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開店! 写真館 Recollection
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■夏朝と想いと
「こんにちは、店長さん……」
お店の扉が開くと、そこに佇んでいたのは
恵御納 夏朝
の姿。
右手にを包むパペットのハルくんと共に
小田切 理子
へと視線を送り。
「『Recollection』開店、おめでとう!」
ズキュウウウウンン!! と理子の胸にトキメキの弾丸が撃ち込まれた。
夏朝の愛らしさとハルくんのダブルコンボ、そして何よりお祝いしてくれることにグッときた模様。
あまりの理子の喜びように夏朝がむしろ焦る程、理子がはわわ、と小躍りしている。
今回、夏朝が来たのはバイトと言ってもウェディングドレス撮影のバイトの方で。
「ありがとうっ! 夏朝ちゃんに似合いそうなの、あたし選んじゃうわよっ!」
ウッキウキの女店主の後ろ姿を夏朝は眺めながら。
(バイト代も良いし、デザートも美味しくて……バイト希望の人、結構多いんじゃないかな)
お陰様で本当に有難い限りです。
「あー、これも似合いそうだし……こっちも夏朝ちゃんなら着こなせそうだし~」
るんたった、と選ぶ理子は時間がかかりそうだ、と判断し。
夏朝は前回己が着込んだ着ぐるみの様子を見に行く。
ふわふわな毛並みの猫さん着ぐるみを、もう一度もふもふと触る。
「あ、夏朝ちゃんが着てくれた着ぐるみ、好評なのよー! あの、チラシ配っていた着ぐるみと一緒が良い! とか。着たい!とかっ」
「それなら良かった」
夏朝が安堵の表情を微かに見せる。
(着ぐるみも、他の衣装も。喜んでくれる人に出会えますように)
沢山の衣装たちにそっと微笑みかけ
「夏朝ちゃーーーん、これどぅお?」
理子の呼ぶ声に、テテテと駆け寄る夏朝だった。
「夏朝さん、こんにちは」
衣装部屋に向かえば、そこで待っていたのは理子と、前回チラシ配りバイトで同じ時間を過ごした
御巫 時子
の姿。
「御巫さんも、バイトしていたんだね」
「はい。今回は受付けや着付けのお手伝いもしてます……」
そう言い笑む時子に、理子は力強く頷いた。
「よっし、それじゃあ可愛い花嫁さんを仕立てちゃいましょうっ!」
そして。
(ウェディングドレスを着る機会が、こんなに早く来るなんて……)
鏡に映る自分の姿に、胸の高鳴りが収まる気配がない。
時子もそんな夏朝の姿にうっとりと、そして眩しそうな表情を浮かべている。
理子に勧められて着用したのは純白のウェディングドレス。
高めのウェスト位置で絞られたAラインワンピースは裾に向かう程に広がり、またスカートには純白の花飾りが散りばめられ。レースのついた袖が華やかで愛らしい印象を与えている。
そして、夏朝の柔らかに波打つ焦げ茶色の髪は、レースのヴェールによって包まれており。
「うん、似合う。凄く似合う、可愛い夏朝ちゃんっ。よっし、そのままスタジオまで移動よ!」
コクリと頷き、移動する夏朝。
見た目よりも意外と重さのあるドレスに、衣装をひっかけないよう気を付けつつ。時子の手も借り、慎重に夏朝はスタジオへと入った。
(バイトは勿論、将来ウェディングドレスを着る時の為の予行演習を兼ねたお得な日、なんだ……!)
そう思いつつ、夏朝はドレス姿で言われるがままにポーズを取る。
夏朝の手には白のクレッセント型のブーケ。個性的な形だが、それが夏朝にしっくりと馴染む。
初めは、ヴェールをつけたまま。夏朝の神秘的な表情とヴェール越しの姿は愛らしくもミステリアスで。
「それじゃあ次はヴェール上げて撮影ねっ」
理子の言葉に、時子が夏朝のヴェールをそっと上げ。
「お、いいね、いいね~」
理子が笑みと共に何枚も何枚もシャッターを切る。
カメラから視線を外し、どこか遠くを眺めるような表情も夏朝らしく。
(いつか、また僕がこうして写真を撮る時)
その時は、隣にどんな人がいるのだろう。どんなドレスを選ぶだろう。
(今日の日のこと、思い出すのかな)
夏朝は思う。自分にとっては予行演習でも、きっとこれから、この写真館で撮影することが本番な人々も沢山いるだろう。
ウェディングドレスを着るカップルだけではない。
入学や卒業、成人式。それこそ、日常の何気ない時間だって。沢山の思い出が残されていくはずだ、
(ここで撮影する皆が……幸せでありますように)
そう願い、そっと笑む夏朝に。
「……やっだ、すっっごくいい写真撮れたんだけど!」
思わず、その手を止める理子。
見て見て! と液晶モニターに映される夏朝の姿は、柔らかな表情と光の入り具合、そしてそれだけじゃない、神々しさを感じられる一枚に仕上がっていた。
「……綺麗に撮ってもらえたの……かな?」
「お綺麗ですね……」
ほふぅ、と時子も息をつく程に。
撮られる者の願いが見事に映し出された、素晴らしい一枚が撮影されるのだった。
来店した時と同じく、私服姿で夏朝はテーブルに着いていた。
「お疲れ様でした」
と、バイト中の
環 的子
が静々と夏朝へ温かな紅茶とショートケーキを給仕する。
ありがとうございます、と夏朝は頭を下げ。そして手を合わせ。
ショートケーキにフォークを差し入れる。
そんな夏朝に理子が声をかけ。
「夏朝ちゃんはチョコ派かと思ってたけど」
「今回は、白いドレスを着たから。白のショートケーキを……って思って」
「あー、確かに! やっぱりウェディングケーキも白のイメージあるわよねー」
うんうん頷く理子に、的子の声がかかる。
「理子さん、お仕事の依頼ですー」
「あ、ごめんね、夏朝ちゃん、ゆっくりしていってね!」
パタパタと走る理子の背中を見ながら、夏朝は温かな紅茶で喉を潤し。
(『Recollection』賑わってて良かった)
微かに笑みを見せ。
(これからも、繁盛しますように。そして……)
的子や時子の姿を見ながら
(また、バイトしてみたいな)
そう思う夏朝だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月28日
参加申し込みの期限
2018年02月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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