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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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「ほあ!? 妖精さん発見!! ……じゃなかったや☆ いらっしゃいませにゃ! ようこそ桜花寮に!」
「……どうも」
木々の喧騒とは違う種類のザワザワ感に満ちる、桜花寮玄関口にて。
人だかりの中を、誰にもぶつかることなく優雅に、どこかアンニュイそうに、宙に浮くが如く歩いている
三宅 葉月
の姿をたまたま捉えた
野々 ののこ
が、思わずそう叫んだのも無理もないと言えよう。
どこかの森の猫鳴館とは違って、至ってフツウな明るさな桜花寮においては、『森の精霊が借地料を取り立てに!?』などと誤解されないのは幸いかもしれない。
彷徨う森の精もとい葉月へと、ののこはパタパタ近寄って。
「この寮来るのは初めて? 今寮の中、探検も兼ねたお宝探しイベント中にゃ! ご参加いかが~?♪」
「宝探し……そうね、趣ありそうな建物を、じっくり眺める良い機会というなら……」
「やったーっ、お1人様ごあんなーい!」
纏う静寂を乱すことなく、静かにそう述べる葉月の手を嬉しそうに引いて、善は急げとののこは受付までやってくる。
「英二くんー! こちらもご参加者にゃ~ん!」
「ご案内ありがとう、ののこさん」
「よろしくぅ。ではではイベント楽しんでにゃ~♪」
颯爽とまた玄関方面へ戻っていくののこにゃんこを見送った後。
受付の
佐藤 英二
からマップと説明をもらっては、アンティークドールのような端正な小首だけコクリと動かして。
葉月は暫し、宝探しという名目の下に逍遥する。
◇ ◇ ◇
「はーっはっはっはっは! 桜花寮、気になっていたから遊びにきたよ!」
「それは嬉しいお言葉だね。ようこそ、猫耳と猫尻尾はいかがですか?」
「おや、今日のドレスコードなんだね☆ 勿論つけさせていただくよ! 芸術的模様且つ美毛並みな、アメリカンショートヘアのはあるかい?」
「やあ、お目が高い。こちらにご所望の物があるよ」
「ありがとう!」
花椿 涼太郎
の、華麗ステップに始まり正面でくるりとターン☆ 後の高らか笑顔のご挨拶を、持ち前の大海原のような広い心で動じること無く見守ってから。
受付に座る英二も今までの来寮者さんたちへするのと同じように、にこっと笑顔でマップと猫耳を手渡した。
希望通りなアメショ猫耳と尻尾をもらえば、涼太郎は感謝のウインク後一礼。
「にゃーーーっはっはっはっは! にゃんこ姿でも美しい僕だよ!!」
ピシッとにゃんこポーズがキマッた。
完璧なまでのモデル立ちにゃんこ出現に、カメラ持つ来寮者たちからフラッシュやピロリンッ☆という光と音が一瞬乱舞したり。
涼太郎、肖像権など気にしないどころか、にゃんこビーナスが突然現れたら驚くよねそれは! な勢いで、溢れる笑顔でお詫びの追加ポーズをキメたりした後。
さて折角だからお宝探しの美しき旅へ! と尻尾ふりふりスキップで寮内へ向かうのであった。
◇ ◇ ◇
「……うな、何かこの建物が賑わってますな?」
お帽子からふんわり軽そうなミディアムヘアを覗かし、チョコレート色の斜めがけ鞄を揺らして桜花寮へ近づいていく
ミーツェ・M・フェリス
。
大きな猫着ぐるみさんがチラシを手渡してくれたのを、ぺこんとお辞儀して受け取ると。
「『さんりょうまつり』……ですな?」
人間界のお祭りは、あの綺麗なピンク色のお花を見た時以来だろうか。
あの時もとっても楽しかった。チャンスがある限りは、お祭りはどんどん混ざっていきたい。
ほとんど迷うことなく、真っ直ぐに宝探しの受付へと駆けて行った。
「ミーツェは女子なので女子寮で宝探し楽しみます……な? 猫耳……ですな?」
参加するなら是非猫になりきって楽しんでね☆、と手渡された猫耳を少々困った顔で受け取るミーツェ。
―― 困りましたな……猫耳付けるには帽子とらないといけないですな……。
ほしびと本来の姿が三毛猫であるミーツェ。人間の姿になっているとはいっても、大きめ帽子の中には自前の猫耳がばっちりと隠れているのである。
ふとそういえばと思い出す。
「ミー……みつえは着ぐるみ着たいですな! 入口で出会ったあの着ぐるみさんみたいなのですな!」
「あ~、あれか~……」
受付のお人が頬をかきながら謝罪と共に教えてくれる。
あれは本人の私物であり、こと受付には貸し出し用の着ぐるみは無いことを。
「猫耳フードの上着でも良いのですな。どうか、お願いしますなー!」
ミーツェも必死である。お祭り参加したい! その一心で。
大切な帽子なのかな?
英二は、ミーツェの懇願をどうにかきいてやれないかと思案する。
誰にだって事情の1つや2つあるものね……。
そう思案する英二の横へ、
響 タルト
が顔を出した。
「なになに? コスプレしたい? あ、違うのか。猫耳フード? 僕か僕の(同趣味)友達が多分持ってるよ!」
「か、貸して貰うこと、出来ますかな!?」
「いいともー!☆」
かくして、ミーツェは無事猫耳フードを被って。
タルトと英二にぺっこんぺっこんお礼を言っては、嬉しそうにお宝探しへ向かうのだった。
◇ ◇ ◇
―― ……寮の中を見ることができるのってなんだか新鮮な気持ち……。
宝探しの受付に向かう短い距離も、好奇心混じったつぶらな瞳でキョロキョロ見渡しているのは
遠野 まほろ
。
普段、祖父母の家から学校へ通っているため、寮自体が珍しい。
他の2寮は行き損ねちゃったけれど、お友達も多いこの最終日の桜花寮は見て回れそうで良かったと、ほにゃんと表情も緩む。
「宝さがしはねこみみをつけるんだね……それじゃあ」
日頃縫いぐるみに囲まれている為か、全く抵抗感無くまほろは白い猫さんの耳をすちゃっと装着した。
◇ ◇ ◇
こちらにも、桜花寮にて落ち着きというものを久しぶりに感じた気がして、深呼吸している学生一人。
―― 猫鳴館、星ヶ丘寮と、両極端な世界を見たせいかしら……。
人が出入りする入口前で、感慨深げに寮の建物を見上げている
青山 絢
。
彼女自身、親が高名な写真家とあって家はそれなりに裕福であるわけだが、その絢の目から見ても星ヶ丘寮は桁外れに感じられたものである。
「こんにちはいらっしゃいにゃー! お1人? お宝探しとかどうにゃっ?」
見上げた後、この建物ならこの角度からなら映えそう……などついカメラワークな視点で周囲をきょろきょろしていたら、元気な声が飛んできた。
―― 確か、野々ののこだったっけ……。
声主の名前を思い出していたらば、気付けば返事待たずにあれよあれよと彼女に引っ張られていく形になって。
これが寮内見取り図で、こことかこの辺りにヒントが一覧で貼ってあったり~、と受付にて説明されれば特に断る理由もなく絢は参加を決意する。
どうぞお好きなのを♪ とずずいと前に出された箱には、各種猫耳が。
演劇部の身であれば、変わった衣装に免疫はそれなりである。一瞬目を丸くするも、何となくご縁がある気がして、絢はロシアンブルーっぽい色形の猫耳を抵抗なく手に取るのだった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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