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●それぞれの学生事情
2年2組の教室へと足を踏み入れた
ティオレ・ユリウェイス
は、
「あー……またネコジマってところにきたのかよ……」
と、己の机(も、きちんと準備されていた。解せない)に突っ伏して低く呻いた。
――あ、ティオレさんだ! 今日も大人っぽい~! めちゃ美人だし!
――でも、ちょっと声掛け辛いよね。チョイワルっぽいっていうか。
――わかってないなぁ。そこがまたいいんだってば!
――まあ、確かにね。制服の着崩し方も、全然だらしなくないし。センス溢れる、的な?
室内のざわめきに混ざる声に、少し顔を上げる。
きゃ! と、盛り上がっていた方の女子が頬をぱっと朱に染めた。
(……本当に妙な所だね)
男も女も関係なく、(細部に差こそあるが)皆が同じような服を着ている。
ティオレのように席に着いている者もいれば、敢えてのことなのか、立ったままの者もいた。
ともあれ、とにかく彼らは、思い思いにというふうで、お喋りに興じたり本を読んだりしていて――。
(って、この人数じゃ、この部屋は狭すぎないか?)
神魂の影響で自然と足はこの場所に向いたが、ティオレには不思議なことばかりである。
この服も、自身のセンスで着崩してはきたけれど窮屈でいけないと、ティオレはうんと伸びをした。
じゃらり、と金属が擦れる音がする。
ティオレ自身が身につけている、アクセサリーが奏でる音だ。と、その時。
「みんな、おっはよう!」
不意に耳馴染みのない音(チャイムの音だ)が鳴って、それとほぼ同時に、教室に1人の女性が入ってきた。
女性――
久保田 美和
先生は、ティオレの姿を見留めて、軽く苦笑する。
「ティオレちゃん、今日もお洒落だねー。私はあんまりうるさく言わないけど、気をつけるんだよ?」
「……?」
声を掛けられたが、ティオレには、一体何に気をつければいいのか皆目見当が付かなかった。
じきに、授業が始まった。1限目は、久保田先生の現代文だ。
「はい! じゃあ、みんな、教科書出してね!」
久保田先生の声を耳に、荷物から「これかな……?」と1冊の本を取り出すのは
ヴェルト・レトランジェ
。
隣の席の
メーベル・コルテージュ
が、そんなヴェルトを「先生」と小声で呼んだ。
「なんだい、メーベル。授業中は静かにするもののようだよ」
「申し訳ありません。ですが……その本が、見当たらないのです」
「おや? 全く、この現象も中々にいい加減なものだね」
神魂の気紛れにヴェルトが軽く目を瞠った、その時だ。
「メーベル君? ヴェルト君? ひそひそ話なんて珍しいね、どうしたの?」
久保田先生が、2人のやり取りに気付いて、そう声を投げた。
主人に責を負わせまいと、メーベルが迷いなく立ち上がる。
「大変失礼いたしました。その……私が、教科書を忘れてきてしまったもので……」
「メーベル君が? そんなこともあるんだね……よし! ヴェルト君、見せてあげて」
「見せる?」
「そうそう、こう、机をくっつけてね、2人で1冊の本を読みながら先生の話を聞いてくださーい!」
言って、久保田先生は「はい、お待たせ!」と授業に戻った。
言われるがままに机をぴたりと並べて、2人は顔を突き合わせる。
「……近いね」
「……近いですね。すいません」
「謝ることはないよ。なるほど、これが学校というものなのかと思ってね。面白い」
「なんとも不思議な現象ですが……折角ですし、この機会を楽しみたく思います」
「そうだね、僕も同じ気持ちだよ」
ヴェルトがそこまで口にしたところで、
「はい、じゃあここ、ヴェルト君わかるかな?」
と、久保田先生がヴェルトのことを呼んだ。
メーベルと言葉を交わしながらも授業には耳を澄ませていたヴェルトだが、
(なんだね、これは……。この問題、どうやらこちらの世界の常識が根底にあるようだ……)
という具合で、これはお手上げだと認めざるを得なかった。
じゃあ次は……と、久保田先生の注意が別の生徒へと向く。
席に着き直して、ヴェルトは軽く嘆息した。
「先生、お疲れさまです」
「何、こればかりは仕方がない。……それよりメーベル、僕は気付いてしまったのだけれど」
「はい?」
「……僕の制服だけ、半ズボンなのは何故だろうね」
すらっとした魅惑の生足が惜しげもなく晒されている謎仕様。
メーベルは自身の制服を検めて、クラスメイト達のそれを確かめて、『先生』の美しい脚を見て、
「……白手袋をしているのも俺だけのようですし」
と、とりあえず、今可能な限りのフォローを入れたのだった。
なお、ティオレの姿は、いつの間にか教室から消えていて――?
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月10日
参加申し込みの期限
2018年02月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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