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仁義なき焼肉バトル
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そうして、一体どれほどの肉が焼かれ、奪い合い、食ったであろうか。
気づけば、残りの肉はあと数枚を残すばかり。
どちらが何枚食べたのか、誰が何枚食べたのか。カウントなどしている余裕はとうになく、しかし確かなのは「あいつら」に渡していい肉など一枚もないということ。
焼肉バトルは、佳境へと向かっていく――。
さて。
肉を食べる、という性質上。このバトルにおける最大の強敵は、「あいつら」でもなんでもなく、「満腹感」である。
ましてや流の「メシテロジツ」によって、サイドメニューに食欲を刺激されるこの状況。鉄の意志でサイドメニューを口にせず、いまだにお腹に余裕のある者はそう多くない。もともと大食いか、そうでなければ食いっぱぐれ続けてい者だけだろう。
こうなってくると、複数人で連携している焼肉戦士は強い。
何故って、自分が食べられなくても、食べられる人にパスすればいいからだ。
「アクセラレイトライン」で加速させた箸を使って、海は肉をゲット。
メシテロジツの影響もあって、お腹はすでに限界が近い。もともと量はそんなにいけない方だし。
こうなることを予想していたのだろう、ぺらりとめくった、スケッチブックの次のページには。
「刀、あーん」
それと一緒に、肉を取った箸をずずいと差し出す。
「お? 食べさせてくれるのか」
あーん、と。遠慮なくいただく刀。
さらりとこともなげにやっているけれど、傍から見ていると結構こっぱずしい図ではある。
そのことに気付いてしまったから、手元なりタイミングなりが狂った……というわけではないのだろうけれど。
「刀君、次こっちのお肉!」
「おうありがって熱っ!? 千歳そこ違う、口じゃないから頬だから!」
「えっ!? あ、ごめんなさい刀君!」
そんな事故が起きてしまったりしたものの、ともかく肉は「あいつら」には渡さない。
一方で、いまだに食いっぱぐれている者も居たりするわけで。
「お肉、お肉食べたい……特に、脂ののった牛カルビとか……」
なんだかんだで食いっぱぐれ続けている陽毬は、残りわずかとなった肉が焼き上がる瞬間を、今か今かと待ち続けている。メシテロジツに勝てず、ついつい頼んでしまった石焼ビビンバをかっこみながら。
焼肉をタダで食べられる、そんな夢のようなチャンスをしかし、ろっこんやらの盤外戦術に妨害され続けてきた陽毬。そのストレスは果たしていかばかりか。
今度こそ、今度こそと意気込むうちに、その時はやってくる。
――肉が、焼けた。
総身に食い気をみなぎらせ、迷いなく陽毬は箸を伸ばす。しかし、彼女の箸が届くよりも先に、ルイビの箸が肉を掴む。
だが、まだ――まだ終わってはいない!
肉が口に入るその瞬間まで、肉の主は確定しない!
「私は、私が食べたいものを食べるのを阻む者は決して許さない……!」
ぶおんっ、と。溢れ出る食欲のままに、風が唸るほどの速度で箸を持った手を振るう陽毬。肉を掴んだままのルイビの箸と彼女のソレと激突し、弾かれた肉が宙を舞う!
くるくると、脂と香りを撒き散らしながら飛ぶ肉の向かう先は、ヤッキーと亮が場外乱闘を続けるそのど真ん中!
「待って私のお肉ー!」
コップやら小皿が飛び交う戦場に、しかし陽毬は肉を求めてまっしぐら。
争いながらも好きあらば肉を取らんとしていた――そして、ここまで食いっぱぐれ続けていたヤッキーは、飛び込んできた肉を見逃すはずもなく。
亮の放った足払いを、サイドステップで回避。そのまま床を思い切り蹴って、肉めがけて飛びつくように箸を伸ばす!
さりとて、それをむざむざ見逃す亮でもなく。すかさず「鬼人の体」――その強化能力を発動。
ヤッキーの箸が、肉を掴む。そのまま流れるように、口へ運ばれるその瞬間。ハンマーグローブに覆われた拳が、ヤッキーの横っ面を全力で張り倒す!
カエルが潰れたような音とともに吹っ飛ぶヤッキー。再び宙を舞う肉。この際食べる気はないとはいえ、落とすのもそれはどうなのか――と考えるより先に、身体が動いていた。
同じく宙を待っていたヤッキーの箸を取り、そのまま肉をキャッチする。
そんな亮の目の前に、うるうるとお腹をすかせた子犬のような眼差しの陽毬が居た。
「……食べます?」
ぱあっと小さな子供のような、それこそ陽の光のような明るい笑顔でお口あーんする陽毬。
ねんがんの やきにくを たべたぞ!
長い戦いの末に食べた焼肉は、まさに至福そのものの味がしたという。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月23日
参加申し込みの期限
2018年01月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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