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シーサイドタウンで遊ぼう!
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「ほら、早く案内してよ!」
「解ったからもっとゆっくり歩いてよ~」
シーサイドタウンの一角でそんな女の子達のやり取りが聞こえてくる。
せかしつつも片方の少女の腕を引っ張っているのが
伊藤 美緒
。それに対してもっとゆっくり行こうと訴えているのが
伊藤 佳奈
だ。
苗字が一緒だが、彼女達は姉妹というわけではなく、遠い親戚の関係になる。
何故、二人がシーサイドタウンを歩いているのか。
それは美緒がレンタルビデオ店で見てみたいDVDを借りる為である。
レンタルビデオ店というものの存在は知っているもののまだこの島にきてあまり経っていない美緒はある場所を詳しく知らなかったので、知っている佳奈に案内して貰う事になったのだ。
「あ、美緒ちゃん。そこ、右だよ」
「解ったわ」
腕を引っ張らなくても佳奈が案内する事くらい美緒も知っているだろうに、それでも引っ張る事を止めない。
しかし、もっとゆっくりと言いつつ美緒の性格上止めないだろうという事は、佳奈とて百も承知であった。
この一連のやり取りからして、他人が見れば何となく二人の普段の関係が見えてくるような気さえしてくるかもしれない。
「美緒が見たいのあるかな?」
目当ての店である「ハリエンジュ」に着いたら、美緒はそんな事を言いながら早速自らが見たいと思っているDVDの探索を開始した。
予算も十分にある事だし、アニメの中から良さそうなのを選ぶかなと考えつつ、美緒はアニメコーナーへと向かう。
「うーん。折角来たんだし、あたしも何か借りるかなー?」
そんな美緒を横目に見つつ、佳奈もまた何か良いのないかなとDVDを物色してみる事にしたようだ。
色々なコーナーを流し見しつつ、巡っているとふととあるコーナーでその足が止まる。
その場所は時代劇コーナーだ。
佳奈の目に留まったのは七人のお侍がとある村を守るという有名作品。
そう言えばタイトルはよく聞くけど見た事はないな~と思いつつ、佳奈はそのジャケットを手に取った。
「ちょっと、女子高生が時代劇ってどうなの?」
すると、佳奈の後ろから美緒がそう声をかけてきた。
美緒はアニメコーナーで何を借りるか悩んでいたのだが、ふと佳奈はどうしているのかなと気になり探していたのだが、時代劇コーナーで何かを手に取ったのを見て思わず声をかけてしまったようだ。
普段は佳奈に対してツンケンに対応しているというのに、その動向が気になる辺りはツンデレの本領の一端とも言えるかもしれない。
「え~、だって殺陣が凄いって聞いた事あるし、剣士としては興味無くない?」
(お姉ちゃん、剣道バカすぎるよ……)
佳奈のその女子高生としてはあまりの返事に、美緒は口に出そうになるのを堪えて心の中でそう呟いた。
確かに殺陣目当てでDVDを選ぶ女子高生というのは少し珍しいかもしれない。
「そういう美緒ちゃんは何を借りるの?」
だが、佳奈は気にしていないらしく、寧ろ美緒が手に持っているDVDの方に興味が向いていた。
「あ、これ? 学校の日々ってアニメだよ」
「学園物なの?」
そのタイトルに佳奈がそう聞き返すのも無理はないだろう。内容を全く知らなければ、大体の人がそう思う筈だ。
しかし、ニヤリと笑った美緒が簡単にした作品の解説だと、確かに学園物の要素こそあるようだが、最後はかなり凄惨なシーンがあるという事であった。
「一見ただのギャルアニメに見えるけど、実は伝説の最終話を持つ作品なのよ。その最終話のシーンのあまりの凄惨さと放送直前に実際に起こったある事件がきっかけで地上波では放送されなかったくらいで、そのおかげで『良いボート』って言葉が生まれたくらいなんだから」
(何それホラー!? ていうかそう言えば小さい頃、お母さんが見てた深夜アニメで最終回が見られなくて『どうして地上波でやらないのよ!』って怒ってた事があった気がするけど、もしかしてアレかな?)
美緒の説明に唖然としてしまう佳奈だったが、しかし、その説明を聞いた後で、ふと自らの母親が言っていた事をぼんやりと思い出す。
「放送当時美緒はまだ小さかったから見た事なかったのよ」
(あ、コレ、間違いない……)
そう言って会計をしにレジの方へと向かう美緒の背中を見つつ、佳奈はそのアニメが母親が言っていたものである事を確信した。
そして、ハッとなって自らも時代劇のDVDを借りる為にレジへと向かうのであった。
「ねぇ。帰ったら、今日借りたこのDVD、一緒に見ない?」
「ホラーは苦手だからパス」
どうやら余程見たかったらしく美緒は店を出たらそう佳奈を誘う。
しかし、すっかり佳奈は美緒の借りたアニメをホラーものだと勘違いしているようで、スッパリと断るのであった。
それだけ、佳奈はホラーが苦手なのである。
(ホラーではないんだけど。まぁ、いいわよ、おば様と一緒に見るから!)
そして、その晩、伊藤家ではそのアニメを見る美緒と佳奈の母の姿があったとか。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月11日
参加申し込みの期限
2018年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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