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■美咲紀と愛猫
時子は一度、愛鶏の雷鶏さんを星ヶ丘寮の自室へと連れ帰り。
入れ替わりにまた、店のドアが開けば、
紗雪 幽
が元気よく声をあげる。
「いらっしゃいませ! 本日はご予約ですか?」
すっかり堂に入った物腰で幽が笑みと共にお客様を迎え入れれば
「はい! 予約してきました椿 美咲紀ですっ! それと……」
椿 美咲紀
がキャリーケースをヒョイッと上げる。中には白い猫と、白地に黒いぶち模様の猫の二匹が愛らしい眼差しを見せていた。
「3名様、ですね。お待ちしておりました」
それではこちらへ! と案内する幽に、興味津々で着いて行く美咲紀だった。
本日のメインの撮影は、美咲紀の愛猫の2匹。
特別価格での撮影と聞き、美咲紀は愛猫たち、そして自分の姿を撮影するために来店した。
店主の
小田切 理子
が撮影の準備をしている間、お手伝いの
環 的子
が美咲紀に撮影の手順を説明する。
それが終われば、自然と美咲紀の愛猫の話へ。
「白い方が女の子で『スノウ』って言うのね。で、こちらの黒いぶち模様が『くろまめ』って言うの」
美咲紀が丁寧に愛猫達にリードをつけるのを的子が興味深げに見守りながら。
「もしかして、くろまめちゃんって……」
「そうそう、この黒ぶち模様が黒豆ぽくって。どちらも去年拾った子たちなの」
拾った猫ちゃん達なんですね、と的子は呟く。
だけれど、そう見えない位に二匹ともしっかりと手入れがされており。健康的で艶やかな毛並み、愛情を込めて育てられているのがわかる。
スノウには赤いリードを、くろまめには緑のリードをつけ。
二匹は見慣れぬ場所にいるためか、辺りをきょろきょろと注意深く見回し、美咲紀の側を離れようとしない。
「まだ1歳になるかならないかくらい? かな。スノウの方が2、3か月年上だと思うの」
美咲紀が白猫のスノウの顎をくすぐる。ニャ、と返事をするようにスノウは愛らしい声を上げた。
「スノウの方がウチに来たのも早かったから、スノウはくろまめのおねいちゃんなのです」
ねー、おねいちゃん、とスノウの頭を撫でれば、くろまめが自分も! とばりに美咲紀へとすり寄ってきた。
そんな光景に、的子は自然と口角が上がる。
「はーい、撮影の準備できたわよー!」
理子の声が響けば、美咲紀はスノウとくろまめを連れ、的子と共にスタジオへと足を踏み入れた。
薄いピンクがかったふかふかの絨毯が用意され、その上には丸みのある藤かご。その中には鮮やかな色の花が飾られている。
ふわふわで愛らしい雰囲気に美咲紀は目を輝かせながら。二匹を絨毯へと誘う。
そして、そのリードを外せば
「ひゃぁっ!」
思わず的子が声を上げた。
先程までの大人しさはどこへやら。スノウとくろまめはスタジオを縦横無尽に走り回り始めた。
「あー、場所に慣れちゃったのか、スタジオの広さが気に入っちゃいましたかねぇ」
美咲紀が苦笑する。
「気に入ってくれたなら嬉しいわよー」
理子は笑いながらそんな駆け回る二匹の様子をカメラで追い、シャッターを切っていく。
「ペット用の衣装の用意もあったからそれも良いかなって思ったけど……どちらかと言うと今日は自然体な雰囲気が良さそうよね!」
と、理子は一人頷いた。
的子は美咲紀から借り受けた猫じゃらしを手に、二匹の猫の行方を目で追った。
あの小さい身体にこれほどの元気やスピード、瞬発力が備わっていることにただただ驚きながら
「スノウちゃん、くろまめちゃん、撮影はこっちだよっ」
意識を引くように動く猫じゃらしに、ピタリと動きを止める二匹。
「一緒に記念写真を撮るですよう!」
美咲紀も笑顔で二匹を呼ぶ。そしてその手には、カリカリ。
ウニャニャ、と二匹が美咲紀や的子へと近付いてきたのを、美咲紀は両手を広げハグをする。
「あんまり悪戯しちゃダメですよう」
そう言いながらも笑みを浮かべ、二匹を愛しく抱きしめる表情を、理子は何枚も写真へと収めるのだった。
たくさん遊び、お腹いっぱいになったこともあってか。
スノウもくろまめも、絨毯の上でごろごろと転がったり、藤かごに入るなどして自由きままに過ごす。
「リラックスした表情ですね」
と的子が笑めば、あぁ、やっぱりうちのこは可愛いのです! とメロメロとした表情を見せる美咲紀。
「それじゃあ、美咲紀ちゃんも一緒に写真撮ろっか!」
「はいです!」
美咲紀が絨毯に腰掛けることで、よりスノウとくろまめはリラックスした様子。
我先に、と美咲紀に近寄り、その柔らかな手で撫でて貰おうと頭をこすりつけたり、肩によじのぼり美咲紀の頬をペロリと舐める。
「あはっ、くすぐったいのですよう」
シャッター音が鳴り響く中、幸せな光景に的子は息を漏らすのだった。
写真撮影が終わり、またスノウとくろまめは美咲紀が持ってきたキャリーに収まる頃には……遊び疲れたのか、二匹ともスゥスゥと寝息を立てていた。
的子の給仕により、美咲紀の座るテーブルの上には特製のフルーツタルトと、温かな紅茶。
「はふ、しあわせ~!」
甘酸っぱいフルーツに、温かな紅茶。アフタヌーンティー慣れしている美咲紀であるが、写真館にしては上出来な味に思わず笑みが零れた。
そして
「はい、美咲紀ちゃん! おまたせ」
理子が美咲紀へと一冊のアルバムを手渡せば、美咲紀は紅茶を楽しみながらページをめくる。
「プロの素晴らしい技巧で可愛いウチノコの姿を永遠に! なのですよ」
愛らしい猫たちの姿に目が細まる。背景や光の具合もあって、猫達も、勿論美咲紀も輝いて見える程。
更に、フィルムから美咲紀が選んだ写真に加え
「わぁ……!」
リードをつける美咲紀の姿や、スタジオを駆け回る愛猫の姿もたっぷりオフショットとして加えられていた。
「うっふっふ、スタジオ撮影も、自然体な姿もどちらも素敵で。ぜひまた遊びに来てほしいわ」
そう言う理子に、美咲紀は頷きながら。スイーツと共に写真を楽しむのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月28日
参加申し込みの期限
2018年02月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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