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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
ネコジマ ゴー ファイト!
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■
椎井 莉鳥
VS
サキリ・デイジーカッター
勝負は、一瞬だった。
モヒカンの大男が前のめりに倒れると、一瞬の沈黙の後に歓声と溜息であたりは騒然となった。
「勝者、莉鳥!!」
ここは、寝子島シーサイドタウン駅の程近く。
熱気と共に多くの群衆がバトルを観戦しに集まっていた。
倒れた大男の前に静かに立つのは、モスグリーンのタンクトップに黒のカーゴパンツ、という軽装な出で立ちの黒髪の少女――莉鳥。
汗をかくどころか、呼吸も乱さずに莉鳥は胴元から報酬を受け取った。
「ひゃー、莉鳥ちゃん今日も瞬殺だねぇ」
鉄球片手に襲い掛かる大男を相手に、莉鳥は軽やかなステップと共に男の急所を狙い攻撃、そして勝った。
(……呆気ない)
威勢が良いだけで準備運動にもならなかった莉鳥の相手にそっとため息をついた。
表向きは健全に高校に通い、陸上部で汗を流す女子高生である。
が、莉鳥は純粋に己の力を試す為だけにこうして闘いに興じている。
(もっと、骨のある相手はいないものかしら)
「彼女、そんなに強いのか」
莉鳥を囲む群衆の中に、一人の少年が居た。銀色のセミロングの髪を持つ少年は、赤い瞳を莉鳥へと向けたまま隣の男へ問う。
「あぁ、ただの女子高生と甘く見てもらっちゃぁ駄目だぜ、兄ちゃん」
なぜか得意げな男の脇を通り、サキリは莉鳥の前へと進み出た。
莉鳥はサキリに気付くも、その表情に変化はない。
「さっきの戦い、呆気なさ過ぎたよね。僕、飛び入りで参加させて貰おうかな」
穏やかに笑みを浮かべるサキリの登場、そして挑戦の言葉に観衆から驚きの声が上がった。
「莉鳥、いけるか?」
胴元が莉鳥へと問えば。
「問題ないわ」
コクリと頷く莉鳥に、怒号のような歓声が上がる。
胴元の元から掛札が配られていくのを、サキリも莉鳥も冷静な眼差しで見つめていた。
かつて裏社会に身を置き、戦いに明け暮れていた日々を過ごしていたサキリ。
(戦うのも久しぶりだね)
手首や脚首を回し、呼吸を整える。
足を洗ってカタギとなった今では、めっきり他人を攻撃することは無い。
穏やかに暮らす、平穏な日々。
だが、この日見た莉鳥の闘いはサキリの戦闘本能に訴えかけるものだった。
(昔の血が騒ぐって、こういうことか)
見物するつもりが、あまりにも華麗で的確な攻撃を放つ莉鳥の姿に、サキリの心は踊ってしまい。
(あの頃でも、ここまで骨のある相手に出逢えなかった)
莉鳥は身長はあるものの線は細く、動きを見る限り身軽なタイプに見える。
本来、サキリの武器は刃物ではあるが、今回は飛び入りということもあり莉鳥同じく素手での戦闘方法を選んだ。
(……面白くなりそうだ)
準備運動を終えたサキリが目の前にいる莉鳥に視線を流せば、彼女もまた無表情にサキリを見つめる。
そして、ついに試合のゴングが鳴らされるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月06日
参加申し込みの期限
2017年12月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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