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◆たとえダークマターでも……
教科書をパラパラと開いて、挟まっていたそれに気が付くと、
七夜 あおい
は驚き、またその内容に微笑んだ。
「あおいちゃーん、部活いこー!」
廊下で部活仲間が呼んでいる。あおいはそれをまた教科書に挟み、カバンにしまうとすぐに家庭科室へと向かった。
「それじゃあ、早いけど今日の活動はここまで」
「ありがとうございました!」
射撃部の活動の後、先生に届けるプリントをまとめ終えると、
八神 修
は家庭科室へと急いだ。彼が恋しているあおいが、部活で使っているはずだ。廊下にいても、近付けば料理の香ばしいいい匂いが漂ってくる。
頑張って料理しているあおいの姿を思い浮かべ、修は口許を綻ばせるが、いざ家庭科室の戸の前に立つと、入るか入らないか悩む。しかし、アピールは大事と決意を固めると、修は家庭科室の戸に手をかけた。
が、しかし修が開ける前にがらりと戸が開いて。中から気の強そうな女子生徒が出てくる。女子生徒は修を一瞥して口を開いた。
「新聞部の人?」
「あ、ああ」
訪れた目的は違えど、修が新聞部であることは事実だった。新聞部の突撃取材は一部の間で有名で、その女子生徒もそうだと思ったのだろう。
「ふうん。カメラ持ってる?」
そんなこんなで中へ招き入れられ、家庭科部の活動に混ざることに成功した修は、エプロンを着て精一杯頑張っているあおいの背中を眺める。おたまをくるくると動かして、何か煮込んでいるようだった。
「何を作っているのかな」
修はくんくんと匂いを嗅ぐ。
「ハヤシライス?」
話しかけられて、あおいは振り向き答える。
「あたり。出来たら試食して行って」
思わぬ申し出に、修はぱあっと顔を輝かせた。そしてぶんぶんと首を前に振る。
「よしきた! まかせろ!」
それと同時に、修の腹も鳴った。くすりと笑うあおいに、修は照れながらお腹を押さえる。
「あ……聞こえちゃった?」
しばらくして、あおいが作ったものが修の前、供される。修はスプーンを手に、それを食した。彼の舌に、とても個性的な味が広がる。
「来てくれて助かったよ。誰も食べてくれないんだもん、私の。一人だと食べきれないし……」
にこにこと笑うあおいの如く、修もその個性的なハヤシライスを笑顔で食べきる。たとえとんでもない味をしたものだとしても、修にとっては大好きな人の作った料理であることには変わりない。
「どう?」
「幸せな味だ。最高のスパイスが込められている」
という修の言葉には何の偽りもなかった。あおいは得意気に笑う。
「よかった~! 上達したんだ、私!」
でも。修は付け加えてその笑顔を崩す。
「調味料は計っておいた方がもっと美味しくなるかもな。タイマーが鳴ったらすぐ火からおろすとか」
あおいはそのアドバイスを聞き、神妙な顔で腕を組んだ。
「そっか。じゃあ次は気を付けるね」
「教えるよ。また一緒に料理しよう」
という修の頭に浮かんだのは、一緒に料理した時の事だ。楽しかった思い出を噛みしめながら、修は口を開く。
「リクエストがあれば予習しておくよ」
修の提案にうーんと検討中のあおいの顔を横目に見つつ、修は照れ隠しに皿の中のハヤシライスを空にした。そして彼女に空き皿を差し出し言う。
「おかわり!」
その皿に、また新たな幸せの味がたっぷりと盛られていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月18日
参加申し込みの期限
2018年01月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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