寝子島駅の近くを歩いていた寝子高生の
鴻上 彰尋は、ふと足を止めました。
目をつむると、ふわっとしたやさしい香りに包まれます。
「母の日か……」
そこは、
フラワーショップ花咲里の前でした。
この辺りに古くからある花屋で、今日は赤、ピンク、黄色、白……色とりどりのカーネーションが並んでいます。
彰尋の脳裏に、いつも面倒も見てくれる母に感謝の気持ちを表す、そんなことがよぎったのかもしれません。
母親の笑顔を想像したのかもしれません。
やさしく微笑むと、花屋を去っていきました。
「あれ……?」
そんな彰尋の後ろ姿を、花屋の看板娘、やはり寝子高生の
花咲里 月桂は見ていました。
といっても、忙しいこの時期です。
あちこちから声がかかり、それどころではありません。
広くない店内をバタバタと忙しなく動き回りながら、声を張り上げるのでした。
「いらっしゃいませ。母の日のカーネーション、色とりどり揃えてますので、どうぞごゆっくりご鑑賞なさってくださいませ」
こんにちは、天村花海です。
鴻上 彰尋さん、花咲里 月桂さん、ガイド登場ありがとうございました。
もしご参加いただける際は、ガイドに捕らわれずご自由にアクションをおかけください。
母の日をテーマにした自由度の高いシナリオです。
実母だけでなく義理の母やおば、祖母、養親など、
あなたにとって母といえる女性に感謝の気持ちを示してみませんか。
母の日の数日前から当日中までが対象です、お好きな時間に。
場所の指定はありません。
花屋さんは、今回はフラワーショップ花咲里へどうぞ。
お店のPCさんが不参加の場合、臨時のバイトNPCが承ります。
参加PC以外のご家族を登場させる場合は(登録されていない人物の場合)、
外見や口調などの情報を書いてください。指定が無ければぼんやりとした描写になります。
登録されているPCさんの場合、参加してGAを組んでください。
不参加ですと、残念ながら描写することができません。
それでは、ご参加お待ちしております。
お母さんやご家族への思いをぶつけてください。