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ぬいぐる図書館の夜
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「(それにしても)」
鳳城 翔
は手に持つぬくもりが伝わって来る紙コップをじっと見つめて考えていた。
「(夢、にしてはリアル……
しかし、ただの夢じゃなかったとして──それでも中心に、この人がいるのは間違いない)」
翔はじっと、そちらの方を横目で見つめた。
そこには、ぬいぐるみに囲まれて幸せそうに微笑んでいる女性が一人。
「(このオネーサン……もしかして寂しい?)」
見ている合間も、オネーサンは言葉を話せない。そしてぬいぐるみ達は、次の日はぬいぐるみは元の持ち主の所に帰ってしまうのだ。
──この一日だけでも、楽しい時間を過ごしたいのかも知れない。
「(聞いて、みよう)」
翔はただ、そのオネーサンの本心が気になって、カウンターで見掛けたメモとペンを取りにその場を離れた。
「本ならオネーサンに預けちゃった。明日まで秘密だよ」
「ナイトがそう言うなら明日まで待たなくちゃですね」
くすりと
綾辻 綾花
がナイトに向かって微笑んだ。
ナイトの視線の先にはオネーサンがいる。
「オネーサンは筆談ならできそうでしょうか? お礼も言いたいですし、名前やここに居る理由も聞けたら……」
綾花はそう言いながら、記憶から紙とペンの場所を探す。
その合間、ふとオネーサンの元へ紙とボールペンを持った翔の姿を見て、綾花も集まるように彼女の元へと、他のぬいぐるみの邪魔にならないように側に向かった。
オネーサンの事が知りたい。思うところに重なるものがあることを視線で理解した綾花と翔は、問い掛けが出来る限り一方的にならないように、間を置きながら訊ねてみた。
相手は最初しばらくの間、戸惑っていたが、ペンを手に取るとゆっくりと丁寧な文字で質問の答えをメモに紡いでいった。
『名前は、分かりません』
『わたしは、ぬいぐるみ達が動き始めた、このような夜の記憶しかなくて』
『でも、朝に、昼に、ここにいる子達は動けないのは知っています』
『だから、ここにいれば、この子達の事が知ることができる』
『本も、ぬいぐるみ達も大好きで』
『だから、わたしは、自分が何者か分からなくても、この時間があるだけで、幸せなんです』
オネーサンはそこまで綴ると、それが己が知っている全てであることを伝えるように、少し困った様子から微笑んでペンを置いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
冬眠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月04日
参加申し込みの期限
2018年01月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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