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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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●ぼちぼちお腹もすく頃で
屋上からオープンスペースもすっかり見終えて、気付けば
曖浜 瑠樹
のお腹はぺっこぺこ。
休憩の椅子に座って、ふーっと一息。
「……お腹空いたねぇ」
「ふっふっふ……そんな空腹子猫ちゃんはこ~こ~か~ニャ~?」
「わあ!?」
音もなく突如隣りの椅子の背もたれから、にゅにゅぅっと現れた猫さんが。
思わず椅子から転げ落ちそうになった瑠樹を、寸での所でその肩をがしっと抑えてくれた細い腕の元を辿ると、そこには
夢宮 瑠奈
の姿があった。
「瑠奈お姉さんかぁ……っ、びっくりしたぁ……」
「ごめんねえ……驚かせすぎちゃったかな」
「ううん! どっきり面白かった!」
「えへへ、良かったー☆ 瑠樹君、お腹空いたなら女子寮の食堂でおいしいものいっぱい出してるよー」
「ほんと!? なら……食堂に出発だー! 教えてくれてありがとう瑠奈お姉さんーっ」
「お料理は逃げないから転ばないようにね~」
一気に食欲に突き動かされれば、ひらひらと手を振ってくれる瑠奈を後にし、一目散に食堂目指し飛んで行く瑠樹。
マップを見ずともすっかり寮内に慣れて、更には良い匂いが近付いてきたらもうその匂いを追いかけて。
◇ ◇ ◇
受付から程近い部屋や廊下を、ずっとウロウロしていた
椿 美咲紀
。
何故か女子寮から出る気配は無い。いや、出ないどころか食堂から常に一定の距離位置しか歩いていない。
―― にゃんこは鰹節が大好きなのです。
ふむふむ。
―― にゃんこな私も鰹節大好きです。
なるほど。
―― 鰹節料理、食べたいのです。
食欲!
美咲嬢の視線は、お宝を探しつつもしばしば食堂をチラ見していたわけである。
せめてイベント楽しんでからでも遅くはないはず、なのです! とお部屋覗いたりもしているわけだが、食堂近くに居れば香ばしい匂いが鼻先もくすぐるわけで。
「はうっ……。………食堂にもお宝隠してあったり、なんかするかもですし」
尻尾ふるんっと振っては、誘惑に負けた台詞を呟きながら行先を食堂へ変更した。
「そうそう。そのタイミングで調味料を入れて……」
「オッケーだよ、塩を小さじでー」
「あおい、それコショウかな。はい塩」
「あわわわ……修くんありがとぉっ」
………ま。
「うん? 視線がどこからか、……ぅわっ、美咲紀?」
「あっ、美咲紀ちゃんいらっしゃーい!」
美咲紀、食堂に足を踏み入れたものの、匂いの出処たる調理場が気になって覗いてみたらば、何やら幼馴染とその想い人が仲良ししているのを目撃した。
思わず にまっと生温かく見守ろうとする(そしてすぐに気付かれた)。
八神 修
が
七夜 あおい
の隣りで、お料理手伝いをしている光景は大変大変微笑ましくて。
「2人でお揃い色違いなエプロンなんて、新婚さんのよーです」
「そ、そんなこと言われたらあおいが迷惑だろ? なあ?」
「え? そんなことないよー」
どきっ……。
困り顔をするどころか、可憐な笑顔で答えるあおいに一瞬修の胸がときめいた。
が、しかして。
「修君のお料理の腕なら、自慢のお嫁さんになれるもの!☆」
「…………俺が嫁の方か」
天然思考な力説言葉が続いて、彼女を見つめる視線がやや遠い目になった修がいた。
―― 望まれれば喜んで婿に行ったっていいけど、ね。
家のことはさておいても、愛しい子を見つめ続ければ素直に心の中でそう呟いたり。
「で、美咲紀。目当ては鰹節料理なんじゃないのか?」
「はう! そうなのですー。何か美味しいもの食べさせて下さいな☆」
「本日の鰹節メニューはどれも美味しくてオススメだよ♪」
「あおいちゃんは何を作ってるですか。あおいちゃん達が作ったのを食べるです。
それと『蒸し鶏の鰹節和え』も下さいな~」
「はーい! じゃ、食堂の空いてるお席でお待ち下さい♪」
さり気なく話題を変えて問いかけた修へ、美咲紀がご注文すれば笑顔であおいが承った。
「……あっ、生節とか無いですか? 半生な鰹節ってのがありまして」
「あー、あぶる工程を1回だけにしたやつだな?」
「へぇ! そういうのあるんだ! うーん……メニューには無い、んだけどぉ……」
「元のカツオがあれば、ここでも作れるんじゃないかな。作り方は想像つくし、俺も手伝うよ」
「わ、ありがと修くん! そうだね、リクエストにも応えたいしやってみる!」
「嬉しいですっ、では席で大人しく待ってます」
美咲紀の背中を見送ってから。
修はあおいへと向き直って。
「そうだ、あおい。これ、俺からのお礼」
「……飴? お礼って??」
「さっき作っておいた。疲労防止にもなるから、厨房頑張ってた皆で良かったらどうぞ」
「ええ!? これ修君が作ってくれたの!? 飴って作れるの!?」
「そんな大げさな。砂糖と水あめと水があれば、後は煮詰めるくらいだし。
中には余ってた鰹節入れてみたんだ。西伊豆町の名物なんだって。夏には熱中症対策にも良いよ」
「すごいすごーい! ありがとう修君っ。私の方がお礼しなきゃ、なのに……」
「他の人より一足先に味見出来たり、厨房見学させてもらったり、得した気分だからいいんだよ」
優しい言の葉に、満面の笑顔が返されるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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