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H・A・G・E~スキンヘッドの逆襲~
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「杏、元気にしてたかい」
「お兄様!」
矢萩 杏
はやっと会えた、兄である
矢萩 刃
の姿を見て、表情をぱっと明るくした。眩しい笑顔が刃の心を澄ませる。しかし、杏は、
『もうすぐ高校生になるのに兄妹でお風呂に入って、しかも髪を洗わせてるなんて、淑女としてはちょっと……』
という従者の言葉を思い出して、しょんぼりと肩を落とした。それを元気づけるように、刃は杏に笑顔を向ける。
「今日も杏は究極的に可愛いね。俺の天使」
「や、やめてくださいまし」
それに杏はツンと返す。刃はさらに彼女の髪に触れ、その美しさを褒めた。
「特にこの金髪、一種の美の極致と言っても過言じゃないね」
「お兄様、恥ずかしいですわ!」
その手を剥がして、杏はこう言う。その顔は赤く染まっていた。
「私は自立した立派な淑女になるんですの! も、もう……甘えませんことよ!」
そんな言葉を受けても、刃は笑顔で杏を見守っていた。杏と刃は近況を語り合うも、その途中で杏が、
「そういえば、最近この曲に嵌っているの。知っていますか、お兄様」
と、『鰤と虎』の『トクトー行進曲』を歌いだす。すると、その曲に反応してHAGEバッジを胸にしたスキンヘッド団の男たちが群がってくる。
「……って、何ですの! この残念な御ハゲな方々は!?」
その言葉が決定打となり、杏の頭にスキンヘッド団の魔の手が伸びた!
「きゃあああ!」
「杏!」
杏を守るべく他のスキンヘッド団員と交戦していた刃は、その死角からの攻撃に気付けなかった。杏の美しい金髪が、スキンヘッド団の頭にさらさらと生えていく。その代わり、彼女の頭からはそれが失われていった。満足げなスキンヘッド団員を殴り飛ばしつつ、刃は杏をひしと抱き締めて物陰に寄せた。
「ああ……私の自慢のドリル縦ロールが……お兄様に褒められた唯一自慢の金髪が……」
つるつるになってしまった頭に触れては、涙を流す杏。泣き腫らした瞳を、刃は拭いてやった。杏は尚も涙を零し続ける。
「うう、こんな頭ではお兄様に嫌われてしまいますわ!」
そんな杏の頭を、刃は優しく撫でた。のみならずその瞳をしっかり見つめて、口を開く。
「杏…確かに君の金髪は最高に美しい」
刃の言葉に、杏はさらに声を上げて嘆く。刃はまた涙拭いてやりながら、続ける。
「でもね、俺が杏を大好きなのは、杏が金髪だからじゃない」
杏の涙がぴたりと止まったのを見て、刃は微笑みかけた。
「俺は『矢萩杏』という人間が大好きなんだ」
杏の頭をもう一撫でして、刃は彼女の背をとんとんと優しく叩いた。
「だから例え禿げてても俺は杏の事が大好きだよ」
「お兄様……!」
杏は刃の言葉に感激して、今度はうれし涙を流した。兄の愛を感じながら、杏は刃を強く抱きしめる。
「……やはりお兄様は優しいですわ……! 大好きですわ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月11日
参加申し込みの期限
2017年12月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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