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\ オーバータイム!/
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「……っ!?」
突然髪に触れられて、悠月はびくりと肩を震わせる。その手の持ち主が誰かは悠月自身よくわかっていた。
――針金みたいに真っ直ぐなのに、シルクみたいに柔らかで最ッ高~の手触りなんだよね~。
オルカの指先に髪を弄ばれて、悠月の集中が乱れる。誰も見ていない授業中でのことでよかったと思いながら、ますます赤くなっていく頬に恥ずかしくなってきた。悠月は視線を後ろに遣りながら、片手でオルカの手を叩いた。これで漸く集中できると悠月が黒板に視線をやろうとすると、引っ込めかけた手に手紙を握らされた。
――Che Peccato! ざ~んねん。でも悠月がこっち向いてくれたから、結果オーライかな~?
そんな様子のオルカに、悠月は、
――コイツは本当に勉強する気がないな……。
と呆れつつも、握らされた手紙を開く。
『今日は外で食べない~?』
彼の口調と同じ、軽薄な文章にふっと笑いつつ。外の景色を見る。
――外で食事は悪い気はしないが……。
そう思いながらも、悠月は板書を写し取る。教師の手が止まった隙に、ささっとノートの隅に返事を書いて、渡した。
『今は授業中だ、後にしろ』
内容はそっけないながら、律義に返事してくれることに、オルカは微笑んで、
『そうつれない事言わずにさぁ。Ti prego Tesoro mio!』
と書かれた手紙をすぐさま悠月の手へと渡す。その返事を見て、悠月はむすっと表情を険しくして、
『No』
と簡潔に返事する。それを見て、オルカは次にどう書くか? 首を傾げつつ考えた。やれやれこれで授業に集中できると、悠月はノートに視線を戻した。
「この頃の貴族は、ラブレターとして自分で考えた短歌を添えて……」
教師の解説を聞き流しているオルカだが、偶然にもこの間一緒に歌った歌の歌詞をせっせと書き、悠月に渡した。悠月は3通目に少しイラつきながら、渡されたそれを開くとこの間歌ったものの歌詞が見えて、思わず小さく笑う。一緒に歌った時の熱狂が蘇ってくるようだった。
悠月はそれにどう返事するか悩みながら、教師の解説を聞いてその偶然にまさか、いや……と思い悩み、せっかく集中出来そうだったものを、哀れにもかき乱された。
心なしか顔もまた赤くなってくる。悠月が授業に集中できるようになるのは、もう少し後になりそうだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月18日
参加申し込みの期限
2018年01月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月25日 11時00分
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