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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【星幽塔】第一階層 星祭りの夜
Ｂａｒアストラルはいつにもまして賑やかだった。
今日は年に一度の星祭りなのだ。
金色のポニーテールのリリエル・エーテライトも、さっきまでＢａｒアストラルで忙しく働いていた。
星幽塔では子供もお酒を飲めるので、酒場で働くことも問題ない。
だが今は許可をもらって友達のメリィ・ランページと祭りを見に出かけた。
「わぁ♪お祭り盛り上がってます！」
「すっごーい！ ワクワクする！」
虎の獣人のメリィが黄色い猫目を輝かせる。メリィはリリエルと同じ１４歳。年齢にしては外見が幼いが、気にしてはいない。
「メリィちゃん、まずはどこから見ていきましょう？ あ！ あっちで美味しそうな料理配られてます！ まずは何か食べましょう！」
「んー、そだね。おなかすいちゃったー！ 食べよう食べよう！！」
「サンドイッチに果物、蟹もありますね！ 目移りしちゃいます♪」
青い瞳を輝かせ、天使のような白い羽をパタパタさせるリリエル。
「おぉー……ヨダレが出てきそう……とりあえず、美味しそうなものは……」
食べて食べて食べまくる！ メリィである。
そして二人は虹色の飲み物を見つけた。
「お？ なにこれなにこれ。綺麗な飲み物だねー」
「綺麗ですね、どんな味がするんでしょう？」
「リリエル、飲んでみようよ！」
虹色の飲み物は美味しくて、なんだか気持ちよくなって。
「って、あれ……？ メリィちゃん、大きくなってます！」
「ええっ？ リリエルちゃんが小さくなってるんだよお」
メリィは２０歳くらいのグラマーお姉さんに。
リリエルは８歳くらいの小さな女の子の姿に変わっていた。
「すごーい、メリィちゃんかっこいいです！」
「リリエルちゃんは……かわいい☆」
二人でお互いの姿に見とれていると。声が聞こえてきた。
「魔法のステッキ貸し出します～。魔女に変身して、花火も上げられますよ」
声のするほうを見ると、魔女の姿のお姉さんが屋台の前に立っている。
「あ、あそこでは魔法のステッキを貸し出してるみたいです！ メリィちゃん、私達もステッキを借りて遊びましょう♪」
「魔法のステッキ！？ほー……！！ うんっ、遊ぶ遊ぶ！」
大人の姿になっても、面白そうなことに興味津々なのは変わらないメリィ。
さっそくステッキを借りて、振り回す。
「よーし、魔女っ子メリィにへーんしーん！！」
とんがり帽子におへそが出ている黄色い魔女服、セクシーに変身だ。
「えへへっ」
リリエルもステッキを振って変身。
「えへへ、今日の私は魔女なのです！ えーい！」
大き目の魔女帽子、魔女服の袖が少し長い、可愛らしい魔女に変身だ。
「どんな花火にするかイメージして杖を振れば、その形の花火が打ち上げられますよ」
魔女のお姉さんの説明に、
「メリィちゃん、ちょっと上の方に飛んでみましょう！ そして空のキャンバスで花火で色々描いてみましょう♪」
「リリエルの意見に賛成ー！！ 描こうー！」
二人は箒にまたがり空へ飛びあがった。
「おぉ、いい景色だー……！！」
空からは町の夜景が一望できた。
だがこの程度の灯りでは、星祭りには物足りない。
「ふふ、上で花火をあげれば見晴らしもばっちりです！ さーて、どんな花火をあげてみましょう？」
「ふふー、打ち上げ日和ってやつだね！ あたしもやるー！」
二人は街を見下ろしながら考える。
「どんな花火にしよっかなー。そーだ！ お星様の花火とかいいなあ！ シンプル・イズ・ザ・ベストだ！」
まずはメリィがステッキを振ると、星の形の花火が上がった。
「猫さんの形の花火に犬さんの形の花火……そうだ、鳥さんの形の花火もやってみましょう！」
隣ではリリエルがステッキを振る。
「わぁ！ 出した花火が生きてるように動いてます！」
「おおおぉ！ 動いてる動いてるー！！ すっごーい！！」
生き生きと動く花火に猫目を輝かせ、しっぽをぴょこぴょこさせるメリィ。
「あっ。アザラシの花火とかもいいかも！ ……食べ物の花火とか？」
じゅるり、よだれを飲み込みながら、メリィはステッキを振る。
夜空に打ちあがったアザラシの花火が、魚の花火を追いかけて動き出す。
「メリィちゃんの出した花火も可愛いですね！ よーし、二人で夜空を花火の動物園にしちゃいましょう！」
「さんせーい！ リリエルメリィの、花火動物園の開園だーっ！！」
今日は年に一度の星祭りなのだ。
金色のポニーテールのリリエル・エーテライトも、さっきまでＢａｒアストラルで忙しく働いていた。
星幽塔では子供もお酒を飲めるので、酒場で働くことも問題ない。
だが今は許可をもらって友達のメリィ・ランページと祭りを見に出かけた。
「わぁ♪お祭り盛り上がってます！」
「すっごーい！ ワクワクする！」
虎の獣人のメリィが黄色い猫目を輝かせる。メリィはリリエルと同じ１４歳。年齢にしては外見が幼いが、気にしてはいない。
「メリィちゃん、まずはどこから見ていきましょう？ あ！ あっちで美味しそうな料理配られてます！ まずは何か食べましょう！」
「んー、そだね。おなかすいちゃったー！ 食べよう食べよう！！」
「サンドイッチに果物、蟹もありますね！ 目移りしちゃいます♪」
青い瞳を輝かせ、天使のような白い羽をパタパタさせるリリエル。
「おぉー……ヨダレが出てきそう……とりあえず、美味しそうなものは……」
食べて食べて食べまくる！ メリィである。
そして二人は虹色の飲み物を見つけた。
「お？ なにこれなにこれ。綺麗な飲み物だねー」
「綺麗ですね、どんな味がするんでしょう？」
「リリエル、飲んでみようよ！」
虹色の飲み物は美味しくて、なんだか気持ちよくなって。
「って、あれ……？ メリィちゃん、大きくなってます！」
「ええっ？ リリエルちゃんが小さくなってるんだよお」
メリィは２０歳くらいのグラマーお姉さんに。
リリエルは８歳くらいの小さな女の子の姿に変わっていた。
「すごーい、メリィちゃんかっこいいです！」
「リリエルちゃんは……かわいい☆」
二人でお互いの姿に見とれていると。声が聞こえてきた。
「魔法のステッキ貸し出します～。魔女に変身して、花火も上げられますよ」
声のするほうを見ると、魔女の姿のお姉さんが屋台の前に立っている。
「あ、あそこでは魔法のステッキを貸し出してるみたいです！ メリィちゃん、私達もステッキを借りて遊びましょう♪」
「魔法のステッキ！？ほー……！！ うんっ、遊ぶ遊ぶ！」
大人の姿になっても、面白そうなことに興味津々なのは変わらないメリィ。
さっそくステッキを借りて、振り回す。
「よーし、魔女っ子メリィにへーんしーん！！」
とんがり帽子におへそが出ている黄色い魔女服、セクシーに変身だ。
「えへへっ」
リリエルもステッキを振って変身。
「えへへ、今日の私は魔女なのです！ えーい！」
大き目の魔女帽子、魔女服の袖が少し長い、可愛らしい魔女に変身だ。
「どんな花火にするかイメージして杖を振れば、その形の花火が打ち上げられますよ」
魔女のお姉さんの説明に、
「メリィちゃん、ちょっと上の方に飛んでみましょう！ そして空のキャンバスで花火で色々描いてみましょう♪」
「リリエルの意見に賛成ー！！ 描こうー！」
二人は箒にまたがり空へ飛びあがった。
「おぉ、いい景色だー……！！」
空からは町の夜景が一望できた。
だがこの程度の灯りでは、星祭りには物足りない。
「ふふ、上で花火をあげれば見晴らしもばっちりです！ さーて、どんな花火をあげてみましょう？」
「ふふー、打ち上げ日和ってやつだね！ あたしもやるー！」
二人は街を見下ろしながら考える。
「どんな花火にしよっかなー。そーだ！ お星様の花火とかいいなあ！ シンプル・イズ・ザ・ベストだ！」
まずはメリィがステッキを振ると、星の形の花火が上がった。
「猫さんの形の花火に犬さんの形の花火……そうだ、鳥さんの形の花火もやってみましょう！」
隣ではリリエルがステッキを振る。
「わぁ！ 出した花火が生きてるように動いてます！」
「おおおぉ！ 動いてる動いてるー！！ すっごーい！！」
生き生きと動く花火に猫目を輝かせ、しっぽをぴょこぴょこさせるメリィ。
「あっ。アザラシの花火とかもいいかも！ ……食べ物の花火とか？」
じゅるり、よだれを飲み込みながら、メリィはステッキを振る。
夜空に打ちあがったアザラシの花火が、魚の花火を追いかけて動き出す。
「メリィちゃんの出した花火も可愛いですね！ よーし、二人で夜空を花火の動物園にしちゃいましょう！」
「さんせーい！ リリエルメリィの、花火動物園の開園だーっ！！」
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年12月03日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年12月10日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年12月10日 11時00分
