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ぐらぐらプレゼンツ・ファイナル脱獄ゲェム!
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【小さくなあれ、サン・魔・サン!(3)】
ずずずずずん!
「おのれ~、こしゃくなやつらめぇ~い!」
神魂の影響バリバリなこの空間では、いまだ巨大サン・魔・サンとの激闘が続いております。
「大人しく俺サマに暗黒パワーを寄越すのだぁ~!」
「暗黒パワー……? もしかして、星幽塔を蝕んだ影や闇が、寝子島にも……?」
暴れ回るサンマさんを見上げて、
恵御納 夏朝
はそんな心配をしておりました。
まあそれは勘違いであったわけではありますけれど……優しい夏朝にとって、理由はなんだって良かったかもしれません。
サンマさんが今、闇にとらわれている! 解放してあげなくちゃ……! それだけで充分だったことでしょう。
「ほう。奇妙なことだが……『ぐらぐら』で購入した品物を使えば、彼をもとに戻すことができるようだな」
かたわらには父、
恵御納 久隆
の姿もありました。質実剛健を地で行く彼の大きな身体はなんとも頼もしく、また向こうではサンマさん相手にハイパーしゃもじをぶちかます母、理沙の姿もちらほらと見えて、夏朝の胸には安堵と勇気が満ち満ちています。
「行こう、お父さん……!」
「ああ。援護は私に任せて、存分にやりなさい」
「うんっ……!」
久隆はぐらぐら購入グッズを持たないため、あくまで夏朝のサポート役。
夏朝はと言いますと……すちゃっ、と迷いなく装着したのはなぜだか、『
鼻眼鏡
』! 駄菓子と文具の店 『つばき』で購入した、実に由緒正しき鼻眼鏡(?)です。
さらには『ねこねこ!文具セット』も取り出して、右手には定規の剣、左手にはノートの盾と完全武装!
「サンマさん……僕は、君を相手に戦うよ」
しゅばばばばっと走り抜けたサン・魔・ビームは左手のノートでいなし、定規から伸びたエネルギーは長大な光の刃となって、ずばっと一閃!
「絶対に、サンマさんをもとに戻すよ!」
ついでに鼻眼鏡からコメディビームがびゃーーーっ!!
「ぐお~っ、いてえじゃねえか~」
「臆することなく……さすが私と妻の子だ。私も、負けてはおれんな……!」
もちろん、徒手空拳な久隆の攻撃は、巨大サンマさんには通じません。それでも拳を振るい、サンマさんの足へパンチ! パンチ!
「ダメージを与えられずともいい。夏朝やみなの囮となれれば……!」
「えーい、うっとおしいじゃねえか~」
ずしんと踏みしめるサン・魔・ストンピングを辛くも避けて、パンチを連打!
特に小指を狙った一撃は、サンマさんのスケールをもとに戻すことはできずとも、なんだかんだでイタイ様子。囮役としての役割はバッチリ果たしつつ、
「夏朝! 今だ!」
「うんっ、お父さん!」
鼻眼鏡の向こうで、栗色の瞳がきらり!
ぺたりと胸に張ったのは、ねこシール。ろっこん発動、限界まで自分の体重を軽くすると、夏朝はビルをも飛び越す大ジャンプ!
「寝子島の普通……ぐらぐらの普通。サンマさんの普通も、絶対、死守する……!!」
上空でぺりり、ねこシールを剥がせば自重に任せて急降下。落下の勢いと体重も乗せて、振りかぶった定規の剣で大上段からのカラタケ割り!!
「ぐわあああ~!!」
強烈なイチゲキに、サン・魔・サンの大きさは見事、ぐぐんっと縮みました。
「よし、その調子だ夏朝!」
「うん! 頑張ろう、お父さん……!」
親子の絆で、ふたりは巨体へ挑み続けます。
突如響く、どこか抜けたアナウンス。
「ぴんぽんぱんぽ~ん! マンボウくんだよぉ~!」
ぐらぐらプレゼンツ・ファイナル脱獄ゲェム! 大盛況のまま、そろそろイベントも終了時刻を迎えようとしておりました。
「みんな、今日は遊びに来てくれてありがとぉ~! ぐらぐら、大成功だったねぇ~。たくさんたくさん楽しんでもらえて、ボク、ボク……」
きゅうっ! 感極まって気絶!
しばしの沈黙の間に、綾花はまだかたわらにいてくれる、珪先生の横顔を見上げます。
(閉じ込められてでも、もっと先生といっしょにいられたなら……なんて)
「うん? 綾辻さん、僕の顔になにかついてる?」
「い、いいえ! その……楽しかったです。今日はありがとうございました」
にっこり微笑む先生に、綾花はぽわっと頬を赤く染めました。
一方、ちょうど最後の部屋を脱出してきたみつびは、実に満足げ。
「いやー、楽しかった~♪ それにしても、あいつにあんな女っ気があるとはねー」
同居人とメイドさんたちの顔を思い浮かべつつ、からかうネタが増えたとばかり、みつびはほくそ笑みます。
てててと元気よく走り出てきたのは、
古尾 桐子
。大好きなカプセルギアで、いつもとは違ったシチュエーションを存分に満喫し、ホクホク顔です。
「なかなか良い体験だったッスねー。うおーっ、なんだか燃えてきたッス! 帰って特訓するッスよー!」
みんなで立ち向かった番人の試練を思い出しながら、興奮冷めやらぬといった様子で、桐子はしゅたたたた! 人ごみを軽快に駆け抜けていきました。
ちりんちりん、自転車を押しながら出てきた
フィーリクス・C・柚瀬
に
柚瀬 玲音
。スタッフプロデュースの部屋たちもようやくその役割を終え、彼らも帰路へ着くところです。
「とってもとっても楽しかったんだよ、だよ! ね、おとーさん!」
「おう、そうだな。たくさん遊んでもらえて良かったな、玲音」
玲音は花も咲かんばかりににっこり笑って、ぴょんことお父さんに飛びつきました。
「……はっ?」
きゅうっ状態から復活したらしいマンボウくんが、今回のメインを務める観光大使として、締めの言葉を述べました。
「みんなに楽しんでもらえて、ボク、感激だよぉ~! それじゃぁ~、これにてぐらぐらはおしまいで~す。みんなおつかれさまぁ~!」
ぱちぱちぱちぱち! あちこちから拍手と歓声が沸き起こるなか、ミーツェは手のひらの上の『ねこ飴』を見つめて自然と、ふんにゃり微笑みました。
「ふふー。楽しかったのですにゃ……ですなー!」
イベントが終わっても、サン・魔・サンとのバトルは続いておりました。
激闘を終わらせるべく、彼らは最後の大攻勢を仕掛けます。
「お母さん……!」
「理沙! 無事か!」
「まあ、旦那さま~? あらあら、夏朝ちゃんまで! うふふ、みんないっしょね~♪」
合流を果たした恵御納家一同。ひしと固く抱き合ってから、きりりと巨サンマへと向き合いまして、
「家族揃って、ゆくぞ! ふたりとも!」
「ええ! おいしいおいしい、サンマと相性ばっちりのお米の力を、くらいなさ~い!」
「『
タロット占い
』でもらった言葉が、僕に力を与えてくれる……寝子島の夜空の星々よ! サンマさんを……彼を蝕む闇を、祓って!」
夏朝の持つ『
星の開運アクセサリー
』が光り輝いて、天から降りそそぐ純白の流星雨が、ちゅどどどどんっと直撃! 家族の絆が力となって、サンマさんをずずいと縮めました。
巨体は今や、半分ほどにまで小さくなっています。
「あと少しなのだー! そろそろもとに戻るのだサンマさんー!」
小麗は腕を振りかぶって、六種のふりかけ全種を一度に投擲!
サンマさんの口のなかへ狙い違わずすぽんと投げ入れると、
「カツオブシブシーッ」
どっかん! サンマさんは爆発して、口からはヒヨコの群れやアザラシがすぽぽぽぽーんっと飛び出します。
「よーし、オレも行くんだよぉ~!」
「おい瑠樹、危ねえぞ……ええい、瑠樹を助けろコウメエジンダーQ!」
巨大化したカプセルギア、コウメエジンダーQの肩に乗り込んだ瑠樹。伯父である鴻の危なっかしい操縦もなんとか板についてきて、ウィングを広げ飛び上がったのはサンマさんの頭上です。
瑠樹は『
練りあめ
』に『
たこせん
』を頬張って、パワー全開!
「サンマさん、いつもありがとうすまっしゅーーー!!」
光に包まれながら、瑠樹とカプギアのダブルジャンプキックが炸裂!
ぐらついたサン・魔・サンへ、相も変わらずちくわくん着ぐるみな亮が、ダメ押しの一発を叩き込みます。
「俺はいつまでこれを着てなきゃならないんだ……頼むから早くもとに戻ってくれ!」
切実な思いもにじみつつ、ちくわビィィィ~~~ッム!!
「ぎゃあ~!」
「サンマさんが一気に小さく……では、決めさせていただきますよ」
温厚なのほほん気質の甲斐斗も、事ここに至っては手を上げることもやぶさかではないのです。
「ドレイになるんだぜぇ~!」
もうほんの少し、あとちょっと! というところまで小さくなったサンマさんは、それでもあきらめず、甲斐斗へサン・魔・パンチ!
「失礼します。とうっ」
するりと身をかわすと腕を取り、特技の合気道ですぱーん!!
「どわ~~~っ」
軽々と宙を舞ったサンマさんはくるくるくる、キリモミ回転しながらどしゃんと地面へ落っこちて、マンボウくんよろしくきゅうっと目を回してしまいました。
途端、黒いオーラがぷしゅんと晴れて、
「あっ! サンマさんがもとに戻ったよぉ~! よかったねぇ♪」
嬉しそうな瑠樹の言葉どおり、サンマさんはもはやサン・魔・サンではありません。
身長200cmの体重85kg、艶光りする魅惑のボディにすらりと伸びた手足……イカしたマスクのナイスガイ。ついにもとどおりの
寝子 サンマ
さんが、彼らの前に戻ってきたのでした!
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3人まで
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日常
コメディ
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定員
1000人
参加キャラクター数
42人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月20日
参加申し込みの期限
2018年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月27日 11時00分
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