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Mother's Day がやってくる
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☆道場の食事会
(母の日、と言われてもあまりピンとこない。自分にとって母親と言えるものはないからな……)
優木 遥斗
の母親は、遥斗がまだ幼い時に父と離婚したと聞いている。
遥斗の親権を父は頑なに渡さず、母親も求めなかったという。
遥斗が知っているのはそれくらいだ。
自分と同じように無口な父に、あまり詳しいことを聞くのははばかられた。
たまたま母の日に、久々に本土にある自宅近くの剣道の道場にやってきた。
寝子高に入学して実家を離れた遥斗を、師範も先輩たちも温かく迎えてくれた。
ここは遥斗が初めて竹刀を握った道場で、師範は父親もお世話になった人だ。
「また強くなったな」
「ありがとうございます」
稽古が終わった後、道場の師範の自宅で、同じように稽古に通う学生や社会人らで食事会をする。
「今日は遥斗くんがいるなら食材増やさないとな」
師範の弟子の何人かで食事を作ってくれることになっている。
「手伝います」
と遥斗は申し出たが。
「いやいや、遥斗くんはいいから」
「積もる話もあるだろうし、師範と話してきなさい」
と、全力で拒否された。
昔も手伝おうとしても断られることが多かったのは、自分が不器用でしかも味覚音痴なのでかえって手間がかかるからだろうことは感じている。
なので無理にとは言わず甘えることにした。
「いただきます」
久々の道場の食事に遥斗はホッとした。
子供のころ、稽古のあとそのままこの道場に預けられることが多かった。
いかつい男性ばかりの食事会に幼い遥斗が混ざっていた。
広間の隅で正座して黙々と食べる小さな遥斗に、周囲は複雑な表情だったが黙って見守ってくれた。
「美味しいです」
「向こうじゃちゃんと食ってるのかい?」
「寮の食事も美味しいけれどここの料理はやはり体に馴染みます。先輩は料理って、習ったりしてるんですか」
「ありがとう、それはよかった。料理は母親から習ったくらいだよ」
遥斗の味覚を知る料理担当の人は苦笑した。
(こういうのが母親の味というのだろうか)
ふとそんなことを思った。
「ごちそうさまでした」
食べ終えた遥斗は、洗い物を手伝うことにした。
黙々と食器を洗いながら、おふくろの味に羨ましさと、寂しさとを感じる。
少しだけ母の日を感じた日だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月16日
参加申し込みの期限
2018年01月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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