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<月華>悲しきアイに終止符を
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*:*:*:*
「うわぶしゅっ?! はっ、走り難いのだぁ!」
思いっきり顔面から転び、口に入った砂を吐き出しながら
後木 真央
が進む。そんな彼女は何度も何度も転びそうになりながら走り、いつの間にやら背中に風を感じた。ふと振り返ると真央の背中から、真っ赤な翼が生えていた。彼女は朱雀族に変身していたらしい。
いつしか背中の翼が風に乗り、身体が浮き上がる。それに気づいた真央は、渡りに船だ、と言わんばかりに砂を蹴った。
「これなら敵も関係ないのだ。帳ちゃんとお話に行ってくるのだ」
真央は火の粉を零しながら翼をはためかせ、帳へと向かう。それを見た刀は「おいっ!?」と思わず声を上げ、追いかける。
「任せたわよ。こっちはこっちで楽しませてもらうから」
尾鎌 蛇那伊
はそう言って天狼族特有の耳をぴくり、と動かしてから見送る。彼の周りには既に鹿型の魔物が襲い掛かってきていた。それをそつない動きであしらう。
そんな彼の側には月長石の戦斧と棒手裏剣を持つサキリの姿があった。彼は朱雀族特有の赤い翼を広げた。
「尾鎌、僕はあっちから仕掛けるよ。打ちもらしたらそれも頼める?」
「お易い御用よ、サキリちゃん」
だから、いってらっしゃい、とウインクする蛇那伊。サキリは乾いた風に翼を広げ、ある高さまで上がる。と、全速力で急降下を始めた。しかも減速は考慮されていないから躊躇いが無い。戦斧と落下速度を生かした強烈な斬撃が魔物たちを襲う。月長石の戦斧が淡く輝き、触れた魔物は音を立てて消滅する。
しかし、敵も負けてはいない。静かに忍び寄る蛇型の魔物が、数体も蛇那伊へと襲い掛かる。砂を行く進軍の音、戦いの音によって気配を分断され、蛇那伊が気づいたのはあと1,2歩という距離まで来たときだった。
「! 厄介な子たちね!」
蛇那伊が下がって体制を整えれば、治癒のためにいた紫が長刀をふるって屠る。先頭に向かないとは解っている。だが、今はそういっている場合ではない。
「大丈夫?」
紫がそれとなく蛇那伊の傷を癒し、問いかける。その間に、サキリはもう一度上空からの攻撃を行っていた。
「みんな、進め! 進むんだ!!」
サキリが叫ぶ。そして、蛇那伊が鹿型の魔物をカウンターで倒しながらにっこりと笑う。陽太は眼鏡を正し、召還した亀と共に先を急ぐ。ろっこん『CCC』で操作した粘土細工アニマルズと視界共有する事で偵察を行い、仲間を連れて行く。彼の前を行く味方は、真央だけだ。
(真央ちゃんお姉さん、大丈夫かねぇ……)
陽太と共に行く瑠樹が不安げに真央を見る。真央は飛び跳ねる鹿型の魔物を器用に避けながら帳の元へ急いでいた。
「足元が悪いが、四の五の言ってる場合じゃないネ☆」
何時もの調子で武道がウインク。ただ、白虎の姿である。彼はもふもふの前足で魔物へとろっこん『スイ・マー』を種族の力を上乗せして放ち、麻痺させていた。
影の魔物からの攻撃の1つ1つが重く感じる。傷ついた部分が青黒くなり、身体が痛む。それでも、歩みは止まらない。
「さあさあ、じゃましないでくださーいっ!」
美咲紀は朱雀族の翼を広げ、炎で鹿型の魔物を焼く。と、その真上に魔物が落ちてきた。亮が青龍族の力で重力を操り、密集した敵を上空に飛ばしていたのだ。
「敵を全滅させる必要はない。道を作るんだ!」
修が叫びながら自転車のグリップを握る。分けてもらった多めの聖水を大瓶に映して自転車に固定し、チャンスをうかがう。そんな彼を襲う魔物を、遥斗が結界を張って修を庇う。
「すまない」
修が礼を言うと、遥斗はこくり、と頷いて周囲を警戒する。肩に乗せた亀は、蛇を見つけたら遥斗に知らせるよう伝えてある。
(俺のろっこんの射程までは、まだ遠いな)
遥斗は持ち出した愛用の竹刀を握り締め、遠くを見る。視線の先、顔の半分を赤い仮面で覆った帳が、祭壇の前でなにかを唱えていた。
(愛憐殿の本心は、どこなんだろうな)
ふと、そんな事を思っていると肩に乗せていた亀が反応した。
魔物の群は、連合軍をつぶさんと襲い掛かる。
傷つきながらも進軍する様子に、帳は内心で舌打ちし、詠唱に集中した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月30日
参加申し込みの期限
2018年05月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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