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キラッ☆ここは駄菓子と文房具の店
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寝子高新聞部員として様々な記事を書くため、頭を使うと甘いものが欲しくなるわけです。
そんなわけで、己が名前と同じこの駄菓子屋へ、今日も今日とて駄菓子を買いにきたわけですが! が!
「シュー君、何してるです?」
お気に入りな「つばき」に原稿のお供を買いに来た
椿 美咲紀
が見たのは、よく見慣れた少年の背中。店に入りながら遠慮なく声をかけてみると、びくっと背筋を震わせ慌てて振り返ったのは、やはり
八神 修
だった。
「わ、びっくりした……! ちょっとね、料理の材料を買いに来たんだ」
料理? 駄菓子屋で?
椿の顔に浮かんだ疑問が八神の方へと届いたのかどうかといううちに、八神は手の中のチロリアンチョコを示して見せる。
「お目当てはこれでさ。なんでもパイシートに包んで焼くだけで、色々な味のチョコパイを作れるんだって!」
失敗しにくいのに一寸凝った味になるなんて、面白いだろ? と語り掛けてくる修の目のキラキラっぷりに、椿は少し悪戯っ子のような笑みを浮かべ、つんつんとその胸をつついてみる。
「で、それを誰に作ってもらうんです?」
「え、それは、ほら料理好きな子とかいたら、教えてあげられたらなってさ」
照れたようにそっぽを向きながら、それでも律義に答えてくる修の様子に、椿はくすくすと笑って見せる。
「冗談ですよぅ冗談。言われなくってもわかってますってぇ。チョコはいろんな味があっていいですねぇ」
そうしたやりとりの中で、さささっと手にしたカゴに色々なお菓子を入れていく彼女の手際を見て、修は少し感心したようにつぶやいた。
「美咲紀は駄菓子に詳しいのか?」
「ふふふん、シューくんは私をどこ出身だとお思いですか。三重県です。三重県といえば駄菓子、駄菓子といえば三重県なのです」
それが事実かどうかは異論のある人がいるかもしれないとこではあるが、かつて菓子玩具卸市場のある地域としてメーカーが多数あることは事実であった。
「そ、そうなのか」
少し悔しそうな表情を見せながらも、「じゃあ、教えてほしいんだけどさ」と言ってくる修。
「もんじゃ焼きの材料を探してて、下町本格派をめざすならそれがないとって言われたんだけど、全然見当たらないんだよね。駄菓子屋にあるって聞いたんだけど、しってるか? ベビーレッドってやつ」
肉か調味料だと思うんだけど全然見当たらなくって。
そう言った修の顔をまじまじと見つめ、美咲紀は口を押えるも、間に合わず吹き出してしまった。
「シュー君駄菓子の王様『ベビーRニャーメン』知らないですか?」
ぷーくすくす、と口にしてからかいながら、美咲紀は既にカゴに突っ込んでいたビニール製の小袋を取り上げて示して見せる。蓮の花のマークがはいった赤い帽子の擬人化猫さんが描かれている袋を見て、修もまた、己の勘違いに気付いたようだった。
「え、あ、お菓子だったのか! てなんだよ『ぷーくすくす』って! いいだろ、知らなかったんだから!」
「三重県ご自慢の駄菓子なのですです。でもでも、もんじゃやきに必須? ほえほえ? 三重はお好み焼き文化なので、もんじゃ焼きなんかに使うものじゃないと思うのです」
恥ずかしそうに頬を赤らめる修。そんな修のほっぺをぷにぷにとつつきながらも、そういう美咲紀に、修は反撃の機会とばかりに笑って見せる。
「知らないの? 結構人気なんだってさ。もんじゃ焼きを作って、あとから振りかけて混ぜ合わせるとすごく美味しくなるらしいよ。結構話題なのに、知らないなんて新聞部として大丈夫か?」
「むむむー、シューくんなんてベビーRニャーメンが何かしらなかったではないですかー」
「はーーーはっはっはっは! どっちもお互いに知らないことを教えられたのです、よいことではないですか、先輩方」
「「わわっ」」
花椿 涼太郎
が、にょきっと背後から生えるように現れてキラキラビームをまき散らした結果、ちょっとおまぬけな声を二人してあげてしまう。
「ま、まぁ確かにそう言うとらえ方はできるよな」
「そうですねぇ。あ、そうだ店員さん――えーと、花椿さんでしたっけ、相変わらずキラッキラですね! というのはさておき」
「はーーーっはっはっは、よく言われるとも。で、何かな?」と応じた涼太郎に、椿が聞きたいことがあるんですけど、と訴えた。
「『ぐっぴーラムネ』って無いですか?」
見つからなくって。
問われた言葉に、はてな、という顔をする涼太郎と、横で同様の表情になる八神。魚のラムネ? となっているようだった。
「あぁ、理解したよ!」
少し考えた後、ぽむ、と手を打った涼太郎が離れた場所から取ってきたもの。猫とちょっと危ない笑顔のネズミが対で描かれた、「キャッピーラムネ」と書かれた商品だった。
「あれー? え? ぐっぴーラムネってホントは言わないの?」
「そういう名前になりかけたこともあるらしいね! けれど本来の名前はこっちだそうだよ!」
知らなかったのです、ずっとぐっぴーだと思ってた――そう言う美咲紀の顔を見て、修がここぞとばかりに、「えー、知らなかったんだ? ぷーくすくす」とからかいかえす。
「むむーん。とはいえ知らなかった事実に変わりなし。不服ですがこれはしょうがありませんねっ! 美味しいお菓子教えてあげようかと思いましたけれど、無しです!」
形ばかりツーン、としてみせる椿に、「はいはい、ごめん」と形ばかり謝る八神。
涼太郎はその様子を横でにこにこと見守りながら、八神に対して、「何かお勧めしたほうがいいかな?」と問いかける。
「ぜひ!」
「そうだなぁ、この辺とかどうだろうか!」
ギガカツという名の不思議な肉に思えるお菓子や、つまようじで刺して食べるような胡桃の餅など、「お菓子」という言葉や、見た目とのギャップの大きそうなものを選んでみる涼太郎。そんな涼太郎の期待通り、八神の方は一口かじっては、「肉じゃないのにカツ!?」とか、「面白いなぁ、安いのに楽しめるんだな!」とはしゃいでくれている。
「そういう風に喜んでくれると、駄菓子屋冥利に尽きるというものだね!」
はーっはっはっは、と笑って見せる涼太郎。
八神はといえば、椿に「シュー君ったらはしゃぎすぎです」と(にまにまされながら)ツッコまれ、「そんなこと、な、ないよ?」と口では否定してはいたものの、そそくさとその辺りのお菓子をカゴにつっこんでいくのだった。
「はい、お買い上げありがとう☆ また来ておくれよ!」
精算後、そう言って送り出した涼太郎。「今度は真央とかと来ると、また楽しそうだね」と話しつつ出ていく二人の姿と入れ違いに、三人組が入店してくるのが見えた。
今日はお客さんがいっぱい来てくれるなぁ、嬉しいなぁと思いつつ、涼太郎は笑顔を浮かべて声をかけるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼李月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月24日
参加申し込みの期限
2018年01月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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