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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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様々な格好(猫耳以外も)をした寮生やノリよく訪れる来寮者たちの中、制服姿な猫耳を生やした
日々野 結衣香
が丁寧に歓迎のご挨拶をしている。
―― スタッフって分かるかもだし地域の人はこの方が話し掛けてもらいやすいでしょうか。
なんてふと思いついて制服着用なわけだが、普段見慣れている制服スタイルに猫耳と尻尾がやたら映えると、一部マニアな来寮者からは『おおう……イイ……』と好感高めていたり。
そこへ愛用カメラを持って、パタパタ駆けて来る足音が。
「日々野さんだ♪ こんにちはー! 大盛況ですねー。あ、私にも猫耳と尻尾をくださいにゃん」
「椿さんいらっしゃいませ。はい、どうぞ~」
新聞部仲間な
椿 美咲紀
へ結衣香が黒猫耳としっぽを手渡すと、受付間に設置されている姿見の前で黒にゃんこは一度くるりんと回転した。
「うん、かわいいです」
「よく似合ってますよ」
にゃんこ大好きな美咲紀が思わずにんまりと微笑むと、結衣香もパチパチと賛辞を贈る。
「ふむ。クッキー探すのですね。
灯台もと暗しと言います。ごく近くの部屋にもあるに違いないのです。一番近い部屋を探してみるですよ」
「なら私の部屋もここから割と近いですよー。『ヒントは本の虫』です」
「本の虫! むむん、言葉通りなのか一捻りあるのか悩ましいところですねっ」
「お宝隠されてる場所のヒントは、オープンスペースの掲示板にも貼ってありますので、いつでもご確認してください」
「はい、ありがとうございますー!」
ぱたぱた楽しそうな笑顔を見送って。
―― こんな感じで、大丈夫そうですね。
寮生としてちゃんとお出迎えやご案内出来るかちょっぴり緊張していたのが、お友達相手でスラスラと説明出来た自分に、ホッと安堵する結衣香。
この調子この調子~♪
と、気分がのったのかその口からピ~ピピ~と、自身のお気に入り時代劇の主題歌が小鳥のさえずりのように奏でられた。
その瞬間、
「御呼びでござるか」
「ああっしまったーっ」
甲冑を重々しく纏った武将が、結衣香の足元にひざまづいたポーズで見参していた。
結衣香のろっこんで召喚してしまった、通称『ござるさん』である。
がちゃんと立ち上がるござるさんは、途端に周囲の人から好奇の的となる。
色々な服装がいるとはいえ、戦国時代の武将姿はさすがにござるさん唯一人。そりゃそうである。
結衣香、一瞬慌てそうになった自分を、スーッハーッと深呼吸して落ち着かせ。
「桜花寮へいらっしゃいですー。今日は猫耳付けてにゃんこになれる他、中にはコスプレした寮生がご案内などもしますのでー。どうぞお気軽に声かけて下さいね」
平常心を取り戻せば、にこにこ笑顔で完璧なフォロー設定をござるさんにくっつけた。
「殿中にござるか?」
「そ、そうですね。狼藉者はいないと思いますが……一緒に見回りに行きましょうか」
「御意!」
ござるさんへもこそこそと誤魔化し囁きながら。
がちゃんがっちゃんと勇ましく歩くござるさんを伴えば、大人や子供などが楽しそうに後に続いて。ばっちり寮案内の役目を果たしていたとか。
◇ ◇ ◇
「寮生はやっぱ付けるのかそうか……」
オープンスペースの入り具合を見にやって来た
楢木 春彦
は、通りすがりの仲間から暗黙とばかりに無言の笑顔で手渡された猫耳を、渋々装着しながら。
「へー……結構盛り上がってんじゃん。あ、倉前先輩や呉井が居る」
ちょうど人を案内していたらしい2人の姿を見つければ、タイミングを見計らって春彦は寄って行く。
「呉井、倉前先輩」
「おー、春彦もここに居たとですか」
「……まだ名前の方で呼んでくんないのぉ?」
朗らかな笑顔で振り返ってくれた
倉前 七瀬
には、(過去色々あって)気まずそうというか気恥ずかしそうに軽く頭だけぺこっとしては、『ぶっちゃけ今見に来たとこっす』と正直に返しつつ。
次に
呉井 陽太
の方を向いて首を傾げる春彦。
「呉井はなんでそここだわってんだ」
「だってオレの弟には名前呼びしてるのにぃ」
「もうクセなんだって両方とも……」
「……いいですねぇ……。春彦、僕のことも名前で呼んでくれて良かですよ?」
「え゛。む、無理っす倉前先輩にはもう色々申し訳なさが色々あってちょっと無理っすスンマセンッ」
先輩後輩であっても、親しそうな会話をする陽太と春彦を見れば、七瀬が羨ましそうに加わった。
そうして春彦の各々への返答に、ぶー、といじけて見せる先輩二人相手に分の悪さを直感した春彦、そそくさと片手を上げる。
「じゃ! 俺この後ダチが来るかもしれないんで!」
脱兎の如く去って行った友人の後ろ姿に、気にした気配全く見せず笑顔で手を振るマイペースコンビな陽太と七瀬がいた。
勢いのまま自室へ戻った春彦。
冷蔵庫開けた途端目にした光景に、同室になってから何十回目かなツッコミを相手に響かせた。
「おいホズミヤ! お前またレモンばっか入れやがったな!」
「木を隠すなら森って言うだろ。外れの宝物って分かる様に、クッキーの代わりにレモン置いとかねーと!」
男子寮の某部屋にて、そんな謎議論が聞こえてくる。
いや。彼の中では独自の筋が通った反論なのだ。
六月一日宮 檸檬
、名前通りレモン好きな彼の中では。
「これじゃ俺まで勘違いされんだろうがっ!? レモンどけてなんか他のモンも入れるぞっ」
「何言ってんだ。俺の真心こもった手製レモンマドレーヌも今回は混ざってんだぞ、レモンだけじゃ無えだろ!」
「加工してありゃいいってもんじゃねー! 結局レモンだろぉが!」
飛び交うレモン(言葉)たち。
檸檬が案の定全く引く気配を見せなかった為、とりあえず春彦は諦めたフリをした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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