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■
七峯 凜乃
VS
鷹虎 龍獅
星ヶ丘にある、とある建物。
その地下には会員制の秘密クラブがあり、通常のバトルでは物足りない者達のために、夜な夜なよりハードなバトルが開催されている。
(他人に指図される喧嘩なんざ御免だがよ……負けるのはもっと性に合わねぇんだよ)
金髪をオールバックに整えた小柄な少年――
鷹虎 龍獅
が苛立つように黒い瞳を歪ませた。
鉄格子で四方を囲まれたリングの中。固いアスファルトを鎖のついた愛用の木刀で小突く。
「……ったく、あいつ、遅えんだよ」
台詞だけ聞けば恋人を待つ彼氏のようでもある。が、ここはルール無用の真剣勝負が行われる場所。周りには血を見たくてしょうがない観客達が集まっている。
すると、観客達から歓声が上がった。
七峯 凜乃
の登場だと容易に解る。
「邪魔だ、どきな」
眉間に皺を寄せ、エキゾチックな褐色肌の凜乃が周りを睨めば、リングまでの道がスッと開ける。
武器も持たない凜乃が鉄格子の中へと入場すると、改めて歓声が沸き起こった。
「さあ、賭けろ!」
凜乃が叫ぶ。
「勝つも負けるも、愉しく闘れりゃ同じ事さ。なぁ、龍獅」
「……そだな」
そう言うと、龍獅はポケットから煙草を取り出し咥え、ライターで火を点けた。煙草の先端から一筋の煙が上がる。
その瞬間、凜乃が動きだした。龍獅に向かい走る。
(……てめぇがその気なら)
龍獅は懐から酒瓶を取り出した。そして酒瓶に煙草を入れる。途端に酒瓶の中は青い炎を発し始め。
「おい、アイツらもうおっぱじめてやがるぜ!」
まだ開始を伝えるゴングが鳴らされる前だと言うのに、既に闘いは始まっていたのだ。
龍獅は向かってきた凜乃へと大きく酒瓶を振り下ろした。
「龍獅にしては派手な演出じゃねぇか」
凜乃がクルリと回転し、勢いを付けた回し蹴りでその酒瓶を蹴り割った。
「喜んで貰えたようで何よりだぜ」
凜乃の足は酒瓶を蹴った影響で火傷を負う。激しい痛みを伴っているはずなのに、その表情は何事もなかったかのように涼し気で。
「お前のその黒髪を焦がしてアフロにしてやりてぇもんだったんだけどよ!」
木刀を構える龍獅。その時、己のシャツの腕がザックリと切られ、ドクドクと血が流れ出していることに気づいた。
龍獅が凜乃の火傷した足、また靴を見る。彼女の踵部分にキラリと光るものが見えた。
「……隠し刃か」
「ったく、火炎瓶なんて使うから外れちまったじゃねぇか。本当ならあんたに土産話を作ってやりたかったんだがねぇ。『俺のタマがシュラスコになっちゃったよぉ』っってなぁ!」
そう言う凜乃の視線は龍獅の下半身の中心を見る。
「別にタマの一つや二つ惜しくなんてねぇよ!」
勢いを付けて龍獅が木刀を振るう。凜乃は足で木刀を薙ぐように応戦するも、重みのある木刀は凜乃の足に衝撃を与えた。
更に、龍獅の木刀は容赦なく凜乃の火傷跡を叩く。
(……くッ……)
打たれながらも凜乃は龍獅へと向かい、龍獅の身体を掴もうと試みる、が。
「初めからリーチの長さが違うんだよ!」
向かってくる凜乃に、龍獅は木刀についた鎖部分を鞭のように振るった。
(……ちっ)
重みのある鎖が凜乃の筋肉質な肢体を鋭く叩く。
(いつのまに力付けてんだ、あいつ……)
錘のついたスパイクブーツで攻撃を加えようとするも、木刀によって阻まれ。またキックの反動で体勢が崩れた所に、更に龍獅の攻撃が容赦なく凜乃へと叩き込まれていく。
「がッッ……!」
口の中が切れ、凜乃の口から血反吐が飛んだ。
「おらおらおらぁぁッッ!」
龍獅は更に木刀で叩きつけ、遂に凜乃は床へと転がった。
そんな彼女の頬を思い切り踏みつける龍獅。
「おいおい、どーしたんだ? 威勢がいいのは最初だけじぇねぇか」
龍獅はそう言いながらも内心では
(これだけボコられてるのに、目の力強さが消えねぇ……やっぱり怖い女だぜ)
顔を踏まれても、口から血を流しても尚、龍獅を睨み付ける凜乃に恐怖すら感じ。
(自分のろっこんがある。だからお互い負けた所で死にやしねぇ)
龍獅のろっこん『タイマンTHEヒーリング』は勝負に負けた者の傷を癒す。
だが逆に言えば、勝者は傷を負ったまま。
(なら。俺が勝てば、こいつの傷は……)
自分こそが勝者でいたい。
龍獅がそう考えた瞬間、凜乃は龍獅の思考の隙を付いて彼の血に濡れた木刀を力強く握った。
そして精一杯に力を振り絞り、木刀を軸に身体を回転させ、龍獅の足から離れる凜乃。
「ちっ」
龍獅が身を翻すも、凜乃は素早く身体を回転させ、刃の入った踵を遠慮なく龍獅に振るった。
「ぐあッッ」
鈍い痛みが龍獅の下半身を襲う。明らかに男のシンボルに刃が食い込んだ模様。男の観客達から呻き声が上がる程。
「ははっ。なぁにサオが落ちたわけじゃねえんだぜ。すぐくっつくだろ、ははは!」
痛みは勿論、男性機能を破壊されかけたこと、更にあれだけ攻撃されても機敏に動く凜乃の姿に龍獅は静かに衝撃を受けた。
だが、負ける訳にはいかない。
「てめぇの息の根止めてやらぁ」
またしても龍獅は鎖を鞭のように振るい凜乃の身体を叩き、痣を作っていく。
「はん! こんなの見切ってんだよ!」
鎖の軌道を読み、当たった場所が痛むことも恐れず、凜乃は龍獅から振るわれた鞭をギリリと掴んだ。
綱引きのように、お互いが向き合い力をかける。間には一本の鎖。
「今度こそ、そのサオ切り落としてやろうか?」
不敵に笑う凜乃。
「まったく、もうちょっと恥じらいを覚えやがれ」
「はぁ? この世界でなら、目一杯ヒールをやってやるぜ」
「ヒールだと?」
龍獅の目がギラつく。
「言っておくが俺は時代が違ってたら、モヒカン頭でヒャッハーしてる自信があるぜ? たかだかヒール如きが勝てるわけねーだろうが!!」
そう言うと、龍獅は更に力を込め、鎖を引いた。凜乃が身体ごと引っ張られてくる。
が、それも作戦の内だった。
抱き付くかのように身体を預けてくる凜乃の姿に若干困惑しながらも、膝蹴りを喰らわせようとする龍獅。
が、それよりも早く凜乃は龍獅の首に手をかけた。
そして勢いに乗せて龍獅の首をギリリと締め上げ。そのまま身体を回転させ、一本背負いの要領で凜乃が龍獅を地に投げつけた。
「がッッッ」
そのまま、凜乃は龍獅の首を絞め続ける。
必死に抵抗を試みるも、凜乃の力は強い。
酸素が薄くなる中で龍獅の手が闇雲に動く。すると、凜乃の衣服に手がかかったようだ。
更に、観客からどよめきが起こったかと思えば……どうやら凜乃の褐色の胸が露わになったようだった。
「てめ……え、少しは、恥じらえ……」
「へばってんじゃないよ、くたばる前に一度くらいはイイ思い、させてやってもいいんだぜ?」
ギリギリと龍獅の首を締め上げる。
見せつけるように、その胸を龍獅の頬へ押し当てた。
「……堂々とし過ぎて、色気、半減だぞ…?」
龍獅の顔から血の気が抜け……ついに、龍獅の身体から力が抜けた。
「むしろ、焼き付いただろ?」
龍獅の首から手を離し、凜乃は立ち上がろうとする……が、全ての力を込めて締め上げたこともあり、凜乃は立ち上がるも……フラリと倒れ。
彼女の身体は龍獅の身体に重なるのだった。
胴元が二人に近寄り、こう宣言した。
「凜乃、龍獅、ドロー!!」
倒れた2人の表情はどこか笑みさえ浮かべているようであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月06日
参加申し込みの期限
2017年12月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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