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●答えろ! 青の子猫珠
古尾 桐子
の赤いショートカットと、
花ノ木 麗
のふわふわツーサイドアップな白い髪は、屋上にあった。
小学5年生のふたりは、なぞなぞが好きな青い子猫珠と対峙して、なぞなぞ勝負の真っ最中である。
桐子、麗、青ちゃんが交互になぞなぞを出す形で勝負は進んでいた。
勝敗条件は「答えられなかったほうの負け」ではなく「面白いなぞなぞを出した方が勝ち」。
「うーん、なぞなぞ……なぞなぞ……面白いなぞなぞってどういうのをいうんスかねぇ……」
桐子は腕組みして首をかしげる。
「『白猫のしっぽの色は何色?』とか?」
――答えは『尾も白い』、つまり『面白い』ってヤツかにゃー?
「そう。ダメッスか?」
ぶぶー! と青ちゃんは言う。定番すぎただろうか。
次は麗が頭をひねる番だった。
「ん~、おもしろいなぞなぞって……難しいねぇ」
頭をひねって考えていると、前にお母さんが出してくれたなぞなぞを思い出した。
「じゃあねぇ、『とある女の子が、誕生日にもらったプレゼントに火をつけたけど、ぜんぜん怒られなかった。それはどうして?』」
――『ろうそくだったから』かにゃ?
「惜しい。答えは、『花火だったから』。花火に火をつけても怒られないでしょ?」
――なるほどにゃー!
「どうっスか、今の麗のなぞなぞ、けっこう面白くなかったッスか?」
桐子が青ちゃんに迫ると、青ちゃんはうーんと腕組みならぬ、しっぽ組みをした。
――悪くないけども~っと面白いなぞなぞがありそうにゃー。
麗はちょっぴり肩を落とした。
「そっかぁ。このくらいしか思い付かないかも……」
「気を落すなッスよ、麗。次は青さんの番ッス」
促され、青ちゃんはその場で宙返りする。
――『上は大水、下は大火事、なーんだ』にゃ?
「上は大水、下は大火事? なんだろう……?」
麗が首をかしげると、桐子がはいはい、と手をあげる。
「答えは『風呂』!」
「どうしてお風呂なの?」
麗の疑問に桐子はしたり顔で答える。
「うち、このまえ猫鳴館ってとこで、ドラム缶風呂に入ったッス。上はドラム缶の中に水がいっぱい張ってあって、ドラム缶の下では薪をくべて火を焚いてたッス」
「上は大水、下は大火事……ああ! そういうこと!」
桐子の話を聞いて、麗も合点がいったらしい。
――正解だにゃー。
青ちゃんの答えを聞いて、桐子と麗はハイタッチ。
――昔のお風呂はどこの家でも薪をくべて沸かしてたにゃー。だからお風呂は『焚く』と言ったにゃー。今の子どもは知らないと思ったけど、なかなかやるにゃー。
「まあね。でもこれ、面白さで言ったらあと一歩ッスよ?」
――そう言われると確かに、だにゃー。
「次はうちの番ッスね。こうなったらニャンバーグししょーのとっておきを繰り出すしか……」
「ニャンバーグししょーって?」
「テレビで見たお笑いタレントさんッスよ」
――なんでもいいから出してみるにゃー。
「じゃ、いくっスよ。『コロッケ、メンチカツ、ハンバーグの3人が演劇オーディションを受けにいって緊張しなかったのはだれ?』」
しばらく静寂が流れる。
青ちゃんは考え込んでいた。
――コロッケ、メンチカツ、ハンバーグ……? 緊張しなかったのはだれかにゃ……?
「チッチッチッチッ」
桐子は秒針のような音を出して、青ちゃんを急かす。
「はーい、タイムアップッス」
青ちゃんは結局解けなかった。
――だ、だれにゃ?
「答えはハンバーグ! なぜってハンバーグだけ揚がってないから! ニャンバーグ!」
最後の『ニャンバーグ!』ってところは、ニャンバーグししょーのキメ台詞なのだろう。独特の言い回しで、麗は思わず笑ってしまう。
「にゃ、ニャンバーグししょー……!! 見てみたくなっちゃった……!」
「さぁ、渾身のニャンバーグししょーのネタ、どうッスか!」
すると青ちゃんは嬉しそうに宙返りした。
――楽しかったにゃ!! こんな面白いなぞなぞを出してくれたユーたちに感謝にゃ!
青ちゃんは麗と桐子の手の中に飛び込んできた。ふたりはいっしょにぎゅーっと青ちゃんを抱きしめる。
「やったッス!」
「やったねぇ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
冒険
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月30日
参加申し込みの期限
2018年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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