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◆睡眠ウォーズ
2年3組の教室で、チャイムが鳴った。騒いでいた生徒たちが、蜘蛛の子を散らすように一斉に席へ戻っていく。
椿 美咲紀
もその一人だった。美咲紀は重い胃を抱えながら、机から数学の教科書とノートを出した。
やがて、数学の教師が教室にやってくる。美咲紀は欠伸を噛み殺しながら、昼休みのことを思い出した。その上で、ずーん、と後悔する。
――ウッカリとお昼ご飯、食べすぎちゃったのですよ。
一応、食後のコーヒーも飲んでカフェイン摂取も万全だったのだが、それはそれで余計胃が膨れてしまった。教師が教科書を開いて、今日の範囲を言う。周りに座っている生徒が教科書を開く音、ページをめくる音を、美咲紀はぼうっと聞いていた。
午後のいちばん眠くなる時間、さらに美咲紀にとって興味の薄い数学の授業となれば、もう眠気との壮絶な戦いとなることは明白である。目の前に開いた教科書の中身や、教師の喋っている言葉が、美咲紀には異界の言語に聞こえた。
――先生の喋っている内容が異界の言語に聞こえます。数式なんて、日本語じゃないのです。言語明瞭、意味不明。
なんて拗ねながら、美咲紀は更に激しさを増す眠気にかくりかくりと前のめりになって頭を垂らしている。しかし、はっと我に返って、首を振った。
――でも堂々と寝ては駄目なのです。そんな目立つ行動はアカンのです。
美咲紀はキリッと真面目な表情を装うと、ノートの前にしっかりと教科書を立て、机の隅に転がしたままでいたシャープペンシルを取った。先生の話に真剣に耳を傾け、一心不乱にノートをとり計算する。……と、真面目なように見えている美咲紀だが、その実、ノートの中には数式や数学の用語などは一つもなく、『名物先生ピックアップインタビュー』などといったものをはじめとした、新聞用のネタ出し……それも脈絡もない単語が並んでいた。
――我ながらいいアイデアなのです。あとでシュー君にも見せましょう!
美咲紀は友人の
八神 修
のことを思い浮かべつつ、思いつくままにそれを書くと、時折全体を見て、その中で連想できるもの同士を矢印でつなぐ。こんな時に限って、と言いたくなるほど次々と浮かんでくるアイデアに美咲紀の腕はビシバシ動いたが、こんなところを横から覗かれでもしたら、教師に怒られること間違いなしだ。それに集中するあまり、教師の授業は右から左へ流れていく。
――今日の授業の分を、後でシュー君に教えて下さいってお願いしなきゃ。
授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。美咲紀は、教師が教室から去るのを見ながら、こんなことを思うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月18日
参加申し込みの期限
2018年01月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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