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【三寮祭】桜花寮、お宝探しにゃー!
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●本日の受難部屋(主に部屋主が)
「こんなこともあろうかと、三寮お泊まり交流会でユウくんの部屋を見ておいて良かった!」
MMR(萌・ミステリー・リポート)の賜物たる前回の経験からもはや迷うことなく、
鬼河内 萌
は受付通れば真っ直ぐに目的地へ到着していた。
『桜の花びら型クッキーを見つけるよ☆』という大義名分を得て、堂々と
野菜原 ユウ
の部屋にお邪魔する。
「お宝のヒントは『ウッキー!』ということは猿だよね? ジャングル内のバナナの中に隠しているとか?
それとも猿のぬいぐるみの中? ……まさか『猿のように×××する』とかじゃないよね?」
真面目にヒントを吟味するように呟きながら、萌は探す。
本棚の音楽関係の雑誌やCDの裏、布団と布団カバーの間、壁と棚の隙間etc 。
一般男子学生がこの様子を見たら冷や汗を流すかもしれない、そんな場所。
そう、そこは、一般男子の夢と妄想と時々鼻血が詰め込まれた内容の本が隠されている、定番的な場所である。
萌が必死になって探すのも、ユウには前科があるから。
お泊まり会の時に萌はちゃっかりと発見してしまったのだ。
興味があるお年頃なのは分かる。だから持つなとは言わない。たとえそれが、恋心抱くこのお胸とはかけ離れた大きさを持つお姉さんたちばかりが載った本だったとしても。あ、やっぱり持ってるだけで許せないかも☆
「また見つけたら……ふふふふふふふふふふ」
可憐な茶色い瞳が、若干怪しい闇色に染まった。
そんな時の萌EYEは常よりもパワーアップしているもので、部屋主にとっては残念かな、新たに買い直したと思われる個人的お宝本たちが、あれよあれよと見つかってしまった。
「もうユウくんてば★ 綺麗に滅してあげたのに、またこんなにいっぱいしょうがないなー★」
深く、生温かく、相手を想っていればこの展開も予期していたようで。
萌、すちゃっと取り出したるは、ムッキムキ兄貴がセクシーポーズを取っている表紙の本たち。
所謂『男同士の愛むつみ合う場所は薔薇の樹の下だった』的な内容が強調された雑誌たちである。
それらを、ユウが隠していた本と入れ替えて収納した。
と、ここで何やら視線を感じる。
「ふぁ!? あああああの私は通りすがりの乙女でありましてええええ」
「ぐっふっふ……大丈夫、僕は何も見なかった……否! 言わせてもらえばもっと盛っても良い!」
「タルトちゃん!」
分かってくれる!? とばかりに闇色の瞳にちょっとだけ光戻した萌に、タルトはよいえがおで親指立てるのだった。
その後二人がかりの手によって、『男同士の愛むつみ合う場所は薔薇の樹の下だった』本が更に増やされたとか。
◇ ◇ ◇
萌がたぁっっっっぷりと色々堪能して出て行ってから数分後に、更なる来訪者あり。
「さて。御用改めニャ」
旅鴉 月詠
がなんの躊躇いもなくズンズカと
野菜原 ユウ
の部屋へ入っていく。
「バナナニャ。これみよがしに飾ってあるバナナにあるニャ」
ヒントは一言『ウッキー!』である事、考えるまでもなくそれが好物であるバナナか、そのものである猿か。
月詠は目星をつけてベッドの下をまず見る。
ジャングル状態な部屋の中、明らかにジャングルとは関係なくバナナも猿もいなそうなそこを。
既に見抜いているお宝はとりあえずおいておくとして、そうつまり、『ユウにとってのお宝』の目星である。どうやら本日、1つ残らず見つかる運命にあるようだ。
人が来ても問題無いよう見つからないフリなんてしちゃったりしつつ、萌が取りこぼした某本たちをあえなく見つける。
すると月詠は、それらを処分するどころか、きちっと整頓してはご丁寧にくつろぎ用テーブルと思われる、その中央にデーンッと置いたのである。
「戻ってきた時が楽しみニャ」
難なく本来のお宝クッキーを手にしては、真顔ながらもどこか満足そうにその部屋を後にした。
◇ ◇ ◇
さてその部屋主が今どこにいるかというと。
「にゃーーーっはっはっは! 世に生まれた芸術品同士、引き合う運命だったんだね!」
「うを! なんか今にも眩しくなりそうなその顔は……っ」
すやすやにゃんこなぬいぐるみを抱っこして回って居れば、程なくして高々と天に掲げられた
花椿 涼太郎
の両手の中には、桜の花びら型クッキーがしっかり収まっていた。
飛び切りのキラキラ笑顔でゲット宣言をしているそこへ、寮生である
野菜原 ユウ
が通りがかった。
「あ。こんにちは野菜原くん! いつぞやの美しき迷い子こと花椿涼太郎だよ!」
「おーっす。桜花寮へいらっしゃいだぜー♪」
動くと何か事件が起こるからなるべくそこ(受付)に居て! と仲間に言い渡されているらしいユウが、しかして大人しくしているわけもなく。
手持無沙汰極まって、うろうろとオープンスペースまでやってきたとかそんな次第。
涼太郎、ふとパンフレットやマップを広げ、その次にはユウの顔を見つめると。
「そういえば、野菜原くんも桜花寮生だったよね! 良かったら、お部屋覗かせていただきたいな☆」
「お安い御用だぜぇ! ばっちりお宝も隠してあるし、んじゃ案内するな」
「よろしく!」
かくして、涼太郎とユウは某ジャングル部屋へと向かうのだった。
そこに悲劇だか喜劇だかが待ち受けているとは、トンと知る由もなく……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月29日
参加申し込みの期限
2018年01月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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