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\ オーバータイム!/
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◆みだれ髪
「それじゃ、まず……いったん最初から読んでくれるかな」
「はーい。えーっと……」
教師に指名された生徒が、教科書の文を読み上げていく。教師のする板書を、
獅子目 悠月
はきっちりとノートに描き映していた。といっても、悠月自身はそのノートがなくとも問題ない。ないのだが……悠月は真後ろに座っている男の顔を思い浮かべ、ペンを進める。期末のテストで35点というひどい――赤点ギリギリの――点数を取った彼だが、きっと今日の授業だってろくに聞いていない。後々教えるためにもあった方が便利だと……そこまで考えて、悠月は自分の頬が少しだけ赤くなっていることに気付く。
――これは、練習の時間が減るのが嫌だから、だ。
そう心の中で言い訳しながら、悠月は授業に集中するよう努めた。とくとくと動く心臓や、なぜか赤くなる頬に意識が向こうとするのを、なんとか振り切りながら。
「ああ、くそっ」
小さくついた悪態は授業の内容に紛れてかき消されていった。
「ありがとう。じゃあ次は……」
教師が黒板に書き下し分を書き、その所々に線を引いては生徒に活用を答えさせる。それが終わると、今度はプリントが配られて、活用の表が書かれたそれをもとに問題に答える羽目になった。
――Che palloso!
そんな退屈極まりない授業を聞いて、
オルカ・ヴィヴァルディ
は大きく欠伸する。
――ああつまらない! これがせめて文章問題だったら、もう少しやる気が出るのに。
教師に対して理不尽な不満を抱えながら、オルカは窓の外へとその顔を向けた。昼休みも目前で、きらきらと陽の光で明るい。ぽかぽかとした梅雨前の暖かくからりとした空気が、オルカの退屈を紛らわせた。
「お~い、真面目にやれ」
教師に注意されて、オルカはプリントに視線を戻す。見ても、それが退屈であることは何も変わらない。
――活用とか言われてもま~ったくわかんないよねぇ。
そしてまた、窓の外へと視線を遣った。
――早く終わんないかな~。
窓の外は本当にいい天気で、この下で昼寝をしたらさぞや気持ちがいい物だろう、そう思わせるほどのものだった。
――もう今から悠月を誘ってランチタイムにしたくてたまらないや。
こう考えながら、オルカは視線を前の方に移した。赤褐色のポニーテールが揺れている。その持ち主は黒板をじっと見つつ、真剣にノートを取っていた。オルカはそのことに感心しながら、思う。
――悠月はよく文法の勉強なんてたえられるよ。すごい真剣にノート書いてるし……。
悠月がノートに顔を向けるために前かがみになるたび、その赤褐色の髪の隙間から項が覗く。ごくり。オルカはちらりちらりと見えるそれに唾を飲みつつ、たまらないとばかりに衝動に従ってその髪に触れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月18日
参加申し込みの期限
2018年01月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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