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●調理実習の時間です!
スーツとシャツにエプロンを合わせ、その上に白衣を羽織って。
家庭科室にて、幾らか緊張した面持ちで生徒達の前に立つのは
鴻上 彰尋
だ。
今日の彰尋は、家庭科を担当する教師である。
「では、調理実習を始めます。皆、献立は考えてきてくれたかな?」
はーい! と家庭科室のあちこちから声が上がる。
その様子に、彰尋は少し強張りが解けたようになって、ふっと目元を和らげた。
「それじゃあ、献立を思いつかなかったグループはレジュメを取りに来てくれるかな」
彰尋の言葉を受けて、
アケーチ・タッマーキ
が前へと進み出る。
「はい、どうぞ」
「ふ、ふふ……鴻上先生、献立を用意できず、申し訳ありません」
「大丈夫だよ。わからないところがあった時なんかも、遠慮なく聞いてもらえればって」
笑顔と共に差し出されたレジュメを手に取って――アケーチは、ほう、と息を吐いた。
彰尋提案の献立は、ロールキャベツにポテトサラダ、それからフルーツ白玉だ。
(爽やかイケメンの授業……しかも私の好物、あんみつにも欠かせない白玉も作れるとは……)
あぁ、幸福なり学生生活! とアケーチの胸の高鳴りは留まるところを知らない。
知らず、「く、ふふ……!」と笑みが零れた。
「ええと……明智君?」
「……はっ! 失礼しました、学生ライフのあまりの素晴らしさに胸のトキメキがフルスロットルで……」
「そ、そう……」
アケーチを現実世界へと引き戻した彰尋、ちょっと困惑。
「あぁ、夢にまで見た学生生活に対しても勿論ですが、先生のエプロン姿にも当然トキメいていますよ?」
「……はーい、皆、始めようか。そうだ、ご飯も炊いてもらうので」
ずずいっ! と身を乗り出してのアケーチの熱烈アプローチ(?)を華麗にスルーする彰尋先生。
そんなこんなで、楽しい調理実習の始まり始まりだ。
料理が得意なアケーチは、手際良く作業に当たりながら、
「……ふ、ふふ。皆様の料理姿もトキメキますね……!」
なんて、クラスメイトのエプロン姿にきゅんきゅんする余裕まで覗かせる。
一方、アケーチと同じ班の
剣崎 エレナ
は、
「……寝子高のアイドルの私にも、これを上手に巻くのは中々難しいわね……」
と、ロールキャベツ作りに苦戦中だ。
その様子を見逃さず、彰尋はエレナの元へ歩み寄ると、
「剣崎さん、ほら、ここはこうすると……」
なんて、くるくるくるっ、きゅっ、と慣れた手つきで、けれどわかりやすく手本を見せる。
それを真似したエレナの表情が、ぱっと華やいだ。
「出来たわ! しかも、ちゃんとアイドルに相応しい美しい出来ね」
「ね? コツさえ掴めば大丈夫」
にこり、エレナへと微笑みかける彰尋。と、
「鴻上先生! お米の研ぎ方ってこれでいい?」
「あ、もう少し力を抜いた方がいいかな。優しく、かき回すように……」
「彰尋せんせー! フルーツの切り方なんだけど……」
「ああ、それは、ちょっとお手本を見せてみようか」
という具合で、彰尋は生徒達に大人気&大忙しだ。
(嗚呼、鴻上先生、なんて神々しい……!)
なんて、アケーチは、そんな彰尋先生の活躍に暫し見惚れていたのだが、
「あ、明智君、そろそろポテトサラダも作り始めた方がいいと思うよ」
タイムキーパーとしての役目もしっかり果たしている彰尋その人の声に我に返ったのだった。
やがて調理時間は終わり、お待ちかねの試食タイム。
彰尋の功績も大きく、時間内に、全ての班の調理が完了していた。
「皆、どうかな? 美味しい?」
彰尋の言葉に、「美味しいでーす!」と沢山の明るい声が返る。
その声の調子に、皆の表情に。彰尋は、口元を優しく綻ばせた。
「ほんの少しでも料理の楽しさを覚えてくれたら、美味しく食べてくれたら嬉しいな」
――っていうのが、先生の……俺の願いかな。
少しはにかんでそう零せば、わっと生まれる拍手の波。
(上手くいったみたいで良かった。うん、重畳だ)
照れ臭さに首の後ろを撫でながらも、晴れ晴れとした気持ちで、彰尋は自身の務めを終えた。
なお、最初に「ブラボーです!」とばかりに手を叩き始めたのは、アケーチさんでありました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月10日
参加申し込みの期限
2018年02月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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