、残りは晩御飯の時に一緒に食べると言う選択も悪くはないかもしれない。
菓子パンのような甘いものではなく、中身はシチューという事だから、メニュー次第では合わない事はない筈だ。
「みんな、喜んでくれるかなー。家に帰るのが楽しみ!」
悩んでいた時とは様子が変わってニコニコと満面の笑顔で、パンをトレーに載せていく。
そして、全部選び終わった九月は相変わらず店内に明るさを振りまいて接客しているマリナの元へと清算の為に向かうのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月11日
参加申し込みの期限
2018年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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