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シーサイドタウンで遊ぼう!
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鵙海 甫
は今日の放課後、どこに出かけるか悩んでいた。
どこかに出かける気分なのは間違いない。しかし、それと同時にちょっと甘えたい気分でもあった。
勿論、彼が甘える相手と言えば一人しかいない。交際相手である
千堂 結
だ。
なので、下校の時にでも結に声をかける事にする甫であった。
「行き先は……シーサイドタウンで良いかな。千堂が近いし、あそこなら何かあるだろうし」
「千堂。今日はシーサイドタウンに遊びに行こうと思うんだけど、どう?」
「え? 甫くん、こっちに来るの?」
「うん。ほら、シーサイドタウンなら何かしらあるからどっかで遊ぼうよ」
一緒に下駄箱まで行く間に、考えていた通りに結を誘う甫。
結からすれば、まさか甫がシーサイドタウンの方に来てくれるなんて。しかも、遊びに付き合ってくれるなんてと嬉しさで一杯だ。
「なーんか近頃凹むこと続いてさ、なぐさめてよ千堂。そうだアイス買ってあーんてしてよ」
「え、えぇ!? あ、アイスあーん!? え、でも、そんなっ!?」
シーサイドタウンへと向かう為に歩く途中にも仲良く雑談をする二人。
そこで甫は冗談交じりに結にお願いをしてみる事に。内容が内容なので、きっと彼女は恥ずかしがるだろうと勢いをもって押し切るつもりだ。
「じゃあ勝負しよ! 『BooM』に寄ってさ! 俺が勝ったら頼むぜ、ゲームは何でもいいから」
「しょ、勝負? い、いっ、いいよ!やろ!」
何となく甫の勢いに押された上での発言ではあった。
だが、ここまできたら結とて後戻りはできない。そして、その勢いは更なる言葉を彼女に口にさせてしまう。
「あ、結が勝ったらどうしよっか」
「じゃあ、甫くんが負けたら、甫くんが私にあーんしてね!」
あぁ、言っちゃった! と、結が心の中で呟くももう遅い。
(いや、これも思い出だよ……!青春は一度きりだもんね! って、私何考えてるんだろ……)
それはまるで勢いに乗せられてしまった事に対する言い訳のようであったが、果たして誰に対する言い訳であったのだろうか。
「よーし、遊ぶぞ!」
「何からするの?」
最近の凹んでいる気分を吹き飛ばすくらい遊ぶぞと意気込む甫の横では、結が久々のゲームセンターをキョロキョロと見回している。
「んじゃ、まずはエアホッケーだな!」
そう言う甫は指差す先には空いているエアホッケーの筺体が。
ゲームセンターの中で友達と一緒に遊ぶものとしては、定番と言えるゲームだ。
二人は早速エアホッケーのテーブルの両端に別れ、コインを投入する。
「いただきっ!」
「わっ、わっ!」
容赦なくフルスイングでプラスチックのディスクを弾き飛ばす甫。
結は運動神経自体は極端に悪いわけではないのだが、久々とあって中々反応がついていかないようだ。
(久々にやると、上手いこと出来ないものだねぇ……って、ぼーっと考えてる場合じゃない!)
反応がついていかないのは、もしかしたら性格的な要素もあるのかもしれない。
しかし、甫は甫で、ちょっと点差が開くとつい油断するところがある。
その為、実力では甫が上回っていても、けして結に勝ち目がないという事はないようである。
「甫くんすごい上手い! でも、ここまで来ると勝ちたくなるよね!」
「へへっ。でも、勝つのは俺だぜ!」
その後、二人は様々なゲームに熱中し、あっと言う間に時間が過ぎる。
クイズゲームを二人でやった時なんかは、椅子に二人で座った為に距離がとても近かった為に、結に見とれてドキドキしたせいで甫が操作を間違えるなんて一幕も。
「あ、もうすっかり遅いや」
「本当だねー。あ、勝負まだしてないよ?」
「あー、どうすっかな……」
「じゃあ、あれで勝負しようよ」
そう言って結が選んだのはモグラ叩きゲームである。
都合の良い事にこのゲームセンターにあるモグラ叩きゲームは対戦が出来るタイプだった。
「準備は良いか、千堂」
「いつでもオッケーだよ!」
甫の問いかけに結はハンマーを両手で握って答える。
そして、今、運命の勝負が始まる!
「そこっ、そこっ、そこっ!」
「っ!」
何とも賑やかな掛け声と共にモグラを叩く甫と無言で懸命にモグラを叩く結。
対照的でありならがも、勝負に全力を尽くしているのは変わらなかった。
反応自体はエアホッケーの時と同様に甫のが上回っている。
しかし、このモグラ叩きゲームは横に二人並んでプレイするタイプであった。
その為、プレイする結の様子を横目で観察する事が出来るわけだがそれが甫にとっては良くなかった。
距離感そのものはあのクイズゲームの時程ではないとはいえ、今日散々遊んだ為に結はすっかり汗をかいている。
その汗をかいている結の姿がまたちょっと色っぽいなと甫は感じており、時折そっちに気を取られているのだ。
つまり、状況的には互角と言える。
そして、制限時間まで後、数秒――。果たして、勝者は!?
「あー、危なかった……」
「うぅ、後もう少しだったのに……。はい、甫くん、あーん」
あーんと甫が口を開けて、結がスプーンで掬ったアイスを入れる。
そう。僅かな差ではあったが、結果は甫の勝利であった。
その為、事前の約束通りに結が甫にあーんをしているというわけである。
場所はゲームセンターの中なので、当然人目に触れる可能性はある。
幸いにして、今いるところはあまり人が来ないところなのか現在のところは他人に見られていないが。
それでも結は恥ずかしそうにしているが、同時に満更でもないのか少し嬉しそうでもあった。
「あっ!」
「え、どうしたの?」
「折角、だからプリクラ撮ろうぜ! それで、このあーんもプリクラにする!」
「えぇっ!?」
思い立ったが吉日と言わんばかりに、甫は立ち上がりプリクラの方へと走っていく。
それを見ながら、結は今更な事に気付いた。
(あれ、これってすごいデートっぽい!? 今更気づいてしまったけど!! な、何か急に照れが……)
しかし、間違いなく楽しかった。そう、結は思う。
だから、また遊ぼうと彼に言おうと心の中で思うのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月11日
参加申し込みの期限
2018年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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